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ルーマニアの野外遊び『ウォルフ アンド ラム』が日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」と似ているお話

こんばんは!鬼ごっこ協会です。

今夜は、日本最古の鬼ごっことされる「ことろことろ」について、ルーマニアにも同じような遊びがありましたので、ご紹介します。

だんだんとシリーズ物のように、「ことろことろ」に似ている世界の遊びの紹介になってきていますが、それだけ世界中で同じような遊びはされてきていることがわかりますね。言語や地域は違ったとしても、人が楽しいと感じるような遊びは、似ているということがわかり、国際融和や世界の平和を考えていく上でも、とても重要なことだと考えられるようになります。

■ルーマニアのトランシルヴァニア地方について

今回紹介するルーマニアの野外遊びは「トランシルヴァニア地方」というルーマニア南西部地域に伝わっている遊びだそうです。羊飼いが主な仕事であった地域ということで、今回の鬼ごっこ的な民族遊びに「羊=ラム」が登場するのだと分かります。地方の特色に応じて、他に「めんどりとカラス」「オオタカと鳩」「泥棒と警察」などの遊び名称もあるそうです。

■ルーマニアの野外遊び「ウォルフ アンド ラム」とは

さて、今回のメインであるルーマニアにある、日本最古の鬼ごっこ「ことろことろ」に似ていてる鬼ごっこの紹介です。

その名も『ウォルフ アンド ラム(The Wolff and The lamb)』です。

その名の通り、オオカミと羊という野外遊びだそうです。

<遊び方>
①遊び手は、オオカミ、羊、羊飼い、牧羊犬の役割を演じます。
②オオカミ役が、すべての羊役を連れ去ってしまえば、オオカミ役が羊飼い役になり、羊飼い役の遊び手がオオカミ役になる。

参考文献の本には、このように書かれていました。詳細の遊び方については、さらに知りたいところではありますが、ルーマニアの方に会う機会があれば聞いてみたいと思います。

この遊びは、「オオカミと子羊」というイソップ童話を基盤とされた遊びなのかなと考えられます。弱肉強食の世界で、強く生きていくための秘訣を教えてくれる遊びなのかもしれませんね。

■日本の鬼ごっこ「ことろことろ」とルーマニアの「ウォルフ アンド ラム」の違いについて

このルーマニアの遊びは、地域柄的にオオカミと羊という動物が主な役割となっていますが、羊飼いという人間も登場されます。鬼がオオカミで、羊飼いと牧羊犬が親、子羊が子ということの三すくみではないかと考えられます。詳細は、さらに深く調ベて行きたいところではありますが、文化的な違いでここまで多様性に富んでいるのは「ことろことろ」的な遊びが世界にあり、文化的に大きな意味を持っているかもしれないと探求心をそそられますね。

以上、本日はルーマニアの「ウォルフ アンド ラム」を取り上げさせていただきました!

引き続き海外の鬼ごっこシリーズをお楽しみに♪

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