【2025年度 最新】大阪大学人間科学部の編入試験を徹底解説|気になる難易度、倍率、対策方法は・・・!?
こんにちは!「大学編入情報局」編集部です!今回は、大阪大学人間科学部の編入試験について、最新情報を徹底的に解説します!編入試験を目指しているみなさんにとって、この情報は合格への第一歩です!元気いっぱいで、分かりやすくお届けしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 大阪大学人間科学部の編入試験とは?
大阪大学人間科学部は、人間の行動や社会現象を多角的に研究する学部として、非常に人気があります。特に、編入試験は少人数募集で倍率が高く、競争が激しいですが、その分やりがいも大きいです。まずは、編入試験の基礎情報から見ていきましょう!
募集人数と倍率
募集定員:10名
過去の倍率:
令和4年度(2022年):倍率 4.3倍(志願者数:43名、合格者数:10名)
令和5年度(2023年):倍率 4.6倍(志願者数:46名、合格者数:10名)
令和6年度(2024年):倍率 4.4倍(志願者数:44名、合格者数:10名)
募集人数は毎年10名程度で、倍率は年によって異なりますが、4倍以上の競争率が続いています。まさに狭き門ですが、しっかりと対策をすれば突破できます!
2. 編入試験の試験内容と日程
試験日程
出願期間:令和6年9月1日~10月1日
試験日:令和6年11月5日(火)
合格発表:令和6年11月12日
入学手続き:令和7年3月3日~3月5日
試験内容
小論文試験(10:00~11:30 / 90分)
専門基礎科目試験(13:00~14:00 / 60分)
口述試験(14:30~)
編入試験は、1日で行われます。午前中に小論文、午後に専門基礎科目、そして口述試験というスケジュールです。体力と集中力も問われるので、試験対策だけでなく、しっかり休息をとることも大切ですよ!
3. 試験科目の詳細
小論文試験の詳細
大阪大学人間科学部の編入試験における小論文試験は、受験生の知識、論理的思考力、そして自らの考えを論述する力が試される重要な科目です。この試験では、人間科学の視点から社会問題にどう向き合うか、またその問題にどのようにアプローチできるかが問われます。試験で扱われるテーマは非常に幅広く、社会的な問題、倫理的な問題、さらには人間行動の分析までカバーされています。
小論文試験では、たんに知識を問われるだけでなく、受験生がどのようにその知識を論理的に整理し、自らの意見として述べることができるかが重視されます。文章の構成力や表現力も大きな評価ポイントとなるため、単に問題を解答するだけでなく、しっかりとした文章を作り上げる力が必要です。
また、過去問の分析からも分かる通り、社会問題に対する深い理解が求められます。例えば、2024年度の問題では、人種問題や相互共存がテーマとして取り上げられました。これは、現代社会における複雑な問題に対し、人間科学がどのように貢献できるかを考える良い機会となります。こういったテーマに対して、自分自身の考えを論理的に整理し、解答するためには、普段からニュースや新聞、学術書を読む習慣を持ち、社会問題に対して深い関心を持っておくことが重要です。
試験準備の際には、ただ単に問題を解答する練習をするのではなく、実際の社会問題を身近なものとして捉え、日常的に自分の考えを整理して文章化する訓練が必要です。
専門基礎科目試験の詳細
専門基礎科目試験では、受験生の基礎知識を応用できるかどうかが試されます。この試験では、心理学、行動学、社会学、教育学といった多彩な学問分野から問題が出題され、各分野の基本的な理解とそれを現実の問題に適用できる能力が求められます。
例えば、2024年度の行動学の問題では、生成AI(Generative AI)が現代社会においてどのように利用されているか、そしてそれが人間の行動や心理にどう影響を与えるかについて論じる問題が出されました。これは、AI技術が進化し続ける中で、その影響を行動学の視点からどのように解明するかというテーマです。こうしたトピックは、現代社会でのAIの役割がますます重要視される中で、今後も出題される可能性が高いテーマと言えるでしょう。
