冬の時代に起こる2つの原理「分離と対立」
皆さんこんにちは、オンリーストーリーの平野です。👋
こちらの記事は、僕がやっているポッドキャスト『オンリーストーリー平野の#シャチョウラ 〜ここでしか聞けない社長の裏側〜』 の内容を文字起こしして作っています!
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今回は、第27回、
冬の時代に起こる2つの原理「分離と対立」の内容についてです!
今回のテーマ
はい!ということで今回は・・・
冬の時代に起こる2つの原理「分離と対立」についてお話をできればと思っています。
色々な角度で冬の時代とか、冬のタイミングって必ず来ると思うんですよ。
それは景気的な冬の時代なのかもしれないですし、企業というライフスパンの中での冬の時代かもしれないですし、個人の人生のタイミングにおける冬の時代かもしれないですし。
必ずこの原理原則としての春夏秋冬のようなものが来たりするのが、スパン的に原理的にそれは関係性におけることかもしれないし、いろんなもので起きているのかなと思います。
円でみる関係性
冬の時代に起きることとしての話をいくつかできればと思います。
まず、冬の時代の「関係性」って話からしますと・・・
人間関係って、円と円の重なりだと思ってるんですよ。
皆さんの目の前に丸い円を2つイメージしてもらえればと思うのですが、人間がその重なる部分として円と円があります。
この円と縁の重なっている面積の広さっていうところが「関係値」だったりするのかなと思っています。
まぁ、わかんないです。
それが恋愛関係かもしれないし結婚関係だともっとフィット度が高いのかもしれないですし。それが企業におけると、アルバイトの重なる度合いと役員の重なる度合いではお互いに求めているところとかフィット度も違ったりするかもしれないのですが。
円と円の重なる面積の部分ってところが関係値だとした際に、冬の時代ってどんなことなのかな?とイメージをすると、この円が小さくなることかなと思ってます。
2つの円がそれぞれが小さくなる。そうすると、今までの重なりでお互いが100を持っていて、100と100の重なりが20だった時に、この100が60と60になっちゃったりすると、重なる部分がなくなっちゃうんですよ。
こうなると、関係性として起きる原理っていうのが、今日の冒頭でお話をした「分離と対立」っていう原理が起きてしまいます。
分離
ここもちょっとメカニズムに則って話をすると・・・
まず、離れていった時に人間の思考っていくつかになると思うんです。
例えば、LINEの連絡がつかなくなっちゃったのかもしれないし、前はもっと目を合わせて反応してたのにそれがなくなったのかもしれないし、毎週末デートに行こうって頻度が月1になってたことで感じるのかもしれないし。
(これ適当ですよ笑)
いろんなジャンルがある中で、「前はこんなに重なっていたのに今はこうだな」っていうのをその時系列で見ていくと離れていたりズレていたりするように感じるところから、じゃあ離れましょうね、別れましょうねってことが起きていったりしますと。
例えば、最近とかだと芸人さんの解散とかってめっちゃ大きかったりする。
これも芸人さんの解散が「ラストの1回M-1グランプリよりも上手くいったら残ろう」みたいなのって、上手くできてるんですよ。この円が大きくなる可能性に最後に賭けていって上手くいったらっていうのはそういう話なんです。一方でその逆の時っていうのは、円がそのままだったらアレなので分離が起きちゃったりする。
なので役員同士が離れていくのかもしれないし、ベンチャーとかだと離職問題とかをよく聞いたりするのでそれが起きていたりするのも個人も企業もなかなか成果が出ずらい冬の時期だからこそ、そういう原理が起きているという話だと思うんです。
これがまず、離れているが故に「分離」という方向性が起きやすいよねっていう話です。
対立
次に、「対立」というところで、その中で円を交わらせようとするとか関係性を上げていく時にどうなるかっていうと、その時に起きるのが相手の円を自分の円に近づけるって話なんですよ。
なぜなら、人間にとっての有限なものというのが時間だったりお金だったりエネルギーとかがいくつかあったり。あとは思想とかも含まれるかもしれないですが、そういうものを自分の中心線という個人の方のウェイトが強くなるんですよ。このターンの時って。
