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確定申告準備を早めにする方がいい理由

2024年に入って、1ヶ月が過ぎようとしておりますが、個人事業主様などは確定申告をしないといけないため、その準備に追われている方もいらっしゃるかもしれません。確定申告の受付期間は2月16日~3月15日となっているため、直前までに準備をすればいいとお思いの方も多いでしょう。もちろん確定申告に間に合えばいいので、それでも問題はないのですが、準備を早めにする方がいい理由もございます。

1.領収書、請求書の紛失、内容失念の恐れ

12月が終わってから、確定申告の準備に入る場合、一気にまとめて処理、整理することになりますが、1年分の処理をするため、取引の多い事業主様などは特に書類の量が膨大なものとなります。ほぼ1年前の処理ともなると、請求書、領収書がきちんと保管できている可能性も低くなりますし、取引の内容などを失念している可能性もございます。
2023年10月よりインボイス制度も始まり、請求書や領収書を紛失してしまった場合、消費税が一部認められない可能性も出てきます。
毎月書類はきちんと保管し、記帳を毎月行うことによって、確定申告直前に慌てることなく、申告もスムーズに行えるようにしましょう。

2.記帳代行業者に断られるケース

新しく事業を始められた方は特に、どうやって確定申告を行なえばいいのか分からないかと思われます。事前に自分で全て対応できるか確認し、無理そうだったら、税理士事務所や記帳代行のサービスを行っている会社様に依頼するケースもあるかと思いますが、1年分をまとめて依頼した場合、記帳を行う量も多く、作業する時間などが限られてくることもあり、断られるケースが圧倒的に多くなり、受けてくれたとしても、料金が高くなる可能性もございます。
最低でも確定申告の半年前までには、記帳代行サービスを行う会社様を決めて、依頼して頂くと、ご依頼を受けやすくなりますので、早めに検討するようにしましょう。

3.申告期限に間に合わない場合ペナルティ

早めに準備をしていなかったために、申告期限に間に合わなかった場合、追徴課税が課せられるなどのペナルティが発生します。申告だけでなく、納税が遅れると、延滞税なども発生し、金銭的なデメリットが非常に大きいです。また、青色申告が遅れると青色申告特別控除が適用できなくなったり、2期連続で遅れると青色申告の承認を取り消される場合もあります。
こういった金銭的な面を考えても、確実に申告受付期間内に申告できるように、早めに準備して頂くことをお勧めします。


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