さらに、2024年度の心理学の問題では、直接プライミング効果(direct priming effect)や一対比較法(paired comparison)など、心理学の基本用語に関する理解が求められました。こういった問題に対応するためには、基本的な概念をしっかりと学び、それを具体的な例に応じて説明できるようにする必要があります。
一方、社会学の問題では、コロナウイルスの社会的影響がテーマに取り上げられました。パンデミックが社会に与える影響は大きく、社会学の観点からそれをどのように分析するかが問われます。このような問題では、社会の変化や新しい課題に対応できる柔軟な思考力が求められます。
これらの科目では、基礎的な知識を身につけることが最初のステップですが、その知識を応用して具体的な問題に対処する能力が求められます。例えば、AIやコロナウイルスといった現代のトピックに対して、自分なりの視点で考え、どのようにアプローチできるかを意識して学習を進めることが大切です。
口述試験の詳細
口述試験は、筆記試験で問われた内容を深掘りし、受験生が自分の考えをどれだけ的確に表現できるかが試されます。ここでは、単に知識を問うのではなく、論理的に自分の考えを構築し、それを面接官に対して明確に説明できるかが重要な評価ポイントとなります。
具体的には、試験官が「なぜこの問題に対してこのように考えたのか?」といった質問を投げかけることが予想されます。試験官の質問に対して、的確な根拠を持って自分の意見を述べることが求められます。そのため、口述試験に向けては、自分が受けた筆記試験の内容をしっかりと振り返り、それを自分の言葉で説明できるように練習しておくことが大切です。
また、過去の経験や自分の興味に関連する具体的なエピソードを用いて、より深みのある回答をすることが有効です。面接官は、ただ知識を暗記しているかどうかよりも、自分の経験や思考を交えた具体的な説明ができるかどうかを重視します。普段から自分の意見を明確に持ち、それを他人に伝える練習をしておくことで、口述試験の成功につながるでしょう。
4. 過去の出題傾向と対策
過去の出題傾向
大阪大学人間科学部の編入試験は、過去数年間にわたり、現代社会に関連するテーマが一貫して出題されています。特に、社会問題や人間行動に関するテーマが多く取り上げられており、受験生には幅広い視野が求められます。
例えば、2024年度の小論文試験では、人種問題や相互共存が取り上げられました。これは、現代社会における複雑な問題に対して、人間科学的なアプローチを行う必要があるテーマです。また、行動学では、生成AIや心理学的効果に関する問題が出題され、AIやテクノロジーが人間の行動に与える影響を考察する力が問われました。
さらに、社会学の試験では、コロナウイルスのパンデミックが社会に与えた影響について、哲学や人類学の視点から論じる問題が出されました。このような問題では、現代の社会構造や人間関係の変化についての深い理解が求められます。
試験対策の具体的なポイント
これらの過去の出題傾向を踏まえて、効果的な試験対策を行うためには、以下のポイントに注意しましょう。
まず、社会問題に対する深い理解を養うことが重要です。日常的に新聞やニュースをチェックし、現代社会で起こっている問題について自分の意見を持つことが、小論文試験で有利に働きます。例えば、ジェンダー問題、気候変動、経済格差といったトピックに目を向け、それらに対する自分なりの解釈を持つことが大切です。
次に、基礎的な用語や概念を正確に理解することも重要です。行動学や心理学の問題では、基礎用語が問われることが多いため、基本的な知識をしっかりと身につけ、それを具体例に応じて説明できるようにしましょう。
また、試験本番に備えて論理的に自分の意見を述べる練習をすることも効果的です。日常的に文章を書く練習をすることで、文章構成や表現力を磨き、論理的に考える力を養うことができます。
5.大阪大学人間科学部編入試験 2024年度 過去問まとめ
1. 小論文試験の概要
小論文問題 1
課題: 提示された文献を基に、人種問題に対して人間科学という学問がどのようにアプローチできるかを、具体的な研究例を挙げて600字以内で論述する。