なので、上手くいかない時と終わりを迎える時に、人間はより一層「このままでいいのかな?自分の人生って。」っていうのを振り返るタイミングなのかなと思います。
経営者さんの中でもそこから個人の趣味とかを考えていったりするものよく起こる原理だったりすると思うんですけど、全てそういう原理原則なのかなと思っています。
と、話を元に戻しまして・・・
なので、そういった2つのタイミングでは、個人によりフォーカスをしやすくなったり個人のことを考えるということが原理として起きます。そしてそのタイミングだからこそ、自分が周りに合わせるというよりも自分を中心としていった円が出来上がります。
そうすると、円が重なっていない時には、周りを自分側に近づけていくという原理が起きます。
いろんな場所でも「なんでこっちじゃないんだ?」とか「なんでお金はこうだ、時間はこうだ」とか「この範囲は俺のところじゃないぞ」っていう対立とかが起きやすくなったりします。
成長や成果は全てを癒す
これも大きい括りでいうと、円と円が重なっていないことが原因であり、逆に言うとこう言うタイミングでは「対立」と「分離」が構造上で起きやすくなるとも思っています。
なので、「成長や成果は全てを癒す」というところはこの原理と当てはめると正しいんですね。実はズレているのだが、成長がその部分を錯覚させているとも言えるかもしれないし、所詮、人と人といものが完全に交わることなんてなかったりするのだから、関係性というもの自体が全て錯覚なのかもしれないですし。
そういうものなんだなと、個人的に思っていたりします。
今、そういう関係性がうまくいかなかったりしても、少なくとも僕は経営者会をしていてその時にいろんな経営者さんと話すんですがそういう原理が起きやすいターンなのかもしれないし、そもそもスパン的にうまくいくターンなんて5分の1くらいしかなかったりするので、そういう種目なんだなと思っています。
僕も経営をしていく中で、冬の時代をもう本当に何回も経験してます。まだまだ若輩者ではありますが、もう何周もしていたりするので、そんなことかなと思っています。
この冬の時に難しいのって、この冬は単発のものなのか?永続的なものなのか?っていうのを考えたりするのを含めてめちゃめちゃ難しいんですけど、いずれにせよ、そういうものだったりするかなと。
そういった中で、冬を乗り越えるっていうのは、お互いが話し合ったり努力をしていったり、尚且つ、離れていたときにどれくらいの期間を保てるかっていう逆境指数っていうのが身についていったり、そういった観点からその指数における個人の成長と、冬の時代をのりこえた関係性が強くなりやすかったりするのは、一般的にいう、「雨降って地固まる」というところかもしれないです。
なので、昔何かを一緒に乗り越えた体験があったりすると、そこの絆が強くなっていくのはそういう原理だなと思っていますし、うまくいった時にこの円の重なる面積がより深くなっていくことがあるのかなと思っていたりもします。
まぁ、一番大切なのは、冬にそういう原理があったり図で書くとこうだなっていうイメージを持っていればいいんだなと思います。これはあんまり好きじゃない人もいるかもしれないですけど、本当にそれでしんどくなったら「全部冬のせいだ!!」と言えばいいと思っていて。(懐かしCM)
そのくらい、そのタイミングを乗り越えるのが難しいターンや、そういう人たちがたくさんいることも、いろいろな人たちと出会う中で自分も把握していたり、世の中を見ていても思ったりするので、そういう時に「全部冬のせいだ!」と思ってもらえたら少し気が楽になったりするんじゃないかなと思っていたりします。
オンリーストーリーでも、とはいえそういうことを一人で乗り越えていくのが難しいという人たちがいると思っているので、経営者向けにはなりますが、本音で喋れるバー企画を毎週やっていたり経営者の想いをシェアリングするナレッジバンドというアプリを作っていたり、そういった形を通して決裁者の相棒であろうというスタンスで頑張っておりますので、一緒に頑張っていければと思います。
ありがとうございました!
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最後に。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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