学習者主体はいつくるんですか。
アクティブラーニング
主体的・対話的で深い学び
個別最適な学び
まあ、ここ数年でいろいろな言葉が出てきたわけですが、結局のところ
「学習者主体の学び」を目指しているわけなんですよね、国や自治体は。
で、それについて連載してまとめたわけです。
学校の先生の読者の方に聞きたいのですが「学習者主体の学び」って進んでいますか。そうならそうでいいと思うのですが、僕の勤める学校、そして近隣からも「学習者主体」感は全く感じないんですよね。
言い切っていいかどうかわからないですけど、もう無理なんだろうなと思います。
今日、ある初任の先生の授業を見ていて感じました。
黒板の前で先生がしゃべって板書し、何名かの子が発表して答えている。
教室のうしろでは、指導役の教師が熱心にメモをとっている。
なんかもう10年くらい前の教室の姿がそのままでした。
僕は教室の前の方から子どもたちの様子を見ていましたが、あの子もあの子も
話を聞いていないし、頭をつかっていません。ノートを書いていない子だっているし、話し合いに参加していない子もいます。授業をしている教師、うしろで見ている教師はそれを知っているのか、見て見ぬふりをしているのか・・・
なんかもう愕然としました。
これでいて、学力テストの結果をあげていこうとか
不登校の子が増えているのをなんとかしようとか
ICT活用を推進していこうといか
いろいろ言っているわけです。
ま、問題なのは古き良き時代から残り続ける授業スタイルと教科研だと思いますがね。これが崩れない限り、時代は進む一方、学校教育は何にも変わらないだろうなと思います。残念ですけれど。
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