【第3回】出演者インタビュー!及川寛繁さん
幼い頃から音楽が好きな母に連れられてピアノを習い始め、中学生の時にはブラスバンドに入り、ホルンを始めました。しかし、急遽オーボエに変更することになり、オーボエで大学に…今では指揮者としても活動しています。
今回はリヒャルトシュトラウスの13管楽器の指揮をつとめ、奏者をまとめあげます。そんな及川さんについてインタビューをしてみました。
それでは、どうぞ!
Q: 音楽(楽器)をはじめたきっかけは何ですか?
A: 幼い頃から音楽が好きな母に連れられてピアノを習い始めました。中学生の時にはブラスバンドに入り、ホルンを始めましたが、急遽オーボエに変更することになりました。高校ではまたホルンに戻りましたが、音楽大学の進学を考えたときに、オーボエを持っていたことと、レッスンの経験から、音大にはオーボエで入学しました。
Q: 音楽以外の活動について教えてください。
及川さんは音楽の経験は調べればでてくるので、別でよろしくお願いします(笑)
A: 剣道をしており、フランクフルト剣道大会、級の部で優勝したことがあります。この大会はヨーロッパ最大の大会であり、170人のうちの一位になったことで、ドイツでも名を知られる剣豪としても活動していました(笑)
Q: 今までで一番良かった演奏会は何ですか?
A: 聴いた演奏会ではバイエルン響、ゲルギエフ指揮のチャイコフスキー4番やベルリンフィル、ヤンソンス指揮の火の鳥が印象的でした。また、記念公演で独奏を勤めたリヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲も特に良い思い出です。
Q: 13管楽器の魅力について教えてください。
A: 13管楽器はリヒャルト・シュトラウスが18歳の時に作曲した作品で、彼の若さとパワフルな響きが魅力です。
Q: 音楽に対する拘りと目的は何ですか?
A: 妥協をせずに理想の音楽を追求することが拘りです。また、クラシック音楽を聴く人々に対して、「クラシックは難しくない!」というメッセージを伝え、音楽の素晴らしさを広めたいと思っています。
ありがとうございました!
及川さんの音楽に対する情熱と努力、そして剣道における実績からも分かるように、及川さんは多才で情熱的な人物です。彼の人生において音楽は欠かせない存在であり、自己の限界を超えるために日々努力しています。
ただ音楽を奏でるだけでなく、人々に感動を与える存在としても活躍しています。
及川さんの音楽の魅力と情熱は指揮者として、聴く人々に心の豊かさと喜びをもたらすことでしょう。
吉成行蔵氏に師事し武蔵野音楽大学を卒業。その後ミュンヘン音楽大学にてG.パッシン氏に師事、ドイツ・ライプツィヒ交響楽団の首席オーボエ奏者に就任。全国発売中のソロCD「三つのオーボエ・ソナタ」(ナミ・レコードWWCC7611)は作曲者の一人H.デュティユー氏からも賛辞を贈られている。その傍らライプツィヒ音楽大学指揮科を卒業し、第7回ウィーン国際指揮者コンクールでファイナリストに、オーストリア教育省の給費を受けて音楽祭にも出演。30年にわたるドイツでの首席オーボエ奏者、ソリスト、指揮者としての活動を経て、2019年4月より鹿児島国際大学音楽学科教授として後進の指導にあたるとともに、ソリスト・指揮者としての活動に精力的に取り組んでいる。
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