記事一覧
鬼切日記ver5.0 創作者のタイプ
創作活動は、誰もが同じ動機でやってるとは限らない。
プロを目指すか趣味としてやるか、みたいな話でもなく、もっと根本的な部分で違っている。個人的には3タイプに分けられると思う。
①超人……何かを表現すること自体や、表現技術の成長に喜びを感じるタイプ
おそらくプロの創作者は、ほとんどがこれなんじゃないかと思う。漫画家漫画の登場人物なんかにも多く、創作活動をしない人から見た創作者の典型的なイメージ
鬼切日記ver5.0 能力バトル物の後出しジャンケン問題
能力バトルものを書いていると、これ「後出しジャンケン」じゃないか?と不安に思うことがある。
だが最近になって、そもそも後出しジャンケンの何が悪いのかということに考えが回ってきた。
「後出しジャンケン=悪」であると考えてしまった理由は「綺麗な伏線回収=善」というオタク的な価値観に引っ張らていたせいだと思う。
自分で物語を書くようになってから「序盤は退屈だけど最後まで読んだら面白い」という態度が
鬼切日記ver5.0 小説の書き方なんて存在しない
小説を書き始めて思ったのは、世の中の「初心者向け・小説の書き方」情報はあてにならないし、人によって言ってることがバラバラすぎるということ。
なので適当なことが言い放題だ。自分もそれに習うことにする。
例えば一人称視点か三人称視点か。どちらが向いてるかなんて人それぞれのはずだが「初心者は三人称視点」というのが多数派のようだ。
最初に書き、今も書き続けている長編は一人称視点だが、後に三人称の短編
鬼切日記ver5.0
久々にブログを書くことにした。Ameba、はてな、FC2、そして当noteで過去に書いていたものを含めれば5つめのブログだ。
過去の4つはいずれも長く続かなかった。なんとなく飽きて更新をやめて放置。今ではすべて削除した。
そうなった理由は書く目的がなかったからだ。なので今回は目的を設定しようと思う。
それは「書く習慣をつける」こと。
ここ2年ほど長編小説の制作にとりかかっているが、非常に進みが
「黄昏のリーンフェリア ~大人気VRゲームの世界で、私がいるエリアだけ過疎すぎる……。ならば最強の騎士として、この国を救うとしよう!~」第3話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
勇者の村を襲撃してから数日後。
私はフィオナの呼びかけにより、帝国評議会へ招集されていた。
アップデートを打ち切られてしまった、我らのガレンディア帝国を救う方法について、他のプレイヤーも交えた話し合いを行うためだ。
評議会の入り口では、またしても番兵ゴーレムに声をかけらた。
「オハヨウゴザイマス リーンフェリア様」
「名前を覚えてくれて何より。通るぞ」
「ハイ 勇者村ノ石像ミタイニハ
「黄昏のリーンフェリア ~大人気VRゲームの世界で、私がいるエリアだけ過疎すぎる……。ならば最強の騎士として、この国を救うとしよう!~」第2話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
勇者ローラン――エルドラの世界観設定における重要人物。
ストーリーの道中、あるいはアイテムの"フレーバーテキスト"で彼の名は何度も言及されるが、ゲーム内で姿を現すことはない。
いずれアップデートで登場し、裏ボス的なポジションとして戦えることを期待していた。
村の破壊によって動き出した勇者の石像は、その力の一端を見せてくれるかもな。
「来るがいい、勇者の似姿!」
しかし、勇者の石像がとった
「黄昏のリーンフェリア ~大人気VRゲームの世界で、私がいるエリアだけ過疎すぎる……。ならば最強の騎士として、この国を救うとしよう!~」第1話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
「リンリンリーン……。どうも、たそリンちゃんねるのリーンフェリアです」
「えー、今日はガレンディア帝国の西海岸にある浜辺に来ています。はぁ……」
潮風を受けて、高く結んだ茶色のポニーテールが揺れる。
私は一体何をやってるんだ……
今日も漆黒の騎士鎧を纏ってモンスター狩りをするはずだったのに、なぜか可愛らしい水着姿で海にいる。
「リン、もっと笑顔で! テンションが低すぎるよ!」
そんな私
「黄昏のリーンフェリア ~大人気VRゲームの世界で、私がいるエリアだけ過疎すぎる……。ならば最強の騎士として、この国を救うとしよう!~」あらすじ【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
遠い未来。ゲームの中で暮らせるようになった時代――
戦闘狂ゲーマー少女・リーンフェリアは、VRゲーム内にある国家「ガレンディア帝国」に居を構え、充実した日々を過ごしていた。
しかしこの国は、ある問題を抱えている。
出現する敵キャラクターが強すぎるせいで、街に辿り着けるプレイヤーが少なく、深刻な過疎状態が続いていることだ。
あまりの過疎っぷりが祟ったのか、ついにはゲームの運営からアップデート
「ゲーミングエルフ」第3話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
前回のあらすじ――ゲーム機の高度な技術力に衝撃を受けたエリン。しかし乃々佳が持ってきた新たなゲーム機は、乾電池に白黒液晶という、エルフェンランドですら時代遅れの産物だった。
エリンは差し出されたゲームボウイを訝しみ、受け取ろうとしない。
「ののか、ゲームこっち!」
エリンは片言日本語を話しながら棚にある「PZ4」を指差し、剣を振るジェスチャーをとる。
「うーん、やっぱりゲーム初心者に『ダー
「ゲーミングエルフ」第2話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
エリンが乃々佳と出会った翌日。エステル家の部屋の中。
「うぐ……眠い……」
瓶入りのポーションを片手に、目の下にクマを作って疲れ切った様子のエリン。
昨晩、エリンは魔法大学の図書館へ行き、異世界に関する記録を調べ尽くしていた。
そして夜が明け、日が高くなるまで実験を繰り返すこと十数時間。ついに異世界へ渡る方法を完成させたのだ。
エステル家の部屋には床を埋め尽くすほど巨大な魔法陣が描かれて
「ゲーミングエルフ」第1話【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
日本・とある部屋の一室――
「よし、私が1位! ゴールは目の前……」
「甘いよエリンちゃん! それっ、トゲトゲこうら!」
エルフの少女と女子高生が、仲良さげにゲームを遊んでいる。
「ああっ、私の車が爆発した! ずるいぞ乃々佳!」
「ふっふっふ、これがマリヨカートの洗礼だよ!」
「ぐぬぬぅ……もう一回勝負だ!」
◇
異世界・エルフェンランド――
エルフの魔法使い・エリン。
人間の勇
「ゲーミングエルフ」あらすじ【ジャンププラス原作大賞・連載部門】
エルフの少女・魔法使いエリンは、世界を救った英雄の一人。
平和になった世界で、彼女は退屈していた。
異世界から持ち込まれた大人気の娯楽文化「漫画」や「アニメ」でさえ、退屈を埋めることはできなかった。
エリンが求めるのは誰かの物語ではなく、自分自身で歩む冒険だからだ。
そんなある日、エリンは思いがけず異世界「日本」へ転移してしまう。
だが、エリンは異世界の品々を見ても瞬時に用途を理解し、あ
オートチェス1周年記 ~ウイングスの歴史~
※攻略記事ではありません。
オートチェスはアップデートの頻度が高く、新興のゲームジャンルということもあり、対戦環境が目まぐるしく変化するゲームです。オートチェスが「Dota Auto Chess」から独立して約1年、その変化の流れを構成ごとに振り返り、記録しておきたいと考えました。
記憶を辿って書いているので客観性は一切保証できませんし、当時の環境理解に誤りがあるかもしれません。また、繰り返し