知ると楽しい倍数接頭辞
151日目。
今日は”倍数接頭辞”のお話。
■倍数接頭辞とは?
英語の中で名詞の前に付して、
”数的要素”を表現したものが”倍数接頭辞”です。
語源としては、ギリシャ語・ラテン語・
サンスクリット語等
多岐にわたっているようですが、
メジャーなものは前者2つですね。
倍数接頭辞は化学系の名称でよく使われ、
覚えておくと結構役に立つため、
記憶しております。
案外、日常生活でも使える知識化と思いますので、
御紹介をば。
■倍数接頭辞の紹介
早速、列挙していきましょう。
・1:モノ(mono-)
・2:ジ(di-)
・3:トリ(tri-)
・4:テトラ(tetra-)
・5:ペンタ(penta-)
・6:ヘキサ(hexa-)
・7:ヘプタ(hepta-)
・8:オクタ(octa-)
・9:ノナ(nona-)
・10:デカ(deca-)
化学系だと名称を見ると大体の構造が
見えてくるので、結構便利だったりします。
(例)ジエチルエーテル
→2つ(ジ)のエチル基がついているエーテル
日常生活で耳にする単語にも結構使われています。
例えば、こんな感じ。
・ジ-レンマ (二項対立)
・テトラ-ポッド (頂点が4つ)
・ペンタ-ゴン (米 国防総省、五星)
・ヘキサ-ゴン(昔のクイズ番組、6角形がモチーフ)
・オクト-パス (タコ、8本足)
他にも、ピンとくるタイミングがちょこちょこ
あったりします。
■知るともっと楽しい!
ぶっちゃけ、こんなもん知らなくても
何も困りはしません!
というか、化学系に興味のない人にとっては
ほとんどの場合、役に立たない知識です。
でも、知識を蓄えることの楽しさは、
不意に訪れるものだと、私は考えています。
今回の倍数接頭辞についても、
ある日、きっと忘れたころに、
「あぁ!コレの名前が○○なのって、
△△が◇個あるからなのか!」
みたいな体験をする日が来ると思います。
その瞬間が、あなたが倍数接頭辞にハマる瞬間です!
そして、それこそが知を楽しむ、
ということの本質ではないのでしょうか?
おにぎり紳士🍙