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「歴史」〜青春18きっぷの旅〜

-近況報告

家に帰りたいなー、とかようやく思うようになってきちゃいました(笑)。既にもう8日目。最終日になっています。ここまで自宅・実家に離れたことがなかったので、そりゃそうなるか、と今思ってます。

ただ、楽しいところや魅力的に感じるところに行くと「まだ帰りたくねぇなぁ」と思うようになるので、人間の脳って上手いことできてるなぁと思ってしまいます。

今回のnoteは駅近くにあるワーキングスペースを利用して、このノートを書いています。最初来た時、ライトがついてなくて「え、やってないのか」と思ったのですが、無人で運営してるとのことでした。餃子などの無人販売はよく見るのですが、ワーキングスペースまで無人化するのかととても驚きました。

さて、今日は青春18きっぷの旅2日目を振り返ろうと思います。「歴史」とタイトルを決めたわけはこのnoteを最後まで見れば分かると思うので、最後までお付き合いして頂ければと思います。

-朝はしっかりと…

朝7時半。昨日の疲れを少しだけ残した状態で目が覚めました。この日取ったホテルには朝食がついてたので、チャチャッと自分の身支度を終えて、朝ごはん会場へ向かいました。

朝ごはんはバイキング。スクランブルエッグやパンなどといったド定番のやつもあれば、パンケーキやスムージーなど、今まで泊まったホテルで見たことがないメニューを見たりと、食べる前からワクワク。体重とかもう関係なしで、自分が今食べたいものを取り、しっかり朝ごはんを取りました。

食べ終わったあと、部屋に戻り、まだ残っていた荷物の整理をして、次なる目的地、昨日行けなかったある場所へ向かうことにしました。

ー名古屋の歴史を感じる場所へ

次なる目的地。それは名古屋城でした。自分は小学校5年生の時からずっと戦国時代・武将が大好きで、城とかあったらぜひ行きたいなと考えていました。過去に行った城だと、上田城、会津若松城、松本城に行ったことがあります。

実を言うと、水族館の帰りに「夜の名古屋城撮れないかなぁ」と思い、名古屋城近辺まで行っていたのです。ただ、有料の場所でしか綺麗に撮ることが出来なさそうだったので、明日移動する前に絶対立寄って撮ろうと決意したのでした。

その日になり、リュックを名古屋駅に置いて名古屋城へ向かいました。楽しみにしていたこともあり、電車に揺られる時間はあっという間に過ぎて行きました。

入場料を支払い、名古屋城へ入城。最初に入って感じたことは「暑い…。」でした(笑)。その日の名古屋の最高気温は35℃。とんでもない暑さ。暑いのを覚悟していたので、ノースリーブのシャツで来たのですが、それでも暑かったです。

順路の通りに進み、天守とご対面。初めて見た時、とても綺麗だし、輝いてる。何よりとてつもないオーラを感じました。ここにかつて城下町・名古屋の中心地であったことをとても感じた瞬間でした。

天守には耐震の問題があり、入れないとのことだったが、その下にあった本丸御殿を見学。見学していると装飾が恐ろしいくらい素晴らしいのを感じました。天守などは空襲によって全壊したそうだが、見事に再現されており、昔の人の技術の高さや日本の誇りそのものを凄く感じました。

技術の高さに圧倒。

素晴らしい建築を見ている間に、時間はあっという間に過ぎ、そろそろ出ないといけない時間に。名残惜しいものがありましたが、次の目的地へ向かうことにしました。

-いざ、次の目的地へ

名古屋城の見学を終え、名古屋駅に戻り、荷物を回収。すぐに改札を通りました。すぐ改札を通った理由はただ一つ。名古屋駅構内のきしめんをぜひ食べたいなと思っていたのです。

最初たどり着いたホームには立ち食いそば屋がなく、ここじゃないのかと思い、ホームを見渡しました。すると、反対側のホームに発見。すぐ様向かい、きしめんを注文しました。

