なぜ、今インターナショナルスクールなのか。②
留学を視野に入れた優れた選択ではないかと
ところが、最近はちょっと様子が変わってきているようだ。子供をインターナショナルスクールに通わせ、その後アメリカへ留学させた私の友人によると、芸能人も日本の詰め込み式の暗記教育ではなく、子供が本来持っている興味や才能を伸ばすことで、自立心を養い、将来、子供が選択できる道や可能性を増やしてやりたいという親心から、これらの学校を選択するような傾向にあって、その典型的な例が石橋貴明・鈴木保奈美夫妻や清水圭・香坂みゆき夫妻というのだ。
さらに、英才教育を子供たちに施しているのではなく、本人たちが子供について行けるように必死になっている。それだけ親の資質が問われるそうだ。
しかし、将来、日本の大学へ子供が行きたいと思った場合、それらの学校は日本の教育システムを取っていないため、ほんの一部の大学の特殊な学部以外は進学できないと聞いたことがある。それこそ、子供の将来の選択肢を減らすことにならないのか!?と友人に告げると、「世界を幅広く見る目を持った子供が大学進学をする頃、日本の大学にはこれっぽっちも魅力を感じないから、その心配は全くない」笑いながらも、そうはっきりと断言された。
私も娘を留学させた経験者だが、その時とは様子も違う、はたして、時代が変わったのか?それとも、元々、外国の大学で学ぶということはそれほど魅力的なものなのか?還暦を過ぎた身ではあるが、今、改めて非常に留学というものに興味を持っている。
この記事が投稿されたのが14年前になります。
そして2020年世界を震撼させた新型コロナウイルスの蔓延により私たちの生活様式は大きく変化しました。
時代の流れにあまり左右されない教育分野においても、従来の一般的な留学に加えオンライン留学が主流になりそうな気配が漂っています。また学校現場ではオンライン学習の環境構築を急速に進めています。
梅田インターナショナルスクールは、このような時代背景のもと、2020年9月1日にオンラインコースを設置しました。
奇しくも故梨元勝氏がリポートしていた「子供が本来持っている興味や才能を伸ばすことで、自立心を養い、将来、子供が選択できる道や可能性を増やす」を命題とし、そして留学しなくてもグローバル社会に適応できる豊かな語学力とコミュニケーション能力を身につけることが可能な環境を提供できればと考えています。
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