「缶蹴り」を、新しく進化させよう!
こんばんは!鬼ごっこ協会です。
現在、鬼ごっこ協会で取り組んでいこうと構想していることの一つに昔の鬼ごっこを現代に合わせて、リニューアルをしていこうという試みがあります。昔懐かしいイメージのある鬼ごっこを、現代でも新しい感覚をもって楽しんでもらえるようなブランドイメージに変えていきたいというのが目的です。
「缶蹴り」のブランディング戦略のために必要なことで、幾つかの大事なポイントがあります。
課題①「缶」の素材をどうするのか?
まず1点目は、「缶」の素材選びから始まります。今から数十年前までは、空き缶は道端や公園に良く落っこちていましたので、捨てられた空き缶を使って自由に遊んでいた印象があります。ですが、現代ではごみの分別もしっかりと行われていて、公園や空き地でいざ缶蹴りをしようとしても、遊ぶことができません。今回の構想では、缶の素材をそのまま「缶」にするのか、「缶」を模した何か新しい素材を活用するのかなどを検討しています。
課題②「ルール」をどうするのか?
「ルール」をどうするのか問題もあります。おそらくほとんどの日本人は一度はルールや遊び方を聞いたことがある、物心のついた大人や子ども達は多いでしょうが、統一されたルールというのは存在していません。それぞれの地域や年代によって、ルールは改変が加えられています。私たち鬼ごっこ協会が、缶蹴りはこんなルールです!ということで、ある一定のデフォルトのルールができると色々な所で遊ばれやすくなるのではないかと考えています。ルールは時代背景を表すものなので、柔軟に現代の発想も取り入れながら、シン・カンケリのようなものを作っていければいいですね。
課題③「遊ぶ場」をどうするのか?
続いての課題は「遊ぶ場」です。昔は、自由に遊ぶことができる空間が都市には溢れていました。公園や空き地で、自由いっぱいに子ども達が遊びまわっていました。ですが、現代は遊ぶ場は行政が管轄されていることが多く、厳しく管理されている中で遊ばなくてはならないことが増えてきています。利用者間でのトラブル防止のために、決められた遊具や道具を使った遊びやスポーツしか活用できないなどの制限があることも多いです。そんな中で、缶蹴りのような不特定多数の子ども達が一堂に会して、場を名いっぱい使って遊ぶようなものは、昔ほどは自由にできなくなっていることも事実です。道具の素材の課題とも関わってきますが、現代に合わせた道具を使った遊び場の在り方は、重要な検討課題の一つです。
課題④「安全管理」をどうするのか?
4つ目としては「安全管理」です。遊び場や素材の課題とも関わってきますが、現代は顧客の安全管理は厳しくしなければ、なかなか消費者に受け入れてもらうことが難しい時代です。遊んでくれる子達が、安心安全に遊べるように配慮された素材で楽しんでもらえるようにする必要があります。素材ができれば壊れにくく、怪我をしにくいものにしていきたいですね。
課題⑤「名前」をどうするのか?
最後に、缶蹴りの「名前」をどうするのかという課題です。缶蹴りと言う親しみのある言葉だけだと、オリジナリティに欠けるところもあるかもしれないので、何かオリジナルな要素をどう入れ込むかが大事です。缶を素材として選ぶのかどうかでも、名前の検討に仕方も変わってきます。缶蹴りと言う、親しみのあるワードは入れることで、多くの方に認知をしていただけるので、どこかには織り込まないとなと考えています。
今後、缶蹴りを新しくしていく構想は、少しずつ実現していきますので、ぜひ進捗など楽しみにして頂ければ嬉しいです!