出典: ベルトラン・ジョルダン著『人種は存在しない—人種問題と遺伝学』(中央公論新社、2013年)より一部抜粋。
ポイント: 人間科学の視点から社会問題へのアプローチ方法や研究の実例に焦点を当てる。
小論文問題 2
課題: 提示された文献を基に、相互共存というテーマについて、社会問題「争いと苦しみの循環を断ち切る」ためにどのようなアプローチが有効か、400字以内で論述する。
出典: クリスティン・ネフ著『セルフ・コンパッション』(金剛出版、2021年)より一部抜粋。
ポイント: 社会問題の解決に向けて、人間科学や自己認識を通じて相互共存をどう実現できるかを探る。
2. 専門基礎科目試験の概要
行動学専門基礎科目
行動学問題 1: 「生成AI(Generative Artificial Intelligence)」が現代社会における心理学・行動学の研究に果たす役割について、具体的な研究例を挙げて日本語で説明する。
ポイント: 最新の技術(AI)が人々の行動や心理にどのような影響を及ぼし、それを行動学の研究がどのように解明しようとしているかに焦点を当てる。行動学問題 2: 以下の5つの専門用語を日本語で説明する。
直接プライミング効果(direct priming effect)
一対比較法(paired comparison)
アフォーダンス(affordance)
検定力(statistical power)
社会的ジレンマ(social dilemma)
社会学専門基礎科目
社会学問題 1: コロナウイルスの蔓延によって顕在化した問題を、哲学、人類学、社会学のいずれかの視点から論じる。
ポイント: 社会学や哲学、人類学の知識をもとに、パンデミックが社会や人間にどのような影響を与えたかを論述する。社会学問題 2: 以下の8つの項目から4項目を選び、それぞれを日本語で説明する。
エスニシティ(ethnicity)
回帰分析(regression analysis)
『自殺論』 (Suicide)
社会関係資本 (social capital)
性別役割分業意識 (attitudes toward gender division of labor)
ナショナリズム (nationalism)
認識論 (epistemology)
ミシェル・フーコー (Michel Foucault)
教育学専門基礎科目
教育学問題 1: 不登校者数が増加する原因について考察し、不登校の子どもたちの教育を受ける権利をどのように確保するか、具体的な解決策を提案する。
参考データ: 2021年度の小・中学校における不登校者数は24万4940人、小学校で77人に1人、中学校で20人に1人の割合。
ポイント: 不登校問題の背景や教育制度における課題について深く考察し、実際のデータをもとに論じる。教育学問題 2: コロナ禍で延期されていた祭りが再開されたことで、伝統的な祭りが世代を超えて共感を呼び起こしている理由を、人間の成長・発達の視点から論じる。
ポイント: 文化的イベントと人間の成長発達の関係性を探り、祭りが人々に与える心理的、社会的影響を考察する。
共生学専門基礎科目
共生学問題 1: 宇沢弘文の著書『社会的共通資本』を基に、教育が社会的共通資本と考えられる理由を200字以内で説明する。また、下層部の人々にとって望ましい、または望ましくない理由についても具体例を挙げて200字以内で説明する。
出典: 宇沢弘文『社会的共通資本』岩波新書、2000年。
ポイント: 教育の社会的な役割や意義について、経済的・社会的背景を踏まえた考察を求められる。
共生学問題 2: 以下の5つの用語から2つを選び、それぞれ160字以内で説明する。
アドボカシー
アクションリサーチ
介護
エスノグラフィ
介護保険
ポイント: 社会的共生に関連する用語の理解を確認するための問題。
6. 過去問傾向を踏まえた注目すべき教授陣
大阪大学人間科学部の編入試験を突破するためには、出題傾向を理解し、それに対応できる学問分野や教授の研究に注目することが重要です。ここでは、特に注目すべき教授陣とその研究内容を紹介します。試験対策の参考にしてください!
