定年退職後に何するかは、性格によって違うことを知っておいた方が絶対いい!
過日noteした「サラリーマン出口戦略」記事内に、自分の性格がリタイア後の暮らし方を決めるための重要事項だという主旨を書きました(有料部分)。
本日はこの部分に関係するnoteをします。
自分の性格を分類して知るために良かった!と思う参考書は、「人生の法則」(岡田斗司夫著)という本です。この本は現在紙の書籍としては販売されておらず電子書籍(下記)
となりますが、ここに分類される性格の4つ、注目型、司令型、理想型、法則型の中の2つ(司令型と法則型)について、ネットにあるコラムから要点を説明したいと思います。
まず司令型。このタイプの性格がどのようなものかを説明するより、人生の法則の本で紹介されている司令型の代表者は勝間勝代さんです!と書いたら一言でイメージできると思います。
勝間勝代さんが最近書いたネットのコラムへのリンクは以下ですので、ここを是非お読みいただきたいと思います。
タイトルが示すように司令型タイプの性格の人は、年金でのんびり暮らすなどあり得ない!という死ぬまで現役を貫きそうな勢いのあるタイプです。私とは正反対なのです。ちなみに勝間勝代さんの執筆本は以下
いかにも気合いを感じさせられます。
でも私はこれと正反対の性格。正反対といっても勝間勝代さんの考え方は真っ当で、もし自分が司令型タイプだったならば迷わず上述の勝間勝代さんがかかれた本をとても参考にして、死ぬまでとは申しませんが、精魂尽きるまでビジネスに邁進していることで幸せと充実を得られるという彼女の説に私は同感です。
かと言って、死ぬまで会社員でいられるかどうか分かりません。司令型の人のうち多くは今まで勤めた会社にそのまま残り、引き続き仕事を統率して行くことが幸せですが、そのような選択肢に進めない人も当然出ます。会社の制度上65歳以降は残りたくても残れないとか、無念でも転身しなければならない場合だってあります。
ここで司令型の人は一念発起して何ができるかが勝負です。転職先で心機一転新しいビジネスと新しい同僚や上司とともに頑張れるかが転職する場合にはキーになるでしょう。また転職ではなくて個人事業主や仲間と起業する道もあると思います。が、ここで果たしてどれだけ司令型としての、勝間勝代さんのようなバイタリティーが継続できるかがキーで、もしここが砕けると、その先私には想像がつきません。心が折れた勝間勝代さんのイメージがなかなか考えられないのと同じです。
でも人は思うように事が運ばないことだってあるから、もし不運にしてリタイアして「何もやることが無くなった!」という場合は地域活動、特に町内会とか自治会、ナントカ委員会に潜入してそこで一旗揚げる選択肢を早い時期から道を整えておくことをお薦めしたいと思います。
これら自治会などの組織は会社組織によく似ていて序列があるし、指示命令系統がしっかりと決められているし、何よりそのトップの決断を会員だれもが欲しがっています。自治会長さんがこのようにおっしゃったのだから、みんな迷わずそうしましょ!という具合に、まさに司令塔としての椅子が用意されています。
ただ、べつにけなすわけではありませんがこのような組織人というのが肌に合いません。もっと自由で居たいのです。きっといかに自分が司令型の勝間勝代さんタイプの人間だと思ってももしかしたら私のように組織嫌いの人間だったりすることがあると思います。司令型で組織嫌いの人はいったいどうすればいいのでしょう?
私にもその答えはよく想像できませんが、でもよく考えると勝間勝代さんは組織人では無いように見えます。勝間勝代さんには会計士や評論家、コンサルタントといった職業が散見されますので、定年後はそうしたことを参考に自身の進べき道を探るのが良いのではないか!?
