「繋」~19歳の自分へ~

-はじめに

1年前、noteで18歳の目標として、こんな言葉を打ち立てました。

「虹色に染まる人であれ」

I.Nanami「虹色に染まる人であれ」より

色んな人の視点や価値観を取り入れ、協力していける人脈を築いて行ける人になる。という事を一番大きなキーワードとして掲げ、その言葉のような人になるべく、1年間行動してきましたが、皆さんから見て今の自分はどんな風に見えているでしょうか…。

自分も今日で19歳。ラストティーンの年になってしまいました。時の流れって想像しているよりも何十倍も早く、いつの間にか過ぎ去っていくものだと改めて認識してしまいます。

19になり、この一年を振り返ると想像している以上に多くの経験・体験をすることができた一年になりました。そんな一年を三ヶ月のスパンで振り返っていこうと思います。(昨年の誕生日のnoteを見ていない方は下から見ていただけるとありがたいです)

ー10月~12月

10月は長野大の総合型選抜の試験があり、受験をしに信州・上田へ。1次試験は突破したものの、2次試験で落ちてしまいました。合否が判明したのが11月2日。高校最後の大会とかぶっていたこともあり、切り替えがとても難しかった…。けど周りの仲間が励ましてくれてこともあり、その場しのぎではあるものの、何とか切り替えて大会に挑みました。

結果自体は悔しさが残る結果。けど最後の大会ということもあり、これまでバレーを通じて関わってきた仲間たちと交流して、高校生活最後の大会を終えました。

ただ、その後がとてもしんどかった。落ちたという実感が徐々に湧いてきて、精神的に追い詰められてきて、勉強も全くできない状態になりました。勉強するにしても「何のためにやっているんだろ」とか「やったとこで意味ないだろうな…。」とか、マイナスの感情に陥ってしまいました。それを打開すべく、自分で何とかすることに。ゲームを沢山やったり、身体を動かしたり…。と沢山切り替えに繋がることをやっていきました。その中で、友達に対して色んな思いを打ち明けていく中で「長野大に入ってやりたいことが沢山ある」ということを再確認。それと同じ時期に受けた模試で得意だった日本史で思うように点数が取れなかったことが重なり、「勉強して絶対長野大学には入る」と言う想いが再び湧き、勉強に全力を注ぐようになっていきました。

ざっと統括すると、総合型選抜に落ちて、一般選抜で受かるべく全力で勉強に打ち込むようになっていった。といった感じですね。

あ、後は12月の雪がとても厄介でした(笑)。雪に含まれる水分量がかなり多く、例年の雪かきよりも何倍も体力を使っていました。けど雪かきをしたおかげで、いいリフレッシュになったことは覚えています。

雪が重すぎて道路が大変なことに…。

ー1月~3月

1月中旬に自分の運命を決める大学入学共通テスト。自分の中では集中してできてて、いわゆる「ゾーン」っていうものに入れていたような気がしました。

テストが終わった翌日に自己採点。最後に得意教科である日本史を採点することにし、他の教科を採点。点数的には日本史が良ければ確実に合格できるラインに乗る、といった感じでした。そんな中自己採点。結果的にも大満足の点数。確実に合格する点数に乗りました。受験に関しては共通テストのみで判断だったので、後は「ケアレスミスさえしなければ」確定で合格する点数でした。

合格をほぼ確信。これで落ちたら他の大学も受からないことがわかったので、自分の活動をゆっくりと再開。1on1をしたり、市内で行われた講演会に行ったりと、各種色んなイベントに出ました。また、一度新潟に行き、中学校からの友達に会いに行きました。久々に会った姿はとてもかっこよかったです。

月日は過ぎて3月に。3年間お世話になった佐渡高校を卒業。男子バレー部を卒部・引退しました。高校で得たものは本当に濃くて、充実した内容に。特別な3年間だったと感じました。その翌日には合格発表。無事に長野大学に合格することができました。

合格してからすぐに進学準備。住む場所を決めたり、必要なものを買ったり、色んな人に合格したことを報告し、感謝を伝えたりといろいろしてる中でかなりバタバタした日々を過ごしていきました。

引っ越し前に自転車旅を決行したときの一枚

3月25日。佐渡から離れて信州・上田の地へ引っ越し。ついに18年間過ごした島から飛び出し、上田で過ごす日々が始まりました。(ここでの詳しい話は下のnoteから!)


