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自分の身体を知れば生理は楽しい!(生理困難症を克服した体験談②)

さて前回はかつて30代に生理困難症で苦しんだ私がありとあらゆる治療を試した挙句に整体で諸症状から解放されたお話をしました。

なぜ整体で生理困難症が改善するのか?
それは4週間スパンで起きる骨盤の開閉がスムーズになることによって生理と排卵の周期がスムーズになるからです。

骨盤が開き切った時に生理が始まりそこから2週間かけて閉じていきます。

骨盤が締まりつつある2週間は体温高めで身体も軽く気分も高め。代謝も高いので体重も増えにくくウエストや腰回りも締まります。骨盤が閉じ切った頃に排卵があり、そこからは骨盤が今度は開き始めます。

その時期は体温低めで身体が重くやる気が出ない。眠くてゴロゴロしたい。代謝も低くなり太りやすくなり、ますます気分下がる。そう、生理前のあの感じそのものですよね。

整体やヨガで、骨盤周りや骨盤の動きと連動している肩甲骨周りをほぐし整えていると、この開閉がスムーズになるのです。

骨盤が開き始めたら、そういう時期と諦めてゆるゆるダラダラゴロゴロして骨盤を緩めて生理になるのを待つ。骨盤が締まる時期に活動的に動く。(生殖能力が一番高まって魅了的になるのもこの時期なので男の子もこの時期にゲット)

いわば波乗りのように自分の周期と骨盤の開閉の波に上手く乗っていれば生理困難症は改善する一方。上がっていけない時期に無理をしたり自己嫌悪に陥ったりする必要もないんです。

ちなみに骨盤が締まることでウエストが細くなり代謝が上がるので太りにくくなると謳って骨盤を締める施術や産後に骨盤を締める下着などを売っているのをよく見かけますが、骨盤は開閉することが大切なんです。締まり過ぎの弊害は沢山あるのです。(確かに細いウエストは維持できるでしょう)

さて生理困難症がすっかり良くなってしまった私に何が起きたかと言うと、そうやって波乗りを楽しんでいるうちに生理がどんどん軽くなり、骨盤開き切って生理始まると「どっ!」と出血して3日くらいで生理が終わるようになりました。
しかも骨盤底筋をヨガで鍛えていた効果も加わってか、トイレに行くと出血する。なのでナプキンが汚れない。節約効果まで加わったのです。

そうなると生理ってある意味気持ちの良いものです。
1ヶ月身体に溜まったもう要らないものを排出する行為。

ダラダラ長引いたり、終わったかと思ったらまた始まったり、お腹痛かったり頭痛かったりそんな嫌な生理をずっと繰り返す必要なんて本当はないはずなんです。

以上は
寺門拓巳著「かわいいからだ」
岡島瑞穂著「女のからだ、自分で改善!」
で得た知識を実践してヨガでメインテナンスを続けた成功談です。

やはり大切なのは自分の身体をよく知ることですね。
自分の身体の声をよく聞いて身体のことをよく知っていればお医者さんは痛み止めを出してそれっきり改善しないようなことも改善したり、あるいは身体の声と一緒に暮らすという選択ができるのだと思います。

それにしても私たちの身体って本当に面白い。そう思うのです。


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