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音事検、CSR企画第一弾。小学生対象 「歌手のお仕事体験」をプロデュース!

昔、流行りましたね「千本桜」。
今でも子どもたちに人気の歌。たたみかけるような歌詞とリズムのインパクトが優れた名曲です。


「歌手のお仕事体験」の申し込み

お仕事体験のフライヤー(現在は募集終了)

私たち音楽事務検討委員会は史上初、学校事務職員による学校事務のためのロックバンド。

学校教育、そしてロックの末端にかかわる者として、子どもたちに音楽を通じた恩返しをせねばならないと常々考えています。
CSR(企業の社会的責任)を果たすロックバンド、それが音事検です。

そのCSR第一弾として企画したのが、よく店舗で実施されている
「お仕事体験」。
行政や商工会主導の企画もよく目にしますね。
中学生の職場体験学習はカリキュラムに入っていることが多いです。

本業の忙しさの中にも、将来の職業選択のため、
大きく言えばキャリア教育のために貴重な時間を提供していただける
事業所の皆様には頭が下がります。
それはまた、子どもにとってはかけがえのない経験になるでしょう。

私たち音事検ができる社会貢献はこれではないか?
そうと決まれば話は早い。
芸能活動に関心がある、音楽関係の仕事に就きたいと考える、
もしくはまだ何も考えておらず、ただ、どのようにして
大人は社会にコミットしているのか?だけ知れたらいい。
それら様々なレイヤーに向けての
「歌手のお仕事体験」を企画したのでした。
上のチラシはそれです。

歌手のお仕事体験の実際

お仕事体験当日の資料

前代未聞「歌手のお仕事体験」に応募してくれた小学生が一名。
上記のレジメのとおり、
歌う

レコーディングする

(後日)マスタリングしたCDをプレゼント

という内容です。

その小学生が希望した楽曲が「千本桜」
冒頭の動画は見本になるよう制作した音事検カバーver.です。

相手が小学生だからといって、いわゆる「子どもだまし」のような内容はしたくなかったので、レコーディングの環境も私たちが普段行っているのと同等の、すなわちプロ仕様で臨みました。

きちんと録音ブースのある部屋で、
DAW搭載のPCにオーディオインターフェースとコンデンサマイクを設置。

来てくれた小学生は初めての光景にも臆することなく、
がんばって「千本桜」を歌ってくれました。

この「体験」でこだわったポイントが、
プロダクトを作る。ということです。

レコーディングスタジオで歌う。というだけでも十分に価値のある体験だと思いますが、それが成果物として形になる。ということが大事だと考えました。
それが、仕事の「やりがい」につながるからです。

なので、レコーディング終了後はこれまた音事検がするのと同等の熱量で、
ミックスとマスタリングを行い、お店で売っているのと同様にCDをパッケージングして送りました。

きっと、喜んでくれたと思います。

認知能力と非認知能力と

↑上の当日資料にある「3つの力」は、音事検が考える
理想的な歌手が持ち合わせている3要素です。

①体力 は言わずもがな。どれだけ優れた歌い手でも、ライブの途中でバテテしまったら元も子もありません。
アルバム全曲分のレコーディングには相当な体力を要します。
何より、声量がないと届きません。

②表現力 も当然必要です。どれだけ優れた楽曲でも、正しい音程とリズムで歌うことは当然のこと、さらに良さを引き立たせるための技巧がないと一流の歌手にはなれません。

そして
③想像力 です。体力・表現力を備えた、優れた歌い手はおそらくたくさんいます。しかし、それが聞き手に響くかそうでないかのラストワンマイルを決めるのが、想像力だと考えます。
この楽曲で何を伝えるのか。
聞き手が何を求めているのか。
自分には何ができて、何をすべきなのか。

やや抽象的なきらいはありますが、それもそう、
客観的な数値で測りにくいこれが非認知能力 ってヤツなんじゃないかと思います。

音事検はこの3つに磨きをかけて、もっといい作品づくりをめざしていきます。ご期待ください!

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音楽事務検討委員会 Gt.ローズアンノワール
これからの音事検にご期待ください!