親子共依存の親は、さっさと死んだほうが子供の為になる。死ぬことは、悪ではない。

夫婦にとって、それぞれの親子関係というのは夫婦間のコミュニケーションのトラブルの種になるからやっかいである。少し不謹慎かも知らないが、親というのは子供が成人して自分で生きていく能力を身につけた時点で、「親」としての役目は終わりである。

それでも、親としての自分にアイデンティティの多くを占めている人が多い。そういう人は、結婚した子供に対しても、アレコレとやかく口を挟む。そして、このとき言われた子供の方が「いやもう、黙っててくんね?勝手にやるから」と、言えたらならまだマシで、いい歳して自分の意思決定を親に任せている子ども(といっても大人)は少なくない。

こういう関係性の親は、子の夫婦間の話にも親が関わってくることが多く、それが原因で夫婦関係が台無しになることもある。親子の共依存というのは、本人たちが無自覚な場合も多く「自分たちは何も間違っていない」つもりだから、非常に厄介でもある。

さらに不謹慎なことを言うが、「親」としてのアイデンティティばかりにすがってしまう老人は、早く死んだ方がいいと思う。それが、1番子供の幸福のためになる。子供の人生に口出しし続けるかぎり、その子供は精神的な自立は難しい。そして、そのせいで子供の家族が崩壊する可能性すらある。だったら、さっさと死んだ方が子供の幸せの為になる。

オレは、もしその人が1人になったとしても、その孤独を愛し生きていけるたくましさがその人にあれば、人間は幸福をあきらめないでいられる、と考えている。他人への依存ありきでの幸福はもろい。離れ離れになることの寂しさなんてすぐ過ぎる。順番から言えばどの道親なんて子供より先に死ぬ。早いか遅いかだけ。

あ〜、金麦飲みてぇなぁ