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モードの使い分け  #あなたの推しごと教えてください

 宗田さんの企画を見て「はて、何があるだろうか」と頭の中を散歩してみました。物理的には釣りだったりキャンプだったり、でもそんな話じゃ面白くないなぁ、何か皆さんに役立つことはないかなと更に脳内散歩を続けてみました。

 神が降りてきました。私自身が現役の頃、意識していた仕事への取り組み方法というか考え方はどうだろうかということ。それでは早速、内容に入っていきたいと思います。うまく伝えられるかどうか心配ではありますが。。。

きっかけはロールプレイの研修

 会社に入って、社内研修などでロールプレイ研修というものを経験されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 自分が考えた内容などを仮想のお客様に提案したり、社内の上司にプレゼンしたりという擬似体験の研修です。結構、プレッシャーを感じますよね。私もそうでした。なぜプレッシャーを感じるのかというと、プレゼンする内容に関して全然プロの領域に達していないことを自分も仮想のお客様も認識しているからではないでしょうか? 少なくとも私はそう思いました。なので、ロールプレイをする直前に、自分にいいかせていました。

「これからプレゼンする内容はもう何十年も担当し何十件ものお客様に説明した内容だから自信を持っていくぞ」

 そうです。ある意味、自己暗示をかけていたわけです。そうすると不思議と普段の自分ではないもう一人の自分を産み出すことができるようになりました。


大人数の前でのプレゼンテーション

 大半の人は、大勢の前で話をするのはちょっと恥ずかしいという気持ちになるのではないでしょうか? 私も社会人になるまではそれほど人前で話をすることが得意ではありませんでした。どちらかといえば苦手なほうだったと思います。

 それでも、会社に入るとプレゼンをする機会は大きく増えていきました。最も前述した研修でもプレゼンの練習はたくさんさせられたと思います。その時、もう一人の自分を産み出すことを知ったおかげで、プレゼンの場合は面白い現象ができるようになりました。

 自分の後ろにもう一人客観的に自分を見ている自分がいるような感じを味わうことができたのです。もう一人の自分は、私に対して「ほら、前の方の人たちは眠そうになっているぞ、話し方を変えてみたら」とか言ってくれるのです。正確には、頭の中でそう考えているのだとは思いますが、そんな感覚になるとプレゼンも落ち着いてできるようになっていきました。

通勤時の切り替え

 今はリモートワークが定着してきているのでさほど気を使うことはないかもしれませんが、会社に出勤するとか、お客様先に出向くとかという場合、私は駅から会社またはお客様のところまでの移動の間に、仕事モードの自分に切り替えることを実施していました。仕事上では自分のキャパを超えた要求やどうしようもないことを依頼されたりすることはよくありました。なので、プライベートの自分とは違った仕事をするための人格にモード変更するということを試みていました。別に二重人格というわけではありません(笑

 仕事上はプライベートと違って、理屈を通しやすい環境だと思います。なので、理屈や規定に合わないことはやんわりとお断りする、例えお客さまであっても。ということをある程度覚悟することを私は仕事モードと捉えていました。

 よくある争いは「言った、言わない」ということがあります。家庭でもよくありますが仕事上はそのことが阻害要因となり前に進みません。時には「私が記録しておかなかったことが悪いことだったと思います、もう一度話し合いさせていただけませんか」とか、最悪は「わかりました、おっしゃる通りに進めてみます。その際、xxxのリスクが発生することになりますのであらかじめご了承いただけますか? 今回はきちんと議事録に記載してお送りいたしますので」という対応に落とし込んで前に進めることが重要になりますが、個々人の性格を丸出しにしてしまうと、「そんなことはできかねます」と声を荒げてしまうかもしれません。そういうことを少なくとも「仕事をしている時」は封印するということになります。逆に、ものすごく罵倒されたりした時は、プライベートに戻る時に「どうでもいいこと」として自分の中で処理してしまい、次の日にはケロッとして仕事に戻ることが重要になります。翌日に持ち越してもいいことはありません。意図的に忘れ去ることが賢明です。

いいたいこと、つまり私の「推しごと」は

 家族と過ごす時間の時は自分自身を素直にだして、仕事をする時は、自分自身の弱いところを外して仕事モードの自分を作ってしまうということです。難しそうですが、会話の前に一呼吸おいて対応することを意識すればできるようになるのではないかと思います。

 仕事をする時の自分に対して「仕事モード」を作ることが私の「推しごと」です。悩まれている方はお試しください。


この記事は、宗田さんの企画に対する投稿記事です


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