司令型タイプの人は勝間勝代さん個人の研究をするのが定年後に役立ちそうだ、そう言えるかもしれません。
次に法則型タイプの人。この代表者は森永卓郎さんです。ちなみに私もこのタイプです。
なので森永卓郎さんが書いている本の趣旨には基本私は同感。彼の暮らしぶりとして紹介されているコラムには以下のように書かれています。ひとことで表現すると「いかにお金かけないで暮らすかを追求する人」なのでしょうか。
森永卓郎さんの発する暮らし方コンセプトで、最近気に入っているのは「トカイナカ」です。トカイナカとは都会に割と近い、でも田舎で、そういう地域ではお金あんまりかからないで生活ができ易い。つまり節約できますよ~というところがトカイナカ。私は偶然ですがそういうところに住んでいます。
さらに最近では「年収200万円でも楽しく暮らせます」という本を出版していまして、偶然にも私も自体験から見つけた年間200万円生活と偶然にも金額が一致。その本以前に言っていた年間300万円で暮らせる説と合わせ、これら低コストライフのキャッチフレーズは私も座右の銘としています。
勝間勝代さんのコラムでは、そんな低価格な暮らし方はケチョンケチョンに面白いほどこき下ろされ、そんな考えでは縮小均衡の人生になってしまう!と結ばれています。
縮小均衡ではいけないのでしょうか?
私の今までの経験と今後の予想・計画で「歳を取ればとるほど生活は縮小均衡になって行くから、それは自然な成り行きだ」という法則を考えついています。
どういうことかというと、若い頃は結婚や子どもができること、家を買うこと、車も家族がいて大きいのが欲しい、学校も良いところへ通わせたい・・・と様々にやることが膨大でお金かかりますが、子供が自立して夫婦2人になったら、そんなものはみんな無くなり、軽自動車で十分だ、食べる食事の量は減ってきた、遠くへ旅したいと思ってもカラダが長距離移動を許しがたいなどなど、家に居ることが多くなり出費が減るんですね。
しかもこの先、どうしたっていつか逝くんえす。そのときにドッサリと遺品の使えそうもない家具や得体のしれない儲からない株や、どれが高価だか単に思い出の品なのか分からない装飾品があったら相続人の苦労は膨大。だから終活でそういうものは処分していくのがいいと思っているわけです。だからこの先は生活の縮小。なので生活を小さくしてそれで間に合う上手い具合にコンパクトになった暮らし、縮小均衡が良さそうだ!と私は考えます。
と、いう具合に、法則型の人はいつも「あーでもない、こーでもない」と考え続け、ついに「こうすればいいんだぁ!」と法則を発見すればとても喜び幸せな気分に満ち溢れる。そんな性格を持った人です。
だから定年退職して暇だという実感がほぼほぼ無いのが法則型の特徴だと言い切っても過言ではないと思います。さらに現代はインターネットがその法則生産に多大な役割をもたらしてくれています。ネットがあれば世の中大体それで良い!私は本気でそう思っています。
毎日考えるネタとインターネット。この2つが法則型タイプの定年後を楽しく有意義に過ごせるエレメント。しかも生活の中に「低コスト」とか「ゼロ円生活」という太いテーマが一本あればそれを軸に本だって書くことができ、収入も得られる可能性はあります。決して悠悠自適で退屈しなくて暮らせることができる性格でしょう。
「人生の法則」残りの2つ「注目型」と「理想型」は
実は私はこれら2つの性格タイプはあまり考えていません。私にとって司令型は一種憧れがありましたが、よくよく自分の性格を本を読んで分析すると法則型だったという理由でこの2つだけは意識しました。
でも注目型はどう考えても自分には違うし、理想型は私には無理なのです。丁寧な仕事ができなくて計算間違いばかりしでかすADHDという体質さえ私は所持しています。もしこの2つの性格もよく研究していたらいいのですが。しかし間違いなく自分の性格を定年退職する前によく理解しているとその先の身の振り方が「当たり」になる確立はかなり高いと私は自信を持って言うことができます。
「人生の法則」で書かれた分類に良く似た人間の性格タイプ分類に「バークマン・メソッド」という方法があります。
この方法は私は「人生の法則」より前に再就職支援会社でやりましたが、結果は「人生の法則」での分類結果を彷彿とさせるものでした。
バークマン・メソッドは以下のリンク先記事が、それがどういうものかを知るのに役立つと思います。
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