旅と鉄道模型のレイアウト
今日は少し違った視点からブログを書いてみたいと思う。
鉄道や旅行以外では読書が趣味な私は、
小説以外にも数年前からミニマリストに関する本をよく読むようになった。
その内容に衝撃を受けた私は、改めて私生活や持っているモノについて考え直させられた。
学生の頃は大学を休学して、
自転車にキャンプ道具を積んで8ヶ月かけてヨーロッパを一周した。
そのときの持ち物は自転車に取り付けられるサイドバック4つのみ!
荷物をたくさん積むと坂道を登るのが大変だから、いかに荷物を少なくするか、軽くするかが重要だった。
バックパッカーでユーラシア大陸を縦断したときも、荷物は30リットルのザックとサブの小さなカバンのみ!
少しの荷物で世界中を旅しながら生きていくことも出来るのに、就職して旅行もたまにしか行かなくなると、モノがどんどん増えていった。ビートルズが好きでCDどころかレコードまでコレクションしたり…。でも、結局iTunesがあれば十分なんだよね。歌詞カードは数年に一度くらいしか見なかったし。他にも本とか雑誌とかマンガとか、売る前に読み直したりスキャンしたりして全部処分した。
鹿児島の実家に帰省した時には、トラック2台分のモノを処分した。その中には、高校生の頃に製作した60×120の鹿児島本線のレイアウトもあった。私はレイアウトが好きで鉄道模型をやっているのだけど、とてつもない量のホコリが積もったレイアウトを見て本当に切なくなった。
それでも、ある程度モノが減ったらレイアウトを夢見るようになった。ヨーロッパを鉄道で旅行するとき、ホテルを出て中央駅に行くと、パリ、フランクフルト、チューリッヒ、ローマ…と、ヨーロッパ各地に向かう名列車が止まっている。その光景が忘れられなくて、家でも味わいたくて、ヨーロッパのレイアウトを製作することを決断をした。作りたい景色がたくさんあって、一時期はかなり大きなプランも考えたけど、ホコリまみれになったレイアウトを思い出して、妥協を重ねて60×90で挑戦してみることにした。
モノが少なくなってスッキリした家にある、小さなヨーロッパ。完成には程遠いけど、行き交う車両を眺めながら、旅の思い出に浸りたいと思うのであった(´∀`)
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