熱(想い)は距離を超えて、伝わる
立正佼成会旭川教会さんでの講演。昨年からお話を頂き、とても楽しみにしていたのですが、コロナ禍によって、北海道行きは断念。
けれども、同教会長・堂前さんが、智慧を絞ってくださり、オンラインでの講演を実現してくださいました。東京の自宅と、北海道・旭川になる教会道場をZOOMで結び、密になると気をつけながら、講演を聞いて頂きました。
さらに、旭川の教会道場から、稚内、留萌、富良野、そして滝川にある地域道場(支部)にも、オンラインで接続し、講演を配信。
「できるだけ、多くの会員さんに視聴してもらい、コロナ禍で変化を余儀なくされる中でも、自ら創意工夫して平和を作り出す契機としたい」
との堂前さんの熱い想いで、旭川教会にとっても初めての試みを実現してくださったのです。
何かを成し遂げるには、壮大なビジョン、緻密な計画、人々を巻き込むリーダーシップなど、必要な要素はたくさんあります。けれども、何かを成し遂げるために、最後に必要となるのは、「情熱」です。
「情熱」が、実現への「執念」を生むからです。
目標に向かって、あの手この手と、その実現方法を考え、何度も、試みを重ねていく「執念」こそ、物事を成し遂げる原動力。その「執念」は「情熱」のみが育むのだと、僕は信じています。
堂前さんを始めとすると旭川教会の皆さんの「情熱」に影響され、僕も熱くなってしまい、パソコン画面が真っ暗になるという、とんでもないことが置きましたが・・・。それも乗り越え、60分の講演、質疑応答を終えた時には、万感の拍手を頂戴しました。
私の中の情熱も育んでいただいた貴重な機会。東京と北海道という距離を超えて、熱は伝わった気がします。