【話の主導権を掴む】プレゼンの導入『POINT話法』
商談や会議でプレゼンを行う際、どのように話し始めていますか?
話の主導権を掴み、相手に聞く耳を持ってもらうための『POINT話法』を紹介します。
■ 『POINT話法』とは
商談や会議の導入部分を以下の流れで話し進めることで、スムーズにプレゼンが行えるようになります。
Purpose(目的)
目的を伝えるOutline(概要)
概要を伝えるInput(相手の意見)
相手の意見を伺うTransition(移行)
本題に移行する
■ Purpose (目的)
人材採用サービスの商談における活用事例でイメージしてみましょう。
「本日は体育会に所属する学生を採用するためのイベントについてお話させていただきます。」
今回のプレゼンの目的を伝えます。
■ Outline (概要)
「まずは自己紹介をさせていただき、続いて御社の現在の採用状況や今後のご希望を伺わせていただければと思います。
その後、弊社が主催するイベント、サービスについてご紹介させていただきます。
最後の20分で意見交換をしたいと考えており、全体では約60分間を予定しております。」
全体の流れを共有しておくことで、お互いに緊張がなくなります。
また所要時間を伝えておくことで、相手も流れを把握しやすくなり、スムーズに進行することができます。
■ Input (相手の意見)
「この流れで問題がなければ本題に入りたいと思いますが、いかがでしょうか?」
相手に同意、意見を求めることで、気遣いができるという一面を見せることができます。
一言相手に話を振り、心配りをすることで、話が一方通行になりません。
■ Transition(移行)
「かしこまりました。それでは本題に移らせていただきます。」
このように話の全体を相手にも共有することで、どんな話をされるのかがイメージしやすくなります。
そうすることで、相手に聞く耳を持っていただき、スムーズにプレゼンをスタートすることができます。
目的 → 概要 → 相手の意見 → 移行
の順番を覚えておくだけで、プレゼンの質が上がります。
今日から使える話法ですので、ぜひご活用ください。