ロシアのウクライナ侵攻への所感
「戦争すんな」に尽きる。それ以外の言葉を持たない。
そもそも、ロシアとウクライナの関係、もっと言うならロシアと旧ソ連の周辺諸国の関係についての知識が教科書レベルしか無いのだから言いようがない。
もちろん今回の侵攻が報道されてからネット検索レベルでは読み込んでいる。だが、現地の情勢を「肌感」として理解できていない以上は、安易な政治批評をするべきではないと思っている。
世間のイメージとして「暴君プーチンが弱者であるウクライナを蹂躙している」というような報道が多いように見受けられるが、それを真実と確信するためのソースが大手メディアの報道のみであるというのは受け入れ難い。
繰り返すが、武力による侵攻が許されざる行為である事は大前提としてであるが。なぜロシアがEUやアメリカの反対を押し切って侵攻したのかの理由がクリアでない状況では、安易なロシア批判は問題の本質から遠ざかってしまうのではないか。
では、一般人である私がどこまで情報を入手できるのか、また情報を精査し処理できるのか。物理的に不可能である。
だからこそ信頼できる政治家が必要となる。情勢を正確に把握し分かりやすく伝える事も義務なのだ。
与野党関係なく、国内国外で起きるすべての物事に対して日本がどのように関わるかについてのアカウンタビリティーを果たしていただきたい。
でもね。国家だから全ての情報が得られる訳ではないし、ロシアやウクライナ以外の国々との関係性もあるし、場合によっては足並みを揃える必要もあるわけですよ。
ただ、そうなるとアクションに絶対時間がかかる。Googleで検索してどうにかなる話じゃないんだから。
じゃあ何が今すぐできるのか。「戦争すんな」って声をあげる事だと私は思ってる。
これに反対できる合理的理由はないでしょ。じゃあ、戦争仕掛けられたらやられっ放しでいいのかとなるかもしれん。いやいや、自衛の為の戦力は軍隊じゃないんだから、戦争にはならんやろ。専守防衛。泥棒いるのに鍵かけないで家を出ないだろうし、殺されそうになったら身を守る為に攻撃し返すじゃん。それは戦争じゃないやん。
これを言えるのは、軍隊を持たない国だけなんですよ。そうです、我が国日本ですよ。
だから、今言えるのは「戦争すんな」なのです。ロシアがどうこう、ウクライナがどうこうなんて議論はしない。
あとさ、日本はロシアと接してるわけじゃん?隣国がキチゲェだとやっぱ怖いよね。