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55歳。エロくていーじゃん

そもそも若い頃、ヨガを始めた時は、荒れ狂う嵐のような煩悩をもしかしたらコントロールできて、上手くいけば煩悩から解放されるかもという淡い期待を持っていたのですが

何十年ヨガの練習を重ねても煩悩から解放されるどころか、どんどん煩悩は深くなるばかり大嵐が吹きまくるばかり。
私の頭の中で年齢というリミッターが上手く機能しないらしく
「何歳だと思ってるの?!」的なお叱りを受けることもしばしばです。
(詳細はこの場では伏せるとして、、、汗)

ヨガの練習を重ねているうちに薄々気付いていたのですが
「これはやっぱりムーラバンダのせいやん!」と、この本を読んで謎が解けたのです。

「ムーラバンダ」とはヨガのテクニックで「エネルギーロック」と呼ばれ
背骨の真下に当たる会陰部分をほんの少し引き上げるものです。
このテクニックを使うことでいわゆる骨盤底筋が強化され
生殖器が加齢によって下がってきたり衰えたりするのを防ぐ効果があるのです。

よく聞く「更年期の膣の乾燥、痒み、性交痛」などの話題が、年齢は完全に当てはまっているのに全く内容がピンと来ないのは
ムーラバンダを常日頃練習しているあまり更年期の諸症状にまったく縁が無く、おかげで年甲斐もなく煩悩に翻弄されているわけなのです。
(ま、全てをムーラバンダのせいにするには無理があるとして)

考えてみると本当に閉経前後も全く何の気になることも経験せず、あまりに不快症状がなかったので
いつ最後に生理があったかも思い出せないくらい、気が付いたら終わってたけどその事も忘れている始末。笑笑。

ムーラバンダもだけど多分ヨガ全般、更年期のホルモンの変化に良かったんだろうな。

それにしてもこの本を読むと
自分のからだと性を肯定し愛し慈しむ事がどんなに大切なことかが分かるし
間違った教育や社会的押し付けがどれだけ女性の自然な在り方を抑圧してきたか、にも気付くことができます。
自分のためにももちろん子供の為にもぜひ読んでおきたい一冊。

というわけで
これからはますます年齢というリミッター壊していきます。








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