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ゲムマ秋新作『マルミエール』の遊び方

あんたの手札…丸見えだぜ…っ!
全て裏向き、だけど丸見え、不思議なトリックテイキング。

プレイ人数:2-4人 /プレイ時間:15-20分/対象年齢:6歳以上

1.概要

本ゲームはカードの表面を伏せた状態でするトリックテイキングです。
ただし、カードの裏面から色は分かります。
実は数字もなんとなく分かります
なんと裏面に書かれた図形の大きさは、表面の数字と比例するのです。
そう、これは視覚的要素を含んだ、新感覚のトリックテイキングです!

2~4人で遊べるよ!

2.内容物

【カード36枚】
4色(赤、青、黄、緑)、1~9の数字。
カードの表には数字が、カードの裏面には色にちなんだ図形(💖、💧、⭐、🍀)が描かれていますが、数字が大きくなるにつれ図形の面積も大きくなっています。

1~9の数字が、4色分

【説明書カード】

日本語と英語の説明サイトのQRコード

3.トリックテイキングとは

※トリックテイキングを知っている方は、この項目は読み飛ばしてOKです⭐️

トリックテイキングは、トリックと呼ばれるミニゲームを繰り返して行うカードゲームです。
ミニゲーム(トリック)では、各プレイヤーが手札から順番に一枚ずつカードを出していき、最も強いカードを出した人が場に出されたカードを獲得します(トリックを獲得する)。
各プレイヤーは獲得したトリック数に応じて得点を得て、勝敗を決します。
本ゲームで使用する主要なトリックテイキング用語を以下に説明します。
【リード】
ミニゲーム(トリック)の最初にカードを出すことをリードすると言います。
【リードプレイヤー】
リードをするプレイヤーをリードプレイヤーと言います。ラウンドの最初のリードプレイヤーは親プレイヤーです。以後、ミニゲーム(トリック)の勝者がリードプレイヤーになります。
【フォロー】
リードされた色のカードと、同じ色のカードを出すことをフォローすると言います。
【マストフォロー】
リードされたカードと同じ色の手札がある場合、必ずそのカードを出さなければならないルールをマストフォローと言います。
※本ゲームはマストフォローのルールに従います。
【切り札】
マストフォローが出来なくても、勝てるカードを切り札と言います。通常ゲーム開始前に切り札となるカードが決められています。
※本ゲームでは各色の「5」のカードが切り札となります。
【ビッド】
ゲーム開始前に、各プレイヤーが取るトリック数を予想・宣言することをビッドする(ビディング)といいます。


4.ゲームの準備

・親プレイヤーの決定
全プレイヤーの中から親プレイヤーを決定します。
もっとも最近マトリョーシカを見た人がいいでしょう。
いない場合は適当に決めてください。

・山札の作成
親プレイヤーは全てのカードをシャッフルし、9枚ずつの山札を人数分作ります。
余ったカードは裏向きにして、端に置きます。または箱に戻します。

・山札の選択
親プレイヤーの左隣から順番に、山札を選んで、自分の前に持ってきます。親プレイヤーは最後に残った山札を受け取ります。
※この時、カードの表面を見てはいけません!

・手札の配置
各プレイヤーは山札のカードを、裏向きのまま、自分の前に端から順番に並べます。
※この時、カードの並び替え、およびカードの上下の向きを変えたりしてはいけません!

カードを端から並べる(並び替え禁止!)

・ビッドの設定(何回勝てるかを宣言)
親プレイヤーから順番に、このラウンドで何回勝てるかを宣言します。プレイヤーは並べた9枚の手札のうち1枚を、カードを裏向きのまま横向きにします。この横向きにしたカードの表に書かれた数字が、ビッドする数字となります。つまり、プレイヤーはビッドした数字を見ることができません
毎ラウンド8回のミニゲーム(トリック)を行いますが、「9」の数字をビッドすることで、1回も勝たない宣言をすることができます(ミゼールと言います)。

親プレイヤーから順番(時計回り)にビッドしていくよ。

・ビッドの公開(周りにだけ公開)
全員のビッドが完了後、各自、他プレイヤーだけに見えるようにビッドしたカードを公開します(自身がビッドしたカードは見れません)。全員が他プレイヤーのビッドしたカードを確認したら、カードを再度伏せます。


5.得点方法

得点はビッドにより獲得します。

  • 1~3のビッドに成功した場合、3点

  • 4~8のビッドに成功した場合、トリック数がプラス点。

  • 0ビッド(ミゼール)に成功した場合、6点

  • ビッドに失敗した場合、ビッド数とトリック数の差分がマイナス点

  • 0ビッド(ミゼール)に失敗した場合、トリック数がマイナス点


6.ゲームの流れ

【規定ラウンド】
プレイ人数毎に、下記のラウンド数、ゲームを行います。
2人プレイ:4ラウンド(※1人2回、親を担当します)
3人プレイ:3ラウンド
4人プレイ:4ラウンド

【トリックのプレイ】
全員がビッドを設定したら、ラウンドを開始します。リードプレイヤーから時計回りに、手札から1枚のカードを裏向きで出します。リードプレイヤーが出した色のカードが手札にある場合は、その色のカードを出さなければなりません(マストフォロー)。リードプレイヤーが出した色のカードがない場合は、任意の色のカードを出します。

【トリックの勝者】
全員がカードを出し終えたら
、いっせいにカードを表向きにします。表向きにしたカードの中に「5」のカード(切り札)がない場合、リードされたカードと同じ色のカードのうち、最も大きい数値のカードを出したプレイヤーがトリックの勝者となり、場に出されたカードを獲得します。
ただし、「5」のカード(切り札)が場に出ていた場合、色に関係なく「5」のカードを出したプレイヤーが勝者となります。同じトリックで複数の「5」のカードが出た場合は、後に出された「5」のカードを出したプレイヤーが勝者になります。
トリックの勝者は次のリードプレイヤーとなり、次トリックでは最初にカードを出します。

【トリックの継続】
各プレイヤーはビッドしたカードを除く、8枚のカードを出し切るまでトリックを続けます。

【ビッドの確認】 8トリックを終えた後、各プレイヤーはビッドの宣言をしていたカード(横向きにしていたカード)を表向きにし、ビッドの成否を確認して、得点を獲得します。 ※5.得点方法を参照

【得点の記録と次のラウンド】
全員の得点を記録した後、カードをシャッフルして次のラウンドを開始します。次の親プレイヤーは、現在の親プレイヤーの左隣のプレイヤーになります。

【ゲームの勝者】
規定ラウンドを終えた後、最も得点が高いプレイヤーが勝者となります。同点の場合は、勝利を分け合います。


7.ヴァリアントルール

その1【誰もミエーズ】※難易度が上がります

全員がビッドを宣言した後、ビッドカードの公開は行わずにトリックを開始します。

その2【自分だけミエール】※難易度が下がります

ビッド宣言時、自分だけはビッドしたカードを見てから場に伏せて、トリックを開始します。プレイ中、何度でも見返すことはできますが、他のプレイヤーから見えないよう、気を付けてください。


8.宣伝

丸見えトリテ「マルミエール」は、ゲームマーケット2024秋(11/17土曜日のみ)で発売予定!
ゲムマ特価1,000円で販売しますっ!
また、ゲムマ2024秋では、他に2作品「それ何キロカロリー?」と「ハイドアンドシャーク」を販売いたします!
さらにさらに、イラストを担当されている「くうねりん先生」が描いた看板キャラのアクリルスタンドも小部数ですが販売いたします!

可愛いとは、こういうことさ!

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皆様のご予約、お待ちしております!

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