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好きな事で生きていく【大きな罠】行いは自分に返ってくる

こんにちは、転職活動中の皆さん。
私は業界未経験からWeb業界のマーケターに転職した平凡な社会人です。
平凡な人向けに、転職成功の裏話、初歩の初歩を発信しています。
少しでもお役に立てましたら幸いです。

本記事では、好きな事で生きていくの末路について紹介します。
最後までぜひ読んでいただけたらと思います。

0.1 読んで欲しい読者の層

この記事は、
「働く=この世の終わり、我慢すること、お金をもらえる手段」と考えている人たち、何をどう頑張ればいい正直わからない人たちを対象にしています。
もちろん転職中の方にも大いに役立ちますのでぜひ見て頂けたら幸いです。

0.2 伝えたいメッセージ

行いは自分に返ってくる

私も20代の頃、「働く=この世の終わり」何をどう頑張ればいいのかわからないという感情に襲われていました。

しかし、その中で見つけたのは「仕事は単なる働き手段ではなく、自分自身を実現する手段である」という考え方でした。

20代はまさに自己発見と挑戦の時期です。
恐らく読まれている方はイマイチ
ここがピンとこないのかなと思います。

分かりやすくお伝えするために
2つの物語形式で進めます。
長ーいですが、騙されたと思って最後までお付き合いください。
皆さんの成功の一助になればと思います。

1.1 社会の仕組み(良い循環)

28歳のあなたは代理店でB TO Bのビジネスを手がけ、まだ半年の見習い社員として雑務に従事しています。しかし、ある日、自らの未熟さを上司に伝え、「私を担当にしてください」と志願します。これがきっかけで、あなたは雑務から抜け出し、お客様の売上を伸ばす責任者に選ばれることとなりました。

上司と協力し、売上を上げるために奮闘。その結果、売上を伸ばしお客様の喜びに繋がります。
お客様の上には上司、更にその上には役員がいる構造。お客様も、あなたの成果によって安心し、企業全体に良い影響をもたらします。

役員も喜びます。売上の上昇は企業の成長を促し、知名度向上やボーナス支給の余裕が生まれます。そのボーナスによって、お客様の社員たちは喜び、家族との時間を充実させたり、夢を実現させたりします。

そして、役員はもっと会社の成長のために、あなたの会社との契約を継続、もしくは新たな追加依頼をするでしょう。あなたの会社への依頼を、リターンが見込める投資と判断してくれています。

そうなると今度はあなたの会社の上司が喜びます。会社の知名度がより上がったり、売上の利益の分を会社のIT化に回せたり、社員に多くのボーナスを支払えるからです。

そして会社の成長に貢献してくれた社員にボーナスをいっぱい与えたいと、正当な理由であなたはボーナスをいっぱい受け取ります。

そして、相手の会社が追加依頼した案件をあなたが受けることで、また新たな自己成長、できることを増やせるチャンスを貰えました。

あなたの奮闘によって、お客さん、上司、あなた自身、全員に利益をもたらす良い循環が生まれたのです。

そんなサイクルを数年して、仕事をいっぱいこなしてきたあなたは、転職による給料の増加やスキル向上が現実となり、将来へのチャンスが広がっていきました。

それに加え、もう少し定時で帰れる仕事を探したい、在宅でできる仕事を探したいと思い、転職を決意しました。面接を受けたところ、面接ではあなたの頑張りを評価してくれて、転職も成功しました。

『解説』
全部自分に返ってきます。お客さんも喜ぶと、あなたの上司も喜び、この子にならもっと仕事を任せてみようかなとなります。そうするとまたボーナスも増えていきます。
市場価値・自己資産(スキル)もどんどん磨かれます。

1.2 社会の仕組み(悪い循環)

あなたは代理店でB TO Bのビジネスをしている28歳とします。
中途入社1年目ですが、中途入社半年の後輩と同じ雑務の仕事をしています。

そんなある日、半年の後輩が「まだ未熟かもしれませんが私を担当にさせてください」と上司にお願いしているところを見ました。

あなたは「働く=この世の終わりなのにアホか。所詮、仕事はお金をもらえる手段なのになんで自分で面倒事を増やすんだ?楽して稼ぐのが賢いんだよ。」と心の中で考えます。

上司も本当はあなたにお願いしたいのですが、嫌な仕事は振りたくないし、あなたは態度を表面に出す性格です。会社が悪い空気になってほしくないので、あなたには責任のある仕事は振りらず、リスクの低い事務作業を依頼していました。

