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ゲムマ秋新作『マルミエール』の遊び方
あんたの手札…丸見えだぜ…っ!
全て裏向き、だけど丸見え、不思議なトリックテイキング。
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1.概要
本ゲームはカードの表面を伏せた状態でするトリックテイキングです。
ただし、カードの裏面から色は分かります。
実は数字もなんとなく分かります。
なんと裏面に書かれた図形の大きさは、表面の数字と比例するのです。
そう、これは視覚的要素を含んだ、新感覚のトリックテイキングです!
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2.内容物
【カード36枚】
4色(赤、青、黄、緑)、1~9の数字。
カードの表には数字が、カードの裏面には色にちなんだ図形(💖、💧、⭐、🍀)が描かれていますが、数字が大きくなるにつれ図形の面積も大きくなっています。
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【説明書カード】
![](https://assets.st-note.com/img/1727103515-r9EhMwDfJ4TLe2AakdCgOG1P.png)
3.トリックテイキングとは
※トリックテイキングを知っている方は、この項目は読み飛ばしてOKです⭐️
トリックテイキングは、トリックと呼ばれるミニゲームを繰り返して行うカードゲームです。
ミニゲーム(トリック)では、各プレイヤーが手札から順番に一枚ずつカードを出していき、最も強いカードを出した人が場に出されたカードを獲得します(トリックを獲得する)。
各プレイヤーは獲得したトリック数に応じて得点を得て、勝敗を決します。
本ゲームで使用する主要なトリックテイキング用語を以下に説明します。
◆【リード】◆
ミニゲーム(トリック)の最初にカードを出すことをリードすると言います。
◆【リードプレイヤー】◆
リードをするプレイヤーをリードプレイヤーと言います。ラウンドの最初のリードプレイヤーは親プレイヤーです。以後、ミニゲーム(トリック)の勝者がリードプレイヤーになります。
◆【フォロー】◆
リードされた色のカードと、同じ色のカードを出すことをフォローすると言います。
◆【マストフォロー】◆
リードされたカードと同じ色の手札がある場合、必ずそのカードを出さなければならないルールをマストフォローと言います。
※本ゲームはマストフォローのルールに従います。
◆【切り札】◆
マストフォローが出来なくても、勝てるカードを切り札と言います。通常ゲーム開始前に切り札となるカードが決められています。
※本ゲームでは各色の「5」のカードが切り札となります。
◆【ビッド】◆
ゲーム開始前に、各プレイヤーが取るトリック数を予想・宣言することをビッドする(ビディング)といいます。
4.ゲームの準備
・親プレイヤーの決定
全プレイヤーの中から親プレイヤーを決定します。
もっとも最近マトリョーシカを見た人がいいでしょう。
いない場合は適当に決めてください。
・山札の作成
親プレイヤーは全てのカードをシャッフルし、9枚ずつの山札を人数分作ります。
余ったカードは裏向きにして、端に置きます。または箱に戻します。
・山札の選択
親プレイヤーの左隣から順番に、山札を選んで、自分の前に持ってきます。親プレイヤーは最後に残った山札を受け取ります。
※この時、カードの表面を見てはいけません!
・手札の配置
各プレイヤーは山札のカードを、裏向きのまま、自分の前に端から順番に並べます。
※この時、カードの並び替え、およびカードの上下の向きを変えたりしてはいけません!
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・ビッドの設定(何回勝てるかを宣言)
親プレイヤーから順番に、このラウンドで何回勝てるかを宣言します。プレイヤーは並べた9枚の手札のうち1枚を、カードを裏向きのまま横向きにします。この横向きにしたカードの表に書かれた数字が、ビッドする数字となります。つまり、プレイヤーはビッドした数字を見ることができません。
毎ラウンド8回のミニゲーム(トリック)を行いますが、「9」の数字をビッドすることで、1回も勝たない宣言をすることができます(ミゼールと言います)。
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・ビッドの公開(周りにだけ公開)
全員のビッドが完了後、各自、他プレイヤーだけに見えるようにビッドしたカードを公開します(自身がビッドしたカードは見れません)。全員が他プレイヤーのビッドしたカードを確認したら、カードを再度伏せます。
5.得点方法
得点はビッドにより獲得します。
1~3のビッドに成功した場合、3点。
4~8のビッドに成功した場合、トリック数がプラス点。
0ビッド(ミゼール)に成功した場合、6点。
ビッドに失敗した場合、ビッド数とトリック数の差分がマイナス点
0ビッド(ミゼール)に失敗した場合、トリック数がマイナス点
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6.ゲームの流れ
【規定ラウンド】
プレイ人数毎に、下記のラウンド数、ゲームを行います。
2人プレイ:4ラウンド(※1人2回、親を担当します)
3人プレイ:3ラウンド
4人プレイ:4ラウンド
【トリックのプレイ】
全員がビッドを設定したら、ラウンドを開始します。リードプレイヤーから時計回りに、手札から1枚のカードを裏向きで出します。リードプレイヤーが出した色のカードが手札にある場合は、その色のカードを出さなければなりません(マストフォロー)。リードプレイヤーが出した色のカードがない場合は、任意の色のカードを出します。
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【トリックの勝者】
全員がカードを出し終えたら、いっせいにカードを表向きにします。表向きにしたカードの中に「5」のカード(切り札)がない場合、リードされたカードと同じ色のカードのうち、最も大きい数値のカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となり、場に出されたカードを獲得します。
ただし、「5」のカード(切り札)が場に出ていた場合、色に関係なく「5」のカードを出したプレイヤーが勝者となります。同じトリックで複数の「5」のカードが出た場合は、後に出された「5」のカードを出したプレイヤーが勝者になります。
トリックの勝者は次のリードプレイヤーとなり、次トリックでは最初にカードを出します。
【トリックの継続】
各プレイヤーはビッドしたカードを除く、8枚のカードを出し切るまでトリックを続けます。
【ビッドの確認】 8トリックを終えた後、各プレイヤーはビッドの宣言をしていたカード(横向きにしていたカード)を表向きにし、ビッドの成否を確認して、得点を獲得します。 ※5.得点方法を参照
【得点の記録と次のラウンド】
全員の得点を記録した後、カードをシャッフルして次のラウンドを開始します。次の親プレイヤーは、現在の親プレイヤーの左隣のプレイヤーになります。
【ゲームの勝者】
規定ラウンドを終えた後、最も得点が高いプレイヤーが勝者となります。同点の場合は、勝利を分け合います。
7.ヴァリアントルール
その1【誰もミエーズ】※難易度が上がります
全員がビッドを宣言した後、ビッドカードの公開は行わずにトリックを開始します。
その2【自分だけミエール】※難易度が下がります
ビッド宣言時、自分だけはビッドしたカードを見てから場に伏せて、トリックを開始します。プレイ中、何度でも見返すことはできますが、他のプレイヤーから見えないよう、気を付けてください。
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