-大学前学期(4月〜8月)

引越しが終わり、新生活・大学生活がついにスタート。今までの生活とかなり一変。最初は慣れていなくて、戸惑う日がかなりありましたが、徐々に慣れていき、大学生らしい生活ができるようになっていきました。

前学期を通じてかなり多くのイベントがありました。4月は上田の祭り。5月にはsteensの取材・バレーの大会。6月には上諏訪へ行き街歩きのイベントへ参加。7月には上田の夏祭り。3週連続で参加したのはいい思い出。花火の日には雷にビビって家に逃げてました(笑)。

見れた花火は思い出の1ページに

そして、多くのイベントや大学生活を通じて新しい仲間との出会いが沢山ありました。全ての出会いが自分の成長に繋がっているような気がします。多様な考えや思っていること。何よりトーク力がかなり強くなっていくようになっていきました。

あ、後は人生初のアルバイトもスタートしたのもこの時期ですね。面接に関しては3社連続で落ちて、かなりショックになりましたが、今のバイト先で1発採用になったのはとても自信になりました。(後の詳細はnoteに書いてあるので良ければそちらを見て欲しいです!)


-夏休み・大学後学期(8月〜現在)

かなり直近になりますが、この夏はかなり充実した内容。夏休みの目標としていた「かけがえのない夏」にすることが出来ました。

軽井沢でのボランティアから始まり、1週間の青春18きっぷ旅行、大学での集中講義、2週間のRural地域留学、そこから帰省し、JVS2023参加する人生で1番長かった3週間の旅…。本当に色んなところに行けて満足感いっぱいです。また、初上陸の府県が沢山…。まだまだ行けてないとこもあるので、大学在学中に全国47都道府県全て行けたらいいなと思っています。ここに関しては詳しい内容は直近のnoteでまとめたので、そちらを見ていただけると幸いです。

そして、かけがえのない夏が終わり、大学での授業が再開。久々すぎて、かなり疲れました…。またエンジンをかけ直して、さらなる学びを吸収できるように、一生懸命頑張っていく次第です。

ー18歳を振り返って 

18歳の自分を振り返って、感じたこと・成長したなと感じたことはかなり多くありました。

まずは、人と関わる力。コミュニケーション能力はかなり上がってきたんじゃないかなと思っています。大学生になり、大人の方たちと関わることがかなり多くなり、大人との付き合い方をかなり学べたなと感じています。また、新しいことをする上で、大人との付き合い方はさらに向上させていこうと思います。

後は…。プレゼン能力はこの一年を通じてとても成長したんじゃないかなと思います。福島・磐梯町での政策提言、一年前学期でのゼミ発表、佐渡観光交流機構でのプレゼン…。人前に立ってプレゼンする機会が沢山ありました。向上させたきっかけは間違いなく「総合型選抜試験で落ちたこと」です。あの時、試験官の先生と意思疎通がうまくできていなくて落ちたと思っていて、そこはプレゼンで上手く語ることができなかったことが要因だろうと思っています。その経験があったからこそ、プレゼン能力をあげることができたと思います。

9月14日に行われた政策提言での一幕

また、自分自身の運が恵まれている方なんじゃないかなと感じる瞬間がかなりありました。大学での出会いなどもさることながら、3週間の旅での出会いや青春18きっぷの旅での出来事、大学に受かったこと…。あげたらきりがありません。青春18きっぷの旅での出来事で言うと、四天王寺に行ったタイミングで特別な体験ができたり、那智の滝に行ったときに予報では雨予報だったのに、雨に降られることなく観光をすることができたり、たまたま行った店がとてもいい場所だったり、と運に恵まれた機会が沢山ありました。そこは日々の生活で培われているんじゃないかなと思ってて、色んな人と関わることや誰かのために行動することなどで運が高まっていると思っています。今後も継続していこうと思います。

簡単にこの一年を一言で表すと「人との関わりを通じて成長できた年」だと言いきれますね。この一年で関わってくれた皆さん、本当にありがとうございます。

ー今の自分を支える「原動力」

今、自分自身振り返っていますが、この一年で、自分を支える「原動力」がすこーしだけ増えました。今までは自分の座右の銘である「Never say"If",take action.」と「Dreams are my guidepost.」、そして「虹色に染まる人であれ。」この3つの言葉のおかげで沢山行動しており、この言葉によって支えられた要素はかなり大きかったなと思っています。

