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web3に対して最近モヤモヤする Vol.1

この記事を作成したチェンジメーカーについて

名前:Zaki[Initiative Member]
略歴:大手芸能事務所で新規事業開発を経験、その後IT業。
One Globalでの活動:One Global Note


こんにちは、こんばんは、Zakiです。
少し前にXで流れてきたmiinさんのスレッドを見ていると、最近感じていたweb3へモヤモヤした感情を捉えれた気がしました。

miinさんのスレッドに対して、思った事を綴る事で、これまでの私とweb3の関わり方や感じていた事の棚卸しになるのではと思い今回記事にしてみました。

正直「One Global Note」で公開するのは、メディアの選定間違ってる気もするし、恐らく支離滅裂でキレイに纏まらないであろう。なので後日記事の削除かも思っている。
注)本記事はmiinさんのスレッドを読みながら、勝手にZakiがあれこれ書いているだけなので、miinさんの考えや意図と関係ない内容になってます。

miinさんのスレッドの全文を読みたい場合はこちらです。


2018年:ブロックチェーンの可能性を知る

私もブロックチェーンの可能性を感じたのは2017年~2018年頃でした。
「ブロックチェーン・レボリューション」を読んだ事が起因していたと覚えてます。

SNSの普及により、コンテンツのあり方が変化していた時代

当時、私は大手芸能事務所で勤めてており、新規事業開発の一貫でYouTube事業を展開を進めていました。

YouTubeでは、ContentsIDというコピーコンテンツや参照コンテンツ(今でいう切り抜き動画等)に対して、制限や収益の徴収をする事が出来る仕組みをコンテンツ制作向けに提供される機能があります。

SNSが普及をして、4大メディアだけでなく一般人も含めてコンテンツの発信が出来るようになった時代背景です。
今後のIPやコンテンツ業界では、コンテンツの価値は、コンテンツパブリッシャーが作成したコンテンツの価値だけではなく、UGC(ユーザー作成コンテンツ)を含めた価値として捉えて、その上でビジネスモデルを作っていく必要が出てくる事が思い知りました。

芸能事務所のビジネスモデルの1つは、TVCMに出演する俳優や出演機会や露出度を極力減らし事で、ブランド価値向上させて、ブランドキャラクターとしての単価を向上させていく物になります。

私の働いていた会社では、有名俳優や女優が多く所属していた事もあり、特にその傾向が強くありました。

芸能事務所の考え方と、ユーザーが発信出来るようになる世界は根本的に相容れない価値観であった。

今でもエンタメ業界×ブロックチェーン技術へ夢を持ってしまう。

そんな中で、ブロックチェーンが著作権管理に対して有用である事を何かの本で知った。
設計は練る必要点や範囲は限られると思うが、YouTubeのContentsIDの様にブロックチェーン上で編集権や二次利用権等の管理を行い、収益が発生した場合はコンテンツ元へ収益が還元される仕組みを作れるのではないかと思っていました。
※エイベックスが2020年頃に開発していた「AssetBank」と内容が近い。

エンタメ業界から離れて、数年経ちますが、エンタメ×ブロックチェーンは一般化されて欲しいと今でも思し、ビジネスプランも幾らでも出てきて衝動的に何かをやりたと思ってしまします。
※記事を読んでエンタメブロックチェーンで何か考えてる人いればコメント下さい!

エンタメコンテンツで人に影響を与える事が出来ると私自身は信じています。

ただ、エンタメコンテンツに影響を受けたからといって、生活を得る事は単純ではないです。絵が上手い、歌が上手い、顔が良い、演技が出来る、話が面白い等の要素が無いとタレントやクリエイターとしてお金を生み出せません。
マネージャーや音響等の裏方になる事もエンタメ業界でお金を得る手段の一つですが狭き門ではある。

ブロックチェーンの技術がエンタメ業界に浸透して、好きなコンテンツやタレントのUGCを作成してコンテンツの魅力を紹介したり、自身の知り合いや周辺の人達にプロモーションを行う事で、少ないながらも収益を貰う事が出来る様になれば、今よりエンタメが人に影響を与える範囲が増える世界になると確信してます。

