Choro Triste No.1
ガロートの“Choro Triste No.1”
(別名:Tristezas de um Violão)だけれど、
一般的には2つのバージョンがあり、
1950年と1955年の録音で知られている。
1950年版はエレキ・ギターで
少しスチール・ギターのーような余韻。
1955年版はアコースティック・ギターで、
パウロ・ベリナティのバージョンよりも
よりスローで、しっとりとセレナーデ感漂う演奏。
もう一つ、ベリナティが採譜した時に
参考にした音源と言うのがあって、
それは1950年にRonoel Simões氏がプライベート録音したバージョンだ。
Ronoel Simões氏は蒐集家として
色んなギタリストの演奏を
私家録音しまくっていたらしい。
そのコレクションには、
アグスティン・バリオスやカニョート等も含まれていると言う。
(これってカニョート・ダ・パライーバのことなのかな?)
https://centrocultural.sp.gov.br/ronoel-simoes-a-singularidade-do-violao-brasileiro/
ガロートのもう一つのバージョンや
バリオスの演奏、聞いてみたいなあ。