あなたは雑務を2年続け30歳で雑務のスペシャリストになりました。
そろそろ結婚もしたいのに会社は給料を上げてくれないから、給料が多そうでホワイトそうな会社に転職を決意しました。

ですが雑務のスペシャリストという経験では、いい条件の企業から全然内定が貰えませんでした。内定を何社か貰えはしましたが、給料がいい会社ではありませんでした。

転職が叶わず、結局現在の仕事に留まることに。

しばらく勤めて3年後の33歳もう一度転職活動を再開。転職が叶わず、結局現在の仕事に留まることに。

しばらく勤めて3年後の36歳もう一度転職活動を再開。しかし同じ結果に。

2回転職活動に失敗して、ちょっとあなたは転職活動に疲れました。

労力にリターンが見合っていないので転職活動自体がめんどくさくなり、あなたは今の会社で定年まで勤めることに決めました。
そして40代に突入します。

上司は引き続き安定的な仕事を任せます。
そんなある日、会社からの異動の指示を受けました。

それは地方での田んぼの手伝いの仕事です。
日頃の雑務の丁寧さを評価してとのことです。

東京生まれ東京育ちの40代のあなたは今からわざわざ地方にいきたくないはずです。近くにコンビニがある街がいいはずです。

それにあなたは知っていました。
田んぼの手伝い部署は、あなたの会社の中では追い出し部屋、窓際部署だということを。
とても屈辱でした。
あなたは転職を決意します。

しかし、40代から正社員で雑務スペシャリストの仕事は見つからず。
土日勤務でもいいからと検索範囲を広げましたがそれでも見つからず。

本当に残るのは、いや〜な仕事内容の求人しか残っていないのと、地方の田んぼ仕事のどちらかという苦しい選択しか選べませんでした。

ふざけんな、何年も働いてきた社員にこの仕打ちは何だ。異動なんてするものか、絶対にやめてやる。そもそも上司は俺を指導する立場だったから注意できたはずだ。そうだ、アイツが職務怠慢で悪い。むしろなんでアイツも同じじゃないのか。何で俺だけこんな目に。
上司には退職前に文句を言ってやる。

おい、上司。
お前の教育が悪いせいで俺の人生が台無しだ。一生恨んでやる。

いいや、
僕は当時の君の意志を尊重しただけだよ。

幸せの価値観は人それぞれだし、今の時代では僕が上から植え付けるような指導をしたら洗脳とかパワハラになりかねないからね。

僕は当時の君の意志を尊重しただけ。
そんなことならこちらこそもっと早く言って欲しかったよ。

それと僕も本当は仲良くしたかったんだけどね。色々相談に乗ってあげたかったけどプライベート優先そうだったから、さすがに余計なお節介かなと思っちゃった。

最後に、
異動は会社の命令だから期日までによろしく。

その後、まあ地方の空気は美しいしのんびりな自分の性格には合っているかと思い、
退職はせずに地方に転勤しました。

おわり

『解説』
全部自分に返ってきます。面倒を避けていると選択肢がなくなります。
面倒を避けてきたからあなたの市場価値はちっとも上がらず、かなり低い状況だったので、転職はできませんでした。

終わりに

「行いは自分に返ってくる」
これは世の中がそういう仕組みだからです。
社会は合理的で残酷な世の中です。

採用する会社の人事も役員に詰められたくないので良い人材が欲しいですし、

役員も社員の生活を守るために、会社の成長に貢献してくれそうな人材が欲しいのです。

加えて、
「好きな事で生きていく」や
「幸せの価値観は人それぞれ」の世の中。

この物語では、スキル向上やキャリアの構築が難しく、結果的に選択肢が少なく厳しい状況に陥っていくというストーリーでした。

主体的なキャリア形成と適切な選択が未来をどのように変えるか、洞察していただけたらと思います。

不安になった方がいるかもしれませんが、
不安に感じているうちはまだ間に合います。

好きな事で生きていくは大きな罠
という話でした。

転職活動は自分の弱さと向き合うこと。
まずは行動あるのみ。

まずは仕事を全力で頑張ってみるとか
僕をブログを全部読んでみるとか

やればできる、必ずできる、最後まで諦めない
応援しています!一緒に頑張りましょう!

以上です。

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