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【感想】そして幕は開かれた! ラブライブ!スーパースター!!3期6話「タカラモノ」

まさか!まさかあのセリフがまた聞けることになるとは……感慨深いですね。。。2話に渡って描かれたクゥクゥの物語。前半戦最後の話にしてTVシリーズ初の海外の物語はどのような結末を迎えるのか!?

何気に楽しみにしていたチビクゥクゥ出ませんでしたね。。。残念!

ということで今週もラブライブ!スーパースター!!3期6話「タカラモノ」感想です!


●全体の感想

クゥクゥはなぜスクールアイドルに魅せられたのか?クゥクゥはなぜ日本にきたのか?今回はクゥクゥとかのんの物語ということでこの点だけをみれば非常に良かったです!

今回の6話でLiella!の生みの親ともいえるこれまで描かれてこなかったクゥクゥの、ひいてはLIella!の始まりの物語。そして、これから紡がれるもう1つの始まりの物語が描かれました!

スクールアイドルに憧れる前から…

両親の期待に応えるべく、寝落ちするくらい勉強を頑張って1位をキープするクゥクゥ。一方で街中でみるきれいな衣装に目を奪われ、今の自分と比較するクゥクゥ。スクールアイドルを知る以前から、実はキラキラしたもの、可愛いもの惹かれています。

ガラスの向こう側のキラキラした世界へ、物語は小さな憧れから始まったんですね。

両親から禁止されている放課後の買い食い。ここでクゥクゥの物語は大きく動きます。ビジョンに映し出されるサニーパッション。可愛いものやキラキラしたものへの憧れは、スクールアイドルという形に変化します。何気に誘った友達ナイスですね!

どこかでもう1度出番を!

クゥクゥがスクールアイドルとの出会い、憧れるものに惹かれて、日常がキラキラしたものに変わっていく。なぜ日本に来たのか?なぜスクールアイドルに惹かれたのか?ものすごくしっかり描かれていましたね!そしてクゥクゥが歩んだ道のりは1期1話から描かれた通りです。

3期の良いなと思うもできる点に「3年生の進路」が描かれているとことろがあります。サンシャインはいつの間にか3人が個々で答えを出していましたが、今回は高校生らしい葛藤や悩み、迷いが見えてより身近に感じられて良いですよね

クゥクゥは自分の道を歩ませてくれた両親を思い、大学への進学を決意します。「私の青春はここまで」と話しクゥクゥですが……5話で朱色の衣装を着て歌っていましたよね!青春の次は朱夏!!つまりクゥクゥは初めから次のステージでも歌う事を望んでいるんですよね!(五行習っててよかったw)

私の青春はここまで!言い聞かせるように話すクゥクゥ

そんなほんとの気持ちを隠したまま上海のステージに挑むクゥクゥ。すみれの激励のあと現れるかのん!そして、拒絶するクゥクゥに対して、いつか自分を動かした言葉

「好きなことを頑張ることにおしまいなんてあるの?」

「好き」が立ち止まる原因になっていたかのん。「好き」を立ち止まる理由にしていたクゥクゥ。かのんからクゥクゥへ。お互いの立場を変えて、今度はクゥクゥの新しいスタートを切る幕開けの言葉となりました。

まさかのタイトル回収!

ああ、物語が終わりに向かっているんだな。

このシーンを見ていてそんな感傷に浸ったりもしました。熱くて、悲しさも感じた6話でした。

「憧れる少女」は「憧れられるスクールアイドル」へ

■今週の気になった点!

◯トマカノーテ問題

とりあえず突っ込むのをやめようかな?と思ったりもしたんですが、多分ほとんどの人が気になったはずのトマカノーテ問題!

Q.なぜトマカノーテの3人はリエラの曲を即興で披露することが出来たのか?

A.物語上6話の最後は11人で歌うと決まっていた

今回に関しては作品の都合上としか言いようがないのですが、ちょっと真面目に考えてみましょう!

①かのんの場合
千砂都はじめリエラメンバーとも頻繁にやり取りしている。その際ら、楽曲の情報やフォーメーションに関しても聞いており、実際に家で練習して覚えていた。かのんに関してはまあなんとかは大丈夫そうです。歌割りは問題ありますがパートの割振りを変えるだけなのでギリギリ行けなくもない気がします。

②マルガレーテの場合
かのんがこっそり練習しているのをみて自分も勉強のつもりで真似ていた。歌もかのんのことなんで普通に部屋で歌っているのが丸聞こえだった可能性がありそうです。フォーメーションに関しては…そもそもの実力が違うのでセッション形式で相手に合わせるくらいは造作もない。ということにしておきましょう!