初めて食べるきしめん。喉越しが最高。その後に口の中につゆの香りがふわっと広がりました。美味い。本当に美味い。次名古屋に来た時も駅構内で違う種類のきしめんを食べたいなぁ、と思いました。

季節限定の冷やしきしめん

きしめんを食べ終え、いよいよ鉄道の旅再開。次の行先は伊勢市。目的地へ向かうべく、電車に乗り込みました。

流れる風景は、名古屋から三重へ行くルート。流れる風景にはコンビナートがあったり、工業地帯があったりと、長野ではなかなか見れない風景を見ることが出来ました。

道中で1番驚いたのは、既に稲刈りを始めていたということ。新潟では、だいたい9月くらいから10月にかけて稲刈りをしているイメージだったので、早々と刈って大丈夫なのかなぁ、と心配になりました(笑)。

風景を眺めて電車に揺られること約3時間。本当に一人旅をしているんだという実感がさらに高まる中、次なる目的地へ到着しました。

-神宿る場所

三重県伊勢市に到着。目的はただ一つ、伊勢神宮を参ることでした。紀伊半島巡るんだったら絶対に行きたいなと思い、早々に宿を取って決めていた場所でした。

最初に着いた感想はもちろん「暑い…」。日差しが強い時間だったこともあり、暑かったのを感じました。けど、名古屋ほど暑くは無いなと思いました。ただ、暑い事に変わりはなかったので、すぐ様ソフトクリームを食べました。どうやら自分、ソフトクリームを見ると食べたくなる性格っぽいです(笑)。まるで妖怪ウォッチに出てきたコマさんみたいですね(笑)。

食べ終えたあと、伊勢神宮へ向かいました。ご存知の方も多いと思いますが、伊勢神宮には内宮と外宮があり、順番は外宮→内宮の順で回るのが良いとされています。その順番に則り、自分も外宮から参ることに。

アクセスはとても簡単で、伊勢市駅から真っ直ぐ行くとたどり着きます。何も考えずに真っ直ぐ行けばたどり着けるようになっているのでとても楽です。

外宮の鳥居を潜り、少し歩くと「さっきまで暑かったのにここは涼しいな」と感じました。生い茂る木々のおかげで日陰ができていることが要因かなと思いました。

外宮に入る前の鳥居

歩き続けると外宮の本殿が見えてきました。近づいていくと、とてつもないパワーがあるぞと肌で感じました。すごい場所に来てしまった…。これは記憶に焼き付けないと行けないぞと思うようになりました。

外宮の中に入り、しっかりとお参り。日々生きれていること、多くの人との縁を紡げていることに感謝しました。そして、今後も見守っていて欲しいと願いました。

伊勢神宮 外宮本殿

外宮参りを済ませ、いよいよ内宮へ。移動手段はバスを利用しましたが、初めて連節バスに乗りました。少し眠かったのでバス時間を利用して少しだけ眠ってました。

-より神々しい場所

バスに揺られて、伊勢神宮の内宮へ到着。最初に見えてきたのは宇治橋。テレビで伊勢神宮が紹介される時にだいたいと言っていいほど映る場所です。その橋を見て、本当に伊勢神宮に来ちゃったのかと実感がより湧いてきました。

伊勢神宮の内宮へ向かう途中に、御手洗場へ。そこは近くを流れる五十鈴川という川を使って、お参り前に手を洗う場所です。行ってみると、川の水質が段違い。そのまま飲んでしまいたいくらいの水質で、心が震えました。神宿りし場所はここまで違うのかと、思いました。

五十鈴川

手洗いを済ませて、途中途中であった神社に立ち寄りながら、内宮へ向かいました。中は他の場所と比べてとても涼しく、快適に伊勢参りをすることができ、歩いているだけでも楽しいなと感じました。

