#16 入社後「ガクチカ」をどう生かす?”体育会→就活支援”そして新入社員の今に迫る。
こんにちは!
新ルール1期生の声PJT note編集部のなちです!
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1.はじめに
すっかり東京も夏の陽気になり始めましたね…このところ電気代が惜しくてクーラーをつけるのを渋り続けるなちがお送りします♪
今回は、インタビュー企画第4弾です!
本日は20卒新入社員のOくんにお話を伺いました。
(今日も今日とて初対面の人にインタビュー…事前に少しやり取りしていたものの、やはり最初は緊張しちゃいますね。笑)
早速、いつものようにzoomをつなぎ、インタビュースタート!
地方から就職で上京してきたOくん。
じめじめするの苦手なんですよね~とさわやか笑顔の彼はどのような気持ちで「新社会人」しているのでしょうか?
2.「体育会→就活支援団体」学生時代の経験をどう生かすか
事前のやり取りの中でOくんに聞いてみたいな、と思っていたことがありました。それは「学生時代の経験がいまの仕事にどう生きているのか」。
就活の時に会社に申し伝えていたはずの「私は~という経験をしました。御社に対して○○のような貢献ができます!」いわゆる「ガクチカ」。日々ついていくので必死な中、面接で語ったのと同じくらい種々の経験を十分に活かせて働けているか、と聞かれると、自分の中で自信を持ってイエスと言えないな…というモヤモヤがあり、こんな質問をしたくなりました。
Oくんは大学時代、体育会で4年間部活動に励んだのち、4年生になってから畑違いの就活支援団体に入り、新メンバーの採用面談や組織運営に尽力していたそうです。
「ずっと体育会でフットサルしてたのを引退して、就活が終わって1ヶ月くらい遊んで暮らしてみたんですけど、その生活に飽きてしまって。
体育会で毎日タイトに頑張ってた分、なんとなく過ごす時間がすごくもったいなく思えてしまったんですよね。頑張ってないと気持ち悪い的な。笑」
率直に、具体的にどんなふうにその経験が生きているのか、聞いてみました。
「組織をマネジメントする側に立てる経験ができたからこそ、今の上司が自分に何を期待しているのか、メンバーとしてどう動くのが良いかをすごく考えるようにしています。
具体的に行っていることは2つ。
1つ目は「面倒な仕事」を察知してとりにいくこと。
web会議のスケジューリングを自分が行ったり、細かい雑務は巻き取るようにしています。自分がリーダーの立場だった時、やるべきことが多くある中、たくさんの関係者に対する様々な雑務や調整業務がのしかかって苦しかった思い出があります。
そんな経験から、極力面倒なことは可処分時間の多い自分がやって、チームとしてのパフォーマンスを高めることに貢献出来たらと思っています。
2つ目は上司の不安をなくすこと。
例えば、資料作成の仕事を振られたときにざっくりとした構成だけすぐに考えてしまったり、完成形でなくても見てもらったり。上司から要求されるより早めの納期を設定して「〇日までにやります!」と宣言して取り組んだりもしています。
信じてないとかじゃないんですけど、メンバーに仕事を振ると「あの仕事ちゃんとやってくれてるのかなぁ…」なんて不安になることもあったんですよね。
だから、進捗報告したり、納期に余裕を持たせることで上司に安心して任せてもらえることを目指しています。」
3.「リーダーシップを持ったメンバー」が描く新卒像とは?
そんな話をする中で、
「チームのメンバーとしてそういった気遣いをするほかにも、新卒には大事な役割があるんじゃないかと思っています。」とOくん。
「新入社員だからこその視点って大事だと思いませんか?
正直、会社には「大人の事情」ってあると思っています。会社同士の付き合いの関係上、いいアイデアだけど実現は難しいとか、経験則的に成功しなさそう、みたいな話とか。重要なことだとは思うんですけど、自分たちはその経験則の武器よりも、外からとってきた新しいやり方や知識で戦えるんじゃないかと思っています。いろいろなしがらみを良く分かっていない、先入観のない新卒ならではの視点を提供するのも重要な役割だと思います。
もちろん、今までにない提案しても受け入れてくれる人かは考えた上で、柔軟に対応しています。あとは…自分でも先輩に勝てるとこあるんじゃない?って思いながら毎日仕事してます。笑
就活生の時、すごく響いた先輩の言葉で「強い鬼じゃなくて鬼に金棒になれ」というのがあったんです。
自分は「社会にいい影響を及ぼす仕事がしたい」という思いで就活をしていたのですが、そこで「強い鬼=個として強いビジネスマン」になろうとしてたんですね。でも「金棒=会社のアセット」を持っていてうまく使える状態にならないと社会に影響を及ぼす仕事なんてできない、そういうことを言われました。
今は「鬼に金棒」になる過程。
うちはジョブローテがあるので、3年目までで自分で何か一つ形になる仕事をしたいと思っています。冒頭に言及した、短い納期を自分で設定して追い込むのと似ていますが、ここは自分で期限を決めています。」
4.まとめ
O君の話の最中、「配慮はするけど遠慮はしない」という言葉が私の頭にはよぎっていました。
「リーダー経験を活かしマネジメントしやすい環境を作りにいくチームへの配慮する」側面、「『先入観ない視点』を提供し、既存の体制に遠慮しない」側面、どちらも体現しているのがOくんの特別なところ。
「学生時代の経験がいまの仕事にどう生きているのか」。
個々人によって生かし方は異なるかと思いますが、このインタビューを通して経験によって得られた「想像力」を働かせて、行動していくことが肝心なのではないかという仮説が持てました。
みなさんは、今までの経験をどんなところで生かし、どんなキャリアをえがいていきたいですか?
記事では触れられませんでしたが、雑談の中で、KPIの上位概念について考えていたり、その達成方法を真剣に考えていたり、「社会によい影響を与えること」について真剣にお話してくださったりとOくんが「自分が働く意味」を意識されていることが伝わる時間でした。
明日は月曜日。この記事を読んで気持ちを新たに来週もがんばろう!と思っていただけますと幸いです。
Oくん、ありがとうございました!
# 新ルール1期生の声プロジェクト 編集部
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