1. 行動学・心理学系
行動学や心理学の出題では、心理的な効果や行動の科学的理解が問われることが多いです。特に2024年度は、生成AIや心理学的効果がテーマとなりました。以下の教授の研究を深堀りすることで、試験で問われる内容への理解が深まります。
藤原一光教授(応用認知心理学)
「行動と認知の実証的研究」に取り組んでおり、2024年度の出題テーマである生成AIや認知のメカニズムに関連した問題への対応に役立ちます。特に、AIやテクノロジーが行動や心理に与える影響について詳しい知識を持っています。板倉宏幸准教授(基礎心理学)
コミュニケーションや感情処理を研究テーマに持つ板倉准教授の研究は、行動学の基礎理解を深める上で重要です。特に、2024年度のように行動の科学的理解が求められる場合、基礎心理学の知識は欠かせません。
2. 社会学系
社会学の出題傾向は、現代社会の課題や変化に焦点を当てています。2024年度の出題テーマでは、コロナウイルスの社会的影響やジェンダー論などが登場しました。以下の教授の研究をチェックしておきましょう。
クロパリン・シルビア准教授(現代社会学)
「社会運動、社会変革」を専門とし、コロナ禍での社会的変化や社会運動に関連するテーマでの出題に対処するための知識が得られます。現代社会の大きな変化に対する分析力を高めるためには、クロパリン准教授の研究が役立ちます。島川徹准教授(経済社会学)
「経済社会学、社会的格差」の研究を行っている島川准教授は、不平等や社会経済的な問題に関するテーマに強みを持っています。不登校や社会的資本といった問題が出題される傾向があるため、彼の研究は試験準備に有効です。
3. 教育学系
教育学の出題では、特に2024年度に見られた不登校問題や教育制度の課題が注目されます。教育社会学や制度改革に関する研究に注目しておきましょう。
青木絵麻教授(教育社会学)
「ジェンダーと教育、不平等」を専門とする青木教授は、教育学における社会的問題に関して深い知識を持っています。不登校や教育の格差など、試験で頻出のテーマに関連した出題に対応するために重要な参考となるでしょう。杉山大祐教授(教育制度学)
「EUやアメリカの教育制度改革」を研究している杉山教授は、教育政策や制度改革に関する出題に強いです。特に、教育制度の比較や改革の方向性に関する理解を深めるのに役立ちます。
4. 共生学・グローバル共生学
共生社会や社会的資本、持続可能な発展に関する出題が予想される共生学では、以下の教授の研究に注目しましょう。
稲葉陽二准教授(共生行動論)
「災害支援、ボランティア活動」に関する研究を行っている稲葉准教授は、現代社会における共生や支援行動に関する深い知識を持っています。共生学や共助社会に関する理解を深めるために有用です。河野正人教授(地域創生論)
地域社会と持続可能な開発に関する研究を行っており、グローバル共生の視点からの問題に対応する際に役立ちます。特に、持続可能な地域社会の発展に関するテーマに強みを持っています。
5. 人類学・文化学系
人類学系の出題では、ジェンダーや民族性、文化に関連する問題が頻出です。文化人類学やジェンダー研究に関心を持つ学生は、以下の教授の研究を参考にするのが良いでしょう。
福岡まどか教授(人類学)
「文化人類学、ジェンダーと文化」に関する研究を行っており、特にジェンダー論や文化的な視点からの分析に強みを持っています。人類学的視点での問題に対応する力を養うために、彼女の研究は欠かせません。
7.まとめ:大阪大学人間科学部編入試験の対策をしっかり行って合格を勝ち取ろう!
大阪大学人間科学部の編入試験は、学力検査だけでなく、社会問題への深い理解と考察力が求められる試験です。この記事を参考に、しっかりと対策を進めて、ぜひ合格を目指してください!「大学編入情報局」も、みなさんの成功を応援しています!
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