そしてついに内宮に到着。近づいた瞬間、鳥肌が立ちました。最初に行った外宮も神々しい雰囲気を肌で感じましたが、それ以上の雰囲気。これが伊勢神宮かと体感しましたし、ここに昔から多くの参拝客が来ていることを感じ取り、歴史が詰まりに詰まっている場所なんだと感じました。

伊勢神宮 内宮

内宮でも外宮と同様、何気ない日常を過ごせていることなど、日々の感謝と今後も見守って欲しいことを伝えました。

全て回りきったところで、本当に一生に1度行くべき場所であるなとより一層感じるようになりました。このnoteを見てくれた皆さん、本当に行くべき場所ですよ。実際に行った本人が言っているので間違いないです。

まだまだ日が高い太陽と宇治橋

-名物を食べに

伊勢参りを終えて、有名なもの食べに行こう。という気持ちが高まりました。皆さんは伊勢名物をご存知でしょうか…?伊勢海老!と言いたいところですが、あまりお金を使うことが出来ないので、伊勢うどんを食べたいなと思いました。

最初におはらい町通り・おかげ横丁を回りましたが、何処も彼処も店が閉まっている状態。それもそのはず。多くの店が午後5時に閉店するのに関わらず、自分が伊勢参りを終えたのはちょうど午後5時。店が閉まっているのは当然、と言ったところでした。

それでも喉がとても乾いていたので、目に止まった喫茶店へ。チラッと中を見ると五十鈴川が見え、心地いい雰囲気で吸い込まれるように入っていきました。

そこではティラミスとサイダーを注文し、川が見えるいい席で食べることが出来ました。伊勢参りで疲れ切っていた身体に染み渡り、いい栄養補給ができたなと感じました。

食べ終わってから伊勢うどんが食べれる店をGoogleマップで検索。伊勢市駅の周辺で食べれる店があったので、すぐさま向かうことにしました。

最初に行った店は、まさかの休業中。Googleマップの情報ではやっているとの事だったのに…。ちょっと残念な気持ちを持ったまま、次の店に向かいました。

次のお店に行くと、伊勢うどんの写真がいくつもあり、これは絶対美味いやつだと確信。そのまま店内へ。

そこではオーソドックスにうどん定食を注文。出てきたうどんを見て、「え、めっちゃ美味そう…。」と思う我。写真を撮り、すぐに食べ始めました。食感はほかのうどんと違ってふわふわ。疲れた体にちょうどいい柔らかさでした。また、汁は濃いめに作られており、ご飯との相性が抜群にいい。このメニューを選んで大正解でした。

-初ゲストハウスへ

腹と口の中が幸福感に包まれ、幸せな気持ちを持ったまま、今日の宿へ向かいました。その宿はゲストハウスで、人生で初めてゲストハウスというものに泊まりました。

狭苦しくて寝づらいんだろうなぁ、とか思っていましたが、全然そんなこと無かったです。ちゃんと寝れるだけのスペースはあるし、荷物も置ける。シャワーもトイレも清潔感がとてもあり、非常にいい場所でした。

下の階には自由に使えるスペースがあり、そこで旅であったことをまとめたり、YouTubeを見たり、コンビニで買った食材を食べたりしました。今回この場所に泊まったことによって、今後ゲストハウスを使っても全然いいなと思うようになりました。

やることを終え、長時間電車に乗ったこと・歩き続けたことで溜まった疲労をストレッチで軽減させ、寝ることに。明日も楽しみがあるので、興奮して寝れないかなと思っていましたが、案外すぐに寝れました。

-二日目を振り返る

2日目は名古屋城・伊勢神宮と歴史的に価値がかなり高い場所へ行き、実際に感じるものが多くあった1日になったなと感じました。また、自分が日本の歴史を知ることや感じることがめっちゃ好きなんだろうな、と改めて感じる一日でした。

さぁ、次の目的地へ。

青春18きっぷの旅はまだまだ続きます…。自分から計画したからこそ、得れるものも人一倍。

もっともっと楽しんでいこう。

今回も最後まで見て頂き、ありがとうございました。

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