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鉄が関係する病気と鉄の過剰蓄積を防ぐ方法:鉄シリーズ⑤
これまで4回にわたって鉄についてのお話を紹介しました。
地球と生命体と鉄:鉄シリーズ①
生命体と鉄の関係を大きなスケールで眺めて見ました。
生き物はなぜ鉄を選択したのか?:鉄シリーズ②
鉄は多くの生命体にとって必須の元素です。
鉄をどうして選択したのか、その理由に迫りました。
鉄は身体の中でどうなっている?:鉄シリーズ③
鉄は身体の中で、どのように使われているのか。
また、吸収するときはどうしているのかを解説しました。
鉄と酸素の怖い関係:鉄シリーズ④
生命体にとって鉄は必須の存在なのに、取り扱いを間違えると大変なことになります。
それが酸化です。その仕組みを解説しました。
今回は鉄がもたらす病気との関係を紹介します。
体内で鉄が過剰になることが、多くの病気を引き起こすことはあまり知られていません。
体内の鉄分の80%は赤血球の中にあります。
赤血球の寿命は90〜120日で、赤血球が寿命を終えると、身体は赤血球が必要とする1日25mgの鉄分のうち、24mgをリサイクルで賄います。
そのため、理論上は排出される1mgを食事から補えばいいだけです。
しかし貧血になると鉄を勧められますが、鉄分を摂取するほどに、あらゆる組織に鉄が蓄積していくので、実はとても危険な行為です。
貧血は甲状腺機能が密接に関係しています。
甲状腺機能を改善しない限り、貧血は解決しません。
またいずれ、貧血の改善方法は記事にしたいと考えています。
鉄過剰と病気の関係は、感染症、神経変性疾患、がんと様々です。
これら大きな病気をエビデンス付きで紹介します。
裏付けとなる参考文献数は41です。
また鉄は、過剰になると排出手段ほとんど無く、限られてきます。
蓄積したものを排出するのはかなり難しいので、溜め込まないようにすることが肝心です。
こちらも発表されているエビデンスをもとに、僕が考える出来ることを紹介していきます。
裏付けとなる参考文献数は33です。
今回の鉄シリーズ⑤は有料記事にて紹介します。
はっきり言って、一度に理解するのは難しいと思います。
ある程度知識を持っていると、理解が深まると思いますので、
事前に僕のアメブロをある程度ご覧いただけるといいかも知れません。
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