だから早く芸能事務所もブロックチェーンの可能性を信じて欲しい。

2021年:NFTブーム

ブームで参入したクリエイター達

正直2021年のブームで参入した多くのクリエイター側にも課題があったと思う。
※その多くは、今はNFTを一切語っていない又は黒歴史としている気はするが。。。

当時ブロックチェーンやNFTの文脈を知らず、ブームに流されて参入してきた多くのクリエイター達はNFTを新しい売り場としか捉えてしかいなかったと思う。

そんな中でGoh Uozumiさんは、必死に警告を鳴らしていたのは覚えている。
※下記Goh Uozumiさんの記事なので、機会があれば目を通して欲しいです。

エンジニアではないから技術を中心に詳細が分からないのは理解出来るし、黎明期であった事も理解出来るが、ただ売り場として捉えていたクリエイター達は「Open Sea」「Rarible」等のプラットフォームの名前以外は興味を持っていなかったのだと感じている。

「Open Sea」が共有コントラクト使っている事も、「独自コントラクト」についても理解する気がなかったと感じている。更には、ウォレットが無くても取引が出来る国産のプラットフォームが出たら、そちらに流れていったのは覚えている。

2022年:NFTを介して購入体験と所有体験が生まれる

NFTのブームが落ち着き始めた2022年の中旬頃より、「購入体験」や「所有体験」の文脈でNFTの販売をされているクリエイター達が居たのも覚えている。

私の知り合いの画家もその一人であった。
彼女はウォレットを介さないNFTを購入して「所有体験を知る事が出来た」と呟いていた。また、ウォレットを介さないNFTの販売も行っていた。

彼女の中では、トークンでのやり取りをする事ではなく、
購入ボタンを押してクレジットカードでの決済が承認される事が「所有体験」と捉えているのだと思い、愛想が尽きたのは覚えている。
※2024年10月現在もトークンは彼女のウォレットに移動はされていない模様。

蛇足だが、一部のアーティストを除いて、アーティスト達と距離を作った理由の1つでもある。

多くのクリエイター達が何を提供しているのかを理解していない

プロジェクトをする上で妥協をする必要がある等の理由で、100点の対応が出来ないのは一定の理解出来る。

実際に2021年の私が行ったNFTアートのプロジェクトも妥協をかなりしている。
ただその中でも「独自コントラクトは必須」、「お客さんがブロックチェーンやNFTを知らない場合はウォレット開設やPolygonScanの説明する」等の妥協点を探してプロジェクトを実施したのは良い思いである。

その中でアートの文脈を利用した事もあり「購入体験」や「所有体験」などお客さん達へ提供が出来たと思いたいし思っている。
※miinさんにも遊びに来て貰ったのも良き思い出だ。

私のプロジェクトが優れていたとは思ってはいないが、多くのクリエイター達がNFTやブロックチェーンの価値に向き合わずにる中で、アート×NFTに関して深く考えたプロジェクトだとは思っている。

私の知り合いの画家もそうだが、多くのクリエイターはNFTが何なのかを自分に落とし込まずに、参加をしていたのだと思う。何も落とし込まずにいた為、妥協点なども考えつかずにいたのだと思う。
そして酷い事に、自身が何を販売して、何にお金を支払ったかを分からないままだったのだろう。そして悲しい事にブームも去ったのだろう。

そして、何処かで想っているのかもしれない、ブームで参入したクリエイターもNFTやブロックチェーンの価値に向き合ってくれたら、ブームでなく、文化となっていたのではないかと。


本当はmiinさんのスレッドにサクッと返信するイメージで考えてました。ただ、書いてる内に思い切り脱線したり、感情的になりダラダラと文字数が増えて来ているので、一旦此処で切りVol1として、後日Vol2を発信しようかと思います。

Vol2では下記の内容を読んで思った事や思い出した事を書いて行こうと思ってます。


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