③冬毬の場合
そもそも姉者大好きっ子なため、ほぼ姉者の練習内容やリエラの動向も把握しており実は影で練習してリエラ楽曲は全て当然の様にマスターしている。夏美の練習風景見たり、動画編集を手伝ってそうなので知っていてもおかしくはない。冬毬もそもそものポテンシャルが違うのでたぶんこれくらいできるのでしょう!

ステージ上でいきなり一緒にやろうぜ!と言われて完璧にダンスもフォーメンションも歌もこなすスペシャルチーム。ワンちゃんダンスとフォーメーションはフリーだった可能性は……ないなw

てか、こんな恐ろしいユニットが「リエラに勝つために」とか言われても、もうどう考えてもあなたたちの方が凄そうに見えるんですがw

んんんん。。。やっぱこれはさすがにやりすぎかなw

■今週のお気に入り!

①今週のマルガレーテ!
もはやこれが楽しみといっても過言ではないぐらい楽しみです!

タイトル何回も探したw
あざとい!!もうこの路線で行ってください!
どういう感情w
なんだかんだかのんの理解者ポジションになってるマル

②今週の鬼塚姉妹

なんだこの表情w
なにげに姉妹の初共演!

以上、ラブライブ!スーパースター!!3期6話「タカラモノ」の感想でした!次回はいよいよ冬毬メイン回になりそうですね!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


ここから先はちょっと言いたいことを描きます!改めて5話・6話を通じてどうしても書かなければいけないと思ったことです。6話の話を見て感動した!とても面白かった!という方はここまででお願いします。

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■今回の話が「面白かった」と描けなかった理由

6話の話は本当に良かったんです。ただそれと同じくらい悲しい気持ちになりました。前回も書いたのですが、すみれの扱いがあまりにもひどくないですか?2期でクゥクゥとすみれの話を描いたらその後は関係性はうっっっっっすいものにしても良いのですか?

何回か書きましたが、3期は本当に2期をうまく昇華させて、とても素敵な物語を作ってくれていました。なのに今回のすみれの描かれ方はむしろいない方がいいぐらいの扱いだったと感じています

見せ場らしい見せ場はクゥクゥの様子がおかしいことに気づくことと、ステージ開始前に叱咤激励するとこ。(ここで、渡り廊下でこっそと聞き耳をたてていた時以来、まともに話していない衝撃の事実が発覚するわけですが、、、つまり陰でこっそ話てるとか、心配してLINE送るとかすらしてない!

様子がおかしいことに気づきながら、練習終わりにもやっぱり声すらかけてなかったこともこのシーンからもわかります。

このシーンは悲しくて泣いてしまいました。

一見このシーンを描くことによって、というより綺麗なシーンを入れることによってなんとなくすみれとクゥクゥの信頼感を出してますが、ここまでの流れを見るとものものすごく不自然です。

こんなんでいいんですか?2期で描かれたクゥクゥとすみれの絆ってこんなうっっっっっっっすいものだったですか??ぜったいに、絶対に違うはずです!

なんか事情があるんですか?思うくらい今回の5話と6話は「かのんとクゥクゥ」を中心にどうしても描かなければならならない!という強い意思を感じました。

普通にクゥクゥと話すシーンにすみれもいれば何も問題も無かったのに……すごく中途半端に感じました

事情があるとしても、自分たちが描いた物語としっかり向き合ってストーリーを描こうよ!だってそれができていたから3期はとても面白い物語になってるんでしょ?これだとどう見てもちょっと仲のいい部活のメンバーくらいのレベルじゃないですか?

大好きです。。。2回目見たときにめっちゃ悲しくなった

きっとすみれには3期で別の見せ場があるんでしょう!!

だとしてもこの描き方は本当に、本当に悲しかったです。特に4話までの丁寧なキャラクターの描き方。物語の進め方。この2話だけ完全に別スタッフでスートリー構成していますか?というぐらい別物にみえました。

ライブ終了後、右隣のかのんがクゥクゥの手を取ります
左隣はすみでした。これもすごく悲しかった。

そしてエンディング。

唐可可(CV.Liyuu) 平安名すみれ(CV.ペイトン尚未)

うそだろ?ペイちゃんはこの6話描かれ方どう思っているんだろう。2期であれだけの描かれ方をして、親友のはずのクゥクゥの1番大事な話でこの扱い。。。マジでこのEDは泣いた。ほんとに悲しい。

なぜ?どう考えても今回はクゥクゥとかのんでしょ??

という事で、5話の時点からかなり危惧していたことではありましたが、今回の6話に関しては、クゥクゥの物語としてすごく良かっただけにすごく残念でした。。。

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