アンダンテラルゴの接点安定剤レビュー
オーディオ好き芸人ジョニー小野です。
本日は、オーディオアクセサリー誌に付録でついていたアンダンテラルゴの新製品「Super TMD」を試してみたのでインプレッションを書きます。
試した場所はこちら。パワーアンプの接点です。
とりあえず、スピーカーケーブルのYラグに塗布しました。
付録の綿棒でヌリヌリします。
これは純銅のYラグ。メッキを酸性処理で剥がしたものをオーディオみじんこさんで購入。自分で圧着したので荒めの仕上がりです。
10分待って拭き取る。説明書通りに試します。
試聴曲はCHAGE&ASKAの「恋人はワイン色」です。
塗布後の変化について。
イントロ冒頭のドラムがクリアになった印象。歌い出しからヴォーカルが明瞭。
ただ、もともとNuforceのパワーアンプはクリア系の音質なので音のキャラクターが変わった印象ではないです。
悪い意味ではなく、乾いた感じがします。湿度感が変わるというか。次に電源ケーブルの壁コン側の端子に塗布。
こちらの方が変化が強いかもしれません。ハイレゾ感のある方向へ少しシフト。
CHAGE&ASKAの「ラプソディ」。これは大変良い方向に聴けます。サビのベースラインがファンクっぽいんですが、ここの粒立ちが良くなっててグルーヴが増します。
一つ気になるのは、そもそも接点洗浄とかのメンテナンスをしてないでいきなり塗布したので、Super TMDの塗布効果と接点洗浄の効果を別個に検証できてない点。
別の機会にそこはやってみようと思います。
雑誌の付録なので気軽に試せましたが、定価が安い方でも10,000円オーバー。たしかに沢山の接点に使えるのかもしれませんが、いきなり試すにはハードルが高い製品かも。
なので、今回は大変ありがたいです。量はまだまだあるので、一般的なオーディオシステムなら一通りは施工できるんじゃないですかね。
じゃあ、定価で買って定期的に使うのかと。それはもう少し様々な箇所に施工して音の傾向が自分好みになるかどうかでしょう。
とはいえコストに対して音の変化量はそれなりにあるので、好みにハマるのであればオーディオ製品としてのコスパは大変高いといえます。
あ、どかすのめんどくさくてマークレビンソンの上にNuforce乗っけててすんません。だって暑いし、節電しろって政府も言ってるから一応ね。
JAZZやクラシックなどの特に生音系の音源や女性ヴォーカルで今度は変化をチェックしたほうがいいかも。
さーて、たまにはケーブルでも買ってみようかしら。
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