劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』から学ぶこと
ゴールデンウィークに、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』を家族と一緒に見てきました。
ちなみに、2021年7月から放送されたテレビドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』は、見ておらず、新年に再放送された際、途中と最後だけ見た、という程度です^^;
ドラマは一部しか見ていなかったのですが、ドラマを見ていなくても理解できて、十分楽しめる作品でしたし、映画館では途中からずっと泣いていました( ; ; )
ドラマから劇場版へ!『TOKYO MER』のストーリーとは?
信念の違いによる価値観の衝突
この2人の相反する信念は見どころの一つだと思いました。
劇場版では、結果的に東京MERが現場に突入したことで、死者ゼロを達成できましたが、ただ、これって『一方の考えが間違いで、もう一方の考えは合っている』という訳ではないですよね。
喜多見チーフが言うように、待っている間に患者さんの容態はどんどん悪化し、命を落とす可能性もあります。
ですが、その一方で、鴨居チーフが言うように、医師が現場に突入すれば、医師自身が事故に巻き込まれる可能性も十分あります。
終盤では、鴨居チーフも治療を必要とする患者さんを迎えに、ビルに入っていきましたし、「今後は必要とあれば、危険にも飛び込んでいきます。」という発言もありましたが、そもそも、お互いに違う信念や価値観を持っていたとしても、目指しているゴールや目的はどちらも同じはず。
だからこそ、両チームはすべての命を救うために、異なる信念や価値観を持ちながらも、手を取り合って、共闘したのでしょう。
劇場版『TOKYO MER』に学ぶ大切なこと
手を取り合って、ゴールに向かう姿勢
この映画を見て、例え信念や価値観が違っていても『目的のために手を取り合って闘う』『お互いを受け入れること』という姿勢は、とても大事だな、と思いました。
これから社会の多様性が増す中で、異なる信念や価値観を持つ人々との出会いも増えると思います。となると、相手とのコミュニケーションがより重要になってくるのではないでしょうか。
多様性を尊重する、と言ってもなかなか難しいかもしれません。お互いに育ってきた環境や持っている常識が違うので。でも、だからこそ、自分の考えを言葉にして伝える相手とコミュニケーションをとることが重要なんだと思います。また、コミュニケーションを通して、自分とは異なる考えに触れることで視野も広がるかもしれません。
自分の信念を持ち、貫く
信念を持ち、それを貫くのは簡単なことではないと思います。周囲の意見や社会的な価値観に影響されたり、自分が弱っている時には自分の信念を曲げてしまうこともあるでしょう。
それに、今はSNSなど、情報が溢れ、自分の信念や価値観を振り回されてしまうことも少なくありません。周りの人の目を気にして、本当は自分には興味がないものに興味を持ったり…。
そうやって情報に振り回されることで、自分が本当は何を信じているのか?何を大切にしているのか?分からなくなることもあると思います。
でも、だからこそ、自分にとっての大切なもの・考えを見つけだし、それを大切にしたいな、と改めて思いましたし、困難な状況でも、自分の信念を強く持ち、貫き通す姿勢はとてもカッコイイな!と思いました。
(東京MERの喜多見先生は、自分と違う考えを持つ相手に対して、その考えを否定することなく、笑顔で受け止めるんです。でも、彼自身が持つ信念『待っているだけでは、救えない命を救う』を貫き通し、自分にできることを探して、できることをやります。そんな彼の在り方には、心を打たれます。)
最後に
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