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余命10年

小坂流加・著

主人公は、茉莉という女性。

彼女はある日突然、不治の病に倒れ、主治医に余命10年と告げられる。その後、治療の甲斐もあって、ある程度体の状態が良くなり退院することができた後、ある人と出会い、人生の初の恋愛を経験、世界が愛おしくなる話。

人はいつか必ず終わりを迎える日が来ます。このような形になることは、誰にでも降りかかる可能性があります。その限られた時間が、いかに貴重で、速く過ぎ去ってしまうという感覚をこの本は伝えているように感じました。

人はいつ、その時を迎えるか分からない。だからこそ、今の一分一秒も大切にしていかなければいけないと思いました。

この本は今年の春、坂口健太郎さん、小松菜奈さん主演で映画化されました。


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