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【ono no note Vol.97】鳥も人間も一緒か、な話

夕方になると、鳥が電線にどんどん集まってくる。


多分、椋鳥かな?大量にいるせいか、何百メートルも先にいるはずなのに鳴き声が聞こえてくる。5分くらい見ていたけど、数はどんどん増えていくばかり。一向に飛ぼうとしない。


彼らはいつになったら飛び立つんだろうか。

群れの中の1羽が何か合図を出すんだろうか。

それとも何となく飛び立って行くんだろうか。


これって何となく人間も同じなのでは?

集団から飛び出そうとすると咎められ、誰かが合図をしてくれるまでジッと待ち続ける。そうやって待ち続けて、いつか合図が出たら一斉に動き出す。僕たちは、その「いつか」をただ待っているだけ。


なのかもしれない。

電線に留まっていた椋鳥に、そんなことを考えさせられるとは...。

最近学びが多くて良いなあ。


2020/08/25

DAISUKE ONO

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