ダサい大人の見本市
ひゃっはー!
出し抜いてやったぜ!
ざまーみろい!
法の目をかいくぐって目立ってやったぜーい!
みたいなことですか。都知事選。
ぜんぜん面白くないけど。
ってか、出し抜いちゃったりかいくぐっちゃったりするのは内緒じゃないと、そんな人誰も信用しないのに、得意げなのがむしろダサイ。
でもちゃんとインフルエンサーが釣られてコメント付きリポストしちゃったりしてね。
やれやれだ。
あの例のつばさの連中とかもそうだけれども。
確信犯で選挙という巨大な情報をハックしに来ているわけで。
どこまで付き合うんだ?みたいなことが平然と起きている。
出し抜くっていうのが利口だという価値観がいつの間にか定着してる。
半沢直樹とかさ、出し抜くよね。
出し抜かれた方が完敗だって下を向くわけです。
それでいいんだっけ?
正々堂々やるほうがバカなんだっけ?
出し抜かれて負けることはあっても、完敗だったっけ?
ヌードの選挙ポスターで、出し抜いたぜって思ってるのかな。
おかしな立候補者なんか別に昔からいたんだけどね。
まだ風情があったような気がするよ。
何だこの人、しょうもねぇなぁって笑っていられた。
それはおかしな人なりに真剣に立候補してたからなのかな。
今は選挙に勝ちたいっていうより、目立ちたいわけでしょ。
自分たちの支持者を少数でも良いから集めたいとかでしょ。
なんだったらフォロワーとか登録者とかを増やしたいとかでしょ。
なんかドン・キホーテのような愚直なアレじゃないもんね。
結局さ、法の目をかいくぐっちまえば許されるっていう価値感だよな。
法律で禁じられていないから問題ないっていう。
それがまかり通っちゃっている。どこもかしこも。
政治家から、その辺のあんちゃんまで、そんなこと考えてる。
倫理観なんかなくて、コンプライアンスだけが独り歩き。
法の目をかいくぐって、炎上を避けて、うまいことやろうとする。
旭川のガキが調子に乗るわけだよ。
かいくぐるな。
出し抜くな。
法に触れるとしても信念があるなら堂々としろ。
人間としてどんな人間になりたいのかだろうよ。
みっともねぇ大人になんかなるもんかって思ってたけどな。
おちゃらけてすべっている候補者たちと。
対立候補のネガティブキャンペーンとが毎日のように繰り広げられる。
税金を使った盛大な醜い大人のプロモーションみたいだ。
愚直にさ。進むことだよ。一歩ずつ。
そこに価値がないような雰囲気を消してやることだ。
選挙ポスターなんか枠が足りないのでやめちゃいますでいいんだよ。
サイトを作ったのでそちらでご確認くださいでいいじゃんね。
看板立てる業者の利権とかあるかもしれないけど、よっぽど安く作れるし。
その代わり、都知事選をやるっていうポスターは何倍にも増やしてさ。
QRコードつけたチラシもばらまいてさ。
最後は愚直である人が結果を出せればいい。
あいつらなんか完全にシカトすればいい。
ダサい連中に触れるとダサくなるからさ。