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なんでなんで攻撃

 私には三人の孫がいる。一番上のお姉ちゃんは今年から小学生なので手がかからない。元々おとなしい性格でお絵描きなどが大好きだ。ときは外で遊ぶのはもっと好きではある。その下は、幼稚園生のお兄ちゃんである。どちらかといえばおとなしい方ではあるのだろうが、内弁慶である。そして一番下の女の子は、何しろお兄ちゃんの真似をしたがる活発な女の子だ。いつも爪先立ちして歩いている。なぜかはわからない。

 そんな、孫たちだが、最近「なんで、なんで」というようになった。まずは、お兄ちゃんが言ってくる。それを見ていて一番下の女の子も言ってくる。終わりはない。何を答えても「なんで」と聞き返してくる。そのうちに解答にも窮するが面倒臭くなってくる。なので、「なんでだろうね」と誤魔化してしまう。

「じいじ、じいじの車、なんで赤なの」とお兄ちゃんがいうと。
「なんであかなのー」と一番下の子が真似をする。
「うん、じいじは赤が好きなんだよ」と私が答える。
「なんで、赤が好きなのー」とお兄ちゃんがいう。
「なんで、あかがしゅきなのー」と一番下の子が真似をする。
「うーん、なんでだろうね」と誤魔化す私。

 ネットをググると「なぜなぜ期」という脳の発達を促す時期があるそうだ。理解するレベルによって違うらしいが二歳からのなぜなぜ期と四歳からのなぜなぜ期があるらしい。正にぴったりの年齢。

 何にでも興味を示すけど、自分が知らないから「なぜ」と聞いて自分の知らないことを知ろうとするらしい。そう考えると「あー、めんどくさい」と思ってはいけないなと思ってしまう。答えに窮した時は、「なんでだろうね。一緒に調べてみようか」というような返しがいいそうだ。

 多分、私にはできそうにないのでママに頑張ってもらうことにしよう(笑

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#なぜなぜ期 #なんでなんで #子供 #成長 #日常

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松浦 照葉 (てりは)
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