P/PCバランスを意識すること
118日目。
今日は自己啓発ネタをば。
■P/PCバランスとは?
いわずと知れた名著
『7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)』に
記されている考え方です。
■P (Performance)
→成果
■PC (Performance Capability)
→目標達成能力
ざっくりと概要を説明すると、
『成果(P)を得るためには、それを可能にする能力(PC)が必要になる』
ということです。
「そりゃそうだろう!」
と思ったことでしょう。
私もそうでした。
『7つの習慣』を読むと、ほとんどの場合、この思考に陥ります。
「そりゃそうだ!」
「言われなくてもわかってる!」
でも、案外それを徹底できないもんだから、
これだけ長く読まれ続けているんでしょうね。。。
きっと。。。
気になる方は一度調べてみてください!
■P/PC ≦ 1
上記の定義に沿えば、当然このような数式が
成り立ちます。
∴ P/PC ≦ 1
言語化するのであれば、
「能力以上の成果は発生しえない」
ということになります。
もちろん実際は外部環境の変化や周囲の協力
等の自己に必ずしも帰属しない要素も
あるでしょうが、
それも含めて本人の能力(PC)だと
定義するのであれば、
やはりP/PC ≦ 1は成立します。
この場合、重要であるのは、
”P”とPCは”独立変数である”ということを
認識することです。
PCを大きくしたとはいっても、
そのすべてを活用(アウトプット)
できるわけではないので、
Pとしては小さくなります。
この活用度合いをαと仮定すると、
下記のような関係式になります。
∴ P =α x PC
上記式を計算すると、
α≦1
となります。
ただ、能力を100%(α=1)発揮できるか、
と問われれば、それは実際のところ
難しいでしょう。
で、あるならば、成果(P)の絶対値を
大きくするのであれば、
いかに目標達成能力(PC)を大きくするかが重要
ということがわかるかと思います。
■Pに繋がらないPCは無意味か?
これが今回の最重要論点です。
結論から言えば、決して無意味ではありません。
大事なのは“P/PCバランスをどうするか“
であって、必ずしも“Pの最大化”ではないからです。
これはもはや価値観に帰属する問題です。
結果を重視する人であれば、
当然“Pの最大化”を重視し、
“活用方法の模索(αの最大化)”
“能力開発(PCの拡大)”を図るでしょう。
私のように、
“必ずしも成果につながらなくても良い“
“知識欲が強いだけ”という価値観であれば、
“結果としての能力強化(PCの拡大)”
になり、P/PCバランスとしては小さくなります。
それでも良い、という価値判断ですね。
一都三県では緊急事態宣言が出て、
大阪や愛知でも出るかもしれない、
という状況の中で、再びまとまった時間が
できそうな感じでもありますので、
一度“P/PCバランス”について考えてみることを
オススメいたします!
おにぎり紳士🍙