#13「平日はプラントの未来を開拓し、週末は働き方の未来を開拓する」異色の新入社員に迫る!
こんにちは!
新ルール1期生の声PJT note編集部のなちです
前回の対談企画「#12「挑越〜自らに挑み、周囲の期待を越える〜」大手メーカー新米営業マンに聞く、理想の働き方とは?」に続き、
今回は、プラントエンジニアリング業界の2020年新卒、山下勝也さんにインタビューしてきました!
実は、私と山下君このインタビュー前日にとあるzoomで初対面。何回かブレイクアウトセッションで少人数に分かれる形式の飲み会でしたが、今後の働き方やキャリアについて、ひときわ目を輝かせて語り合う山下君…つい飲み会の後、「明日インタビュー受けてくれませんか!」と突撃してしまいました。笑 結果快諾、やはり彼はフッ軽でした。出会って12時間後のインタビューが初のサシでの会話っておもしろすぎますよね。
ということで、初のサシトークに若干緊張しつつ電話をつなぐと何だか外にいる風の町の雑踏。「ちょっと前々から会いたい人がいて。いろんな人と会って話すのを大事にしているんです。」と山下君。既にビシバシと行動力を感じます。
それでは早速、インタビュースタート!
1.なぜ今の会社にしたの?
「出社も始まってきたとのこと、最近お仕事はいかがですか?」最初はこんな問いから始めていきましょうか。順調ですよ~と山下君。
”プラントの電気設計の仕事をすることになりました。すでに、某東南アジアの国の某素材を作るプラント開発に尽力すべく、先輩と2人3脚奮闘中です!”
”若いうちから、海外を飛び回りながらバリバリ働く社会人像が理想にあって。大学4年生の時、留学した経験もあって英語使って仕事をしたいと思ったんです。今の会社に決めた理由はやはりスケールと、インターンに行って感じた先輩の勢いと熱量です。”
自社の技術に誇りをもって勝ち切る先輩たちに惹かれた山下君。後続のエピソードのように留学がかなりキャリア選択に影響したようです。
2.社員という立場になって変わったこと、思うこと?
「とはいえ憧れの企業で実際に働いてみて、ギャップとかぶっちゃけどうですか?」
”毎日学ぶことが多いし、分からんことも多いし、焦っちゃうときもあるけど、予想はしてたから楽しんでます!
実はこの前海外のお客様から自分宛に電話が入ってきて。電話取ったら英語で良く分からない案件のことをまくしたてられ…先輩の指導を仰ぎながらどうにか解決できました。”
それ、めちゃめちゃつらいですね…と返すと、「いえ、むしろ嬉しかったです!」と山下君。その時点で私の頭は?だらけでした。
”というのも、それってお客様が自分を一担当者として対等に見てくれているってことじゃないですか!前任じゃなくて若い自分をちゃんと信頼して問い合わせしてくれることが、まず嬉しかったです。”
少し自分語りをすると、私は変化し続ける環境に対して策を練るのが得意でないし、つらいことに対しては「どうしよう…」と落ち込みのループに入ってしまう状況も大いに経験してきたのです。そんな私にとってこの英語電話エピソードはかなり衝撃でした…。
なのでついこんな質問を。「変化やつらいことも、もともと楽しめるマインドがあったの?」
”いや、全然。元々は何か嫌なことがあれば愚痴ったり、なんのためにこんなことするんだろ、と漠然と思うことで対処していました。
ただ、大学時代、カナダへの1年間の留学ですね。考え方が変わったのは。
英語ができない中で飛び立ったので、コミュニケーションさえ満足にとれない。英語ができないと生活できない、他責にしたり悩んだりすることもできたけど、とにかく生きるためにそんなこと言ってる場合じゃない。
出来る様にならないとどうしようもないし、ここでネガティブに考えてもどうしようもない。完全に吹っ切れました。”
▼留学時代、友人との写真
”悩めるなちさんのためにお話すると、日常的に話をする人を選ぶ、というのも手ですよ。視座の高い人と話していると、愚痴というよりは次へ次へと推進力のある言葉が飛び交いますし、愚痴るための飲み会だったら、その時間は自分の時間に回せると思うと、少し考えやすくなるかも。”
3.これからのこと
山下君が既に同じ新卒とは思えなくなってきたところで、「めちゃめちゃ時間とか成長意識してますよね。一体、何を目指してるんですか?」
”ぶっちゃけ、将来独立したい!でも今は、本当に自分がやりたいことを探してる途中です。だから、今日みたいにいろんな人に会って話したり、イベントに参加したり、本もめちゃめちゃ読みます。”
▼山下君宅の本棚の写真。好きが高じてインスタの読書アカウントも作りました。
”やるからには社会に影響力あることをやりたいですね。「ありがとうがたくさん集まる場所」に自分の価値を見出すことが目下の目標です。自然と、そこにお金も生まれてくると思うので、まずはあたりをつけていきたいです。
”もちろん、最初に独立したいとかインパクトあること言っちゃいましたけど会社でやりたいこともあります。最近思うのが、会社って頭脳の集まりだなぁ、ということです。この力をもってすれば必ずデカいことができる。そこで、自分がしたいのは「アフリカでの町おこし」です。アジア圏はもう開発が進んでいる。慈善事業とかではなく、人口もどんどん増えゆくアフリカで、何が現地の根本的な問題なのかを知りたいし、そこにソリューションを打っていくことが会社でやりたいことです。できるのか、っていう不安もあるんですけどね。”
”10年後20年後ってどうなるかわかんないですけど、社内外で経験積んで、自力で稼げるようになりたいです。目下、プログラミングやWEBデザインなどITに精通したいと思って勉強中です。これからの時代、必ずしも1個の仕事に絞る必要はないと思っているし、単純に自分で稼げる力つけたいです。”
つい先日も政府主導で副業・兼業の働き方に関する議論がなされており、「個の時代」が現実味を帯び始めたこのご時世。
「そういった行動をした方がいいと思いつつ、一歩踏み出せない、続かないという人が多いと思うんですよね。そういう人がいたらどうアドバイスしますか?」
”僕が言えるのは、やりながら試しながら、進んでいくだけということです。ある意味やってみて合わなかったらやめればいい、みたいな気楽さもある。本業とはまた違って、ノーリスクでやればやるだけ成果が出るはず。本業とも相互作用の上で高めていける。副業を一緒にやったり勉強していくコミュニティがあったらいいなぁ。”
4.まとめ
山下君とお話して、本業でやりたい仕事、その他の時間でやりたい仕事を切り分け、双方にコミットすることで「自走できるサラリーマンになる」ことが山下君の体現しようとしている働き方であることをひしひしと感じました。新入社員ひとりひとりが、自分のありたい働き方を模索し、それに向けて行動しつづけていくことこそが大切。昨今の混乱の状況下で見えてきたことの1つのではないでしょうか。
▼山下君が直近で行っているアクションは下記のようなinstagramでの情報発信。もっと山下君のことを知りたい方は覗いてみてください!https://www.instagram.com/the_sweetness_of_reading/?hl=ja
ドタバタのアポイントにも拘らず、素敵な仕事観を語って下さった山下君、ありがとうございました!
まだまだ、インタビュー企画は継続していきますので、インタビューを受けたい方、はたまたインタビュアーをしてみたい方などいらっしゃいましたらふるってご連絡ください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
次回をお楽しみに!
(なち)
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弊PJTでは現在、2020新卒社員の新型コロナウイルス影響下での勤務状況・生活環境を調査・分析するためのアンケートを実施しております。
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新ルール1期生の声プロジェクト 編集部
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