詩と散文について

詩というものは、言葉をできるだけ絞って、良さを凝縮して、結晶のように磨き上げて表現する芸術作品です。

一方、小説などの散文は、逆に、作者の頭の中にある構想を、どれだけ過不足なく言語化できるかという芸術。
「活字の海」という表現があるが、それぐらい膨大なものになることもあり得る。

同じ文字を使った芸術作品でも、その方法は真逆です。

だから、

「小説は好きでも詩は苦手」という人も出てくるし、また、その逆の人もいます。

おれは、両方好きだけど、自分に、どちらが向いているかと考えたら、詩だと思います。

ただ、詩で飯を食うのは難しいし、集中力を使う割には、伝わらないことも多い。

だから、散文も、書けるようになりたい。
ただ、そうすると、詩まで饒舌になりそうで、切り換えが難しい。

同じことで悩んでいる人いますか? おれは、そういう人と友達になりたいなあ。

おわり

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