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散歩のやる気学

散歩するやる気をどう掘り起こすかについてnoteしたいと思います。

散歩は必ずしも人生に必要ではないと思いますが、そういう私も散歩します。
かつてのサラリーマン時代では毎日の通勤や出張での強制歩行が散歩の代用にもなりましたが、会社から引退したら散歩の意義を見直すようになりました。

1.なぜ散歩したくなるのか?論

散歩する目的になりそうなものを考えたら、こんなふうになりました。もっとありそうな気がしたけど、結局この3つのどれかに入ってしまうのではないかと、そう考えました。

①散歩で運動するため

会社から引退すると「まあちょっと体を休めよう!今まで働きづめだったからな」ときますから途端に運動不足入門になります。
しかし運動不足は体にとどまらずに頭に悪いそうで、下記リンク先には認知症を防ぐためには1日5千歩必要だと書いてあります!

②気晴らしするため

これは会社員時代からやっていました。煮詰まってしまったらブラッと外に出て歩き回っているうちにストレスがほぐれて頭脳が解放される、みたいな。途中で喫茶店入るとサボってる同僚と目が合い『オレはサボっているのではない』と心の中で言い訳したり。

会社を辞めてからは頭煮詰まることはないけど、どうしても一人の時間が欲しいときの気晴らし散歩ニーズは高めに出ます。

③なんかいいこと無いかな 、探しするため

この目的での散歩は散策とも言います。私は秋葉原電気街が大好きで、中学生の頃から秋葉通いを始め、用も無いのに骨董品まがいの電気製品とか、壊れた残骸を探す「旅」を秋葉でずっとしていました。

今は孤高のグルメや酒場放浪記に代表される「食の旅」に憧れていまして、それが近未来の散策テーマとなる気配です。

2.散歩する場所の考察

「どこを散歩するか?」は、意外と難題です。これも考えてみたら3つにまとまるかなと思われます。

①家の近くの道や公園

大半の人はこのような「近所」を散歩することが多いのではないでしょうか。もし上述した気晴らしの散歩をする場合は近所で、しかも毎回同じコースを巡って帰ってくるのがいちばん気晴らしに利くと私は感じます。

なぜなら馴染の散歩コースなら気が散らないから考え事しながら歩いても気が散らず、想いめぐりに集中できるからです。「哲学の道」が近所にある京都の銀閣寺周辺居住者はその点最高だと思いますが、そうでなくても近所を巡っているとやがて歩く道は馴染のコース化してきます。

ただ、あまり老人ではない中高年が近所散歩をデビューする際には意外とハードルの高さを感じとる可能性を秘めています。

これは実経験です。まだ「引退者」に見えない外観の中高年の、しかも男が一人で日中近所をブラついていると対向者の特におばはんの目が険しく光り『あのひと、なんで会社にも行かずに???』と、顔に書いてすれ違うのが横目に見える。そういう散歩デビュー修行をするかもしれません。
まあ2年もやっていると慣れますが。

②街中

街中は見るべきもの、探したいものが豊富で飽きず、歩行距離も伸びますから散歩するに向いている場所です。

ただ近所散歩とは逆に、会社辞めて自由人初心者時代にコレをすると、なにやらいたたまれなくなる気分に襲われるかもしれないです。つまり街中ですれ違うのは現役のサラリーマン。みんな颯爽としている中で自分だけ当てもなく彷徨うとは。ふとそういう寒さが身をよぎる感覚に陥る現象が起きます。
まあ2年もやっていると、これも慣れますが。

③観光地

観光地は街中同様に見るべきもの、探したいものが豊富で、しかも周囲はみんな観光客だから、みんな颯爽と遊んでいる♪。だからそういう人たちに混じって散歩していてもまったく目立たず無邪気に散歩三昧できるというわけ。

3.散歩に出発するための方法とアイデアについて

散歩への「旅立ち」はけっこう困難が続きます。①にトライしてダメなら②をお試し。それで散歩に勢いが出始めたら③へ進む道を推奨いたします。

①時間になったら散歩に出る方法

この方法はひとによっては言うは易し行い難しになるでしょう。言うまでもなく三日坊主自慢の人はこの方法では絶対無理です。

それを何とかする良い方法は、ずばり犬を飼うことです。運悪く散歩嫌いな犬もいますが、なるべく動き回るの大好きそうにしている子犬を選びますと、毎日の散歩は雨でも雪でも台風でも「行かねばならぬ」マストな散歩になります。その犬による強制散歩を自分に課す!これが一番長続きする散歩旅立ちの「やる気」になります。しかも犬の方から時間になるとうるさく誘ってくれるから有難い。

②買い物は必ず徒歩で向か大作戦

もし歩いて行けるところにショッピングセンターやドラッグストア、コンビニなどあれば、毎日このどれかで買い物するように、あえて小分け買いして毎日散歩と買い物を組み合わせたら効果あります。

ショッピングセンターでは買い物の他に、ペットボトルや牛乳パックのリサイクル資源を集めていますから、買うもの無い日でもそういうのを捨てに行く用事が作れます。

ドラッグストアやコンビニではその店舗のアプリで割引とか無料クーポン出し、狙いを定めてそういうのゲットするために散歩へ行く強い動機づけができます。

他にも郵便出すとか、銀行へ行くとか、いろいろ用事を組み合わせ、1日で全部まとめて済まそうと思わずに、毎日そこへ歩いて出かけるようにしたら歩行距離数はみるみる伸び、スマホに入れたCoke ONも毎週目標達成できることになるでしょう。

③意識高い系のマニアックな散歩

オタクなマニアでなくて、これどうかな!?と勧められるのは道端の雑草に詳しくなるための散歩。どうですか!

雑草には当然それぞれ名前があって、その名前に命名された「由来」があります。しかもアスファルトの目地から育つ雑草にも花言葉があり、生きるための戦略ももっていると・・・探れば探るほど雑草の道は深くなりにけり。

他にも虫も散歩途中に出くわすし、マンホールの蓋や、意味不明な構造物など道端に存在する一連の興味対象物は豊富にあります。

今から30年前の名作、路上観察学はこのうような散歩の道にハマった人必読な書でなないでしょうか!






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