躾で伸ばす
はじめに
皆さんは教育上、自分の子にどのような躾を行っていますか?
少し考えてみましょう。
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挨拶
ご飯を残さず食べる
言葉遣い
上記のようなことを思い浮かべたのではないでしょうか?
確かに礼儀やマナーは幼少期に教えておくべき重要なことですが、これらは教育の躾としては不十分です。
では、何を躾けるべきなのか?
今回は、子供の学力を伸ばす為に家庭で行なって頂きたい、たった1つの躾について書いていきます。
躾=姿勢の矯正
たった1つの躾とは、姿勢を矯正させることです。
躾という文字が表すよう「身を美しく」することが躾の全てと思っています。逆に、これさえ躾できれば教育上の躾は達成していると言っても過言ではないでしょう。
姿勢と言っても色々な姿勢がありますが
「椅子に正しく座らせる」
これが子供の学力を向上させる上で不可欠な躾となります。
昔の学校を思い出してみてください。
昔は姿勢悪く椅子に座っていると、長い定規や棒状の物で背中を「ピシャッ」と叩かれていましたよね。
無論、体罰を肯定する訳ではないですが、私はあの1発が躾として抜群の効果を持っていたと思います。
こう考える理由は何か。下の図を見てみて下さい。
社会の教科書で見たことがあるイラストですよね。ご存知の方も多いかと思いますが、ダーウィンの進化論のイラストとなります。
人間が進化してきた過程を描いた物ですが、脳が大きくなるにつれ、これを背骨と脊椎で効率よく支えるために2足歩行に進化したことが伺えます。
※これ以外にも理由はありますが…
お気づきの方もいらっしゃると思いますが、姿勢が悪いと退化(重い頭を効率よく支えることが出来ないため、学習能力や記憶力が低下)してしまうのです。
正しい姿勢を躾よう
お子さんは、ゲームやスマホの見過ぎで猫背になってはいないでしょうか。もしなっているのであれば、姿勢を正すよう口うるさく言ってあげて下さい。
椅子の座り方
ご飯を食べるときの姿勢
歩き方
ご家庭でも、この3点については厳しく躾をお願いしたいと思います。
最後に
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
「人間の進化」という観点だけでなく、集中力という点からも姿勢が学力に影響することが科学的に証明されています。
親御さんが間接的に子供の学力を伸ばす方法でもありますので、是非ご家庭でも姿勢を躾して頂きたいと思います。
参照文献
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