けど、18歳になってから、それ以外の要因で行動できることがあります。

それは「」です。

人との出会い、その関わりを通じて得るものはかなり多く、吸収できるものも沢山ありました。特に、長野大学内と夏休みに行ったRural地域留学・JVS2023での新たな関わりはかなり大きかったなと思います。自分が関わったことがなかった人と関わり、自分が持っていなかった考えを吸収する、それが自分の「原動力」の一部になりつつあります。

特に9/23・24のJVS2023は多くの人と出会えました。

その中で、今まで以上に人との出会いに「感謝する」ことが多くなってきました。出会いを通じた成長。それが今の自分を形成する上でかなり重要な要因に。関わった結果、過去の自分より成長した自分に。だからこそ、人との出会いにもっと感謝しないと行けないなと感じる瞬間が多くなりました。

人との出会い。これを要因とした行動は今後増えていくと思ってます。それこそ、磐梯町で出会った人たちに会いたいと思い、福島や他の地域へ行くこととかがあったりするんじゃないかなと思っています。

ー19歳での目標

ラストティーンとなる19歳。来年の今頃にはできることの幅がより広まる
20歳に。20代へのスタートダッシュを決めるべく、この19歳での大きな目標は3つ。

①大学内外の人を佐渡に招く

18の年では他の地域に出向くことが多く、佐渡に対して還元する機会が5月に佐渡観光交流機構に行ってプレゼンするくらいで、正直あまりなかったなと反省しています。だからこそ、佐渡に学びを還元すると同時に、1人でも多くの人に佐渡に行って欲しいなと思っています。

それこそ、今回Rural地域留学で利用した地域おこし協力隊の短期インターン制度を上手く活用して、佐渡に来る際の金銭的な負担を減らして、佐渡に来れる機会を作っていきたいなと思っています。

②過去に行ったことがない県に行く

18の年では、新たに愛知・三重・和歌山・大阪・京都を観光し、滋賀・岐阜に上陸することができました。現時点で、20都府県に上陸していて、大学在学中に全都道府県に上陸したいなと考えています。

スマホアプリ「経県値」より。現時点での「生涯経県値」

19のうちに、東北(青森・岩手・秋田・宮城)には確実に行きたいなと考えています。一番の目的は保育園からの幼馴染みに会うこと。お金をかなり使うことになりそうなので、青春18きっぷを使っていこうかなと考えています。

また、佐渡以外の島にも行ってみたいなと考えています。現時点で一番行きたいのは、地域活性化が一番先進的である島根・隠岐の島。そこの海士町に行き、島の地域活性化の方法を学んでみたいなと思っています。

③イベント運営の方法を学び、実践する

18の年でもMIZUMATCH・RuralLaboを通じて各種色んなイベントに参加し、イベントの実践法を実際に肌で感じてきました。1回のイベントにかける思いが強く、運営してくれる皆さんが本当に素晴らしいなと感じました。

今後、さらに実践方法を学んでいき、自分自身も佐渡でイベントを開催したいなと思っています。地域留学のように、佐渡に若者の意見を取り入れることができるようなイベントを開催したいなと思っています。それこそ、夏にやるなら、佐渡の一大イベント「アースセレブレーション」に合わせて何かできたらいいなと考えています。

ー最後に。

昨年のキーワードは「虹色に染まる」人になること。

これはいつの間にか人生を通してのキーワードに変わりました。多くある座右の銘の1つになりました。

そして、19歳となったこの一年のテーマは

「繋~新たな学びをえるために~」

をテーマに掲げます。「える」をひらがなにしたのは掛詞があるから。かなりユニークな掛詞ですが、獲得するを意味する「得る」と大きい・広いを意味する「large」の頭文字である「L(エル)」を掛け合わせています。つまり、人との繋がりを通じて新たな学びを得て、それを自分自身で大きくし、広げていく。というのがこの一年のテーマです。一年のテーマを通じて、新たなミチシルベに向かって動き、虹色に染まる人になれるように頑張っていこうと思います。


最後になりますが、本日お祝いしてくださった皆さん。本当にありがとうございます。
夢である「佐渡を日本一アットホームな島にする」ために行動できるよう、頑張っていきますので、よろしくお願いします。
                      

2023年10月5日 岩﨑七海

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