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毎日一人で頑張っているあなたへ

毎日、子どもと二人きりで過ごす日々。
あなたは本当に頑張っています。
「ワンオペ育児って、こんなに大変だと思わなかった…」
「毎日、子どもと二人きりだから、なんだか心細い」

そんな風に思っているママさん、本当にたくさんいらっしゃいます。
家事、育児、仕事…それらを一人で考えるのは、精神的にも大きな負担になりますよね。

ワンオペ育児をしていて孤独を感じやすい理由は様々ありますが、
私が経験してきたことを元にお話ししてみようと思います。

1.情報が多すぎて迷うとき
育児に関する情報があふれていて、なにが正しいのかわからない。
周囲の意見と自分の考えが違うことで孤独感を抱くこともあります。

私も、育児中に思いがけない一言に傷ついたことがあります。

職場で「子育て大変?」と聞かれたとき、私は何気なくこう答えました。

「うちの子おっぱいが大好きだから、まだ夜は必要なんです。」
すると返ってきたのは驚きの言葉。

「え?!もうすぐ2才なのにまだ飲んでるの?!早くやめたほうがいいよ!」

その瞬間、心がざわつきました。
“まだ飲んでるのはおかしいのかな?” “私、育児のやり方を間違えている?”

疑問と不安が頭の中をぐるぐる回り、その日から「断乳」を意識するようになりました。

意を決して試してみたけれど、当然うまくいかず…。
娘は泣き続け、私も寝不足になり、心が折れそうな日々が続きました。

「やめたほうがいいよ」という言葉に従っているはずなのに、なぜこんなに苦しいのだろう?
母親として間違ったことをしているのかもしれない…。

そんな気持ちが積み重なり、罪悪感と孤独感に押しつぶされそうになりました。

その後、ある先輩保育士さんと話す機会がありました。育児の話題になり、私は意を決して断乳の経験を打ち明けました。

すると、その先輩は笑顔でこう言ったのです。

「うちの子、4歳までおっぱい飲んでたよ!」

「きっと最後の子だから、娘の気が済むまで飲ませたくて。自然と離れたよ」と、にっこり。

その瞬間、心がふっと軽くなりました。

“自分のペースでいいんだ”と思えたのです。

育児は誰かの意見に左右されがちです。
職場や家族、ママ友からの何気ない一言で、自信を失うこともあります。

でも、赤ちゃんとお母さんのペースはそれぞれ違います。早く断乳するのが正解でも、長く続けるのが間違いでもありません。

大切なのは、自分と子どもにとって心地よいタイミングを見つけること。
他人の言葉に揺さぶられることもあるかもしれませんが、最後に決めるのは“あなた自身”です。

2.睡眠不足で心も体も疲れたら
子どもの夜泣きや頻繁な授乳により、十分な睡眠が取れず、精神的にも疲労し、孤独を感じやすくなります。

私は子育てで一番つらかったのは、睡眠時間が少ないことです。
母乳育児で育てていたので、1時間おきの授乳、夜泣き、おむつ替え、抱っこ。
これは赤ちゃんだから仕方ないと納得していました。
でも、一番辛かったのは夫の協力の少なさでした。大泣きする赤ちゃんを前に、寝ているから気付かないことがしばしば。その時、とても心細く感じました。
仕事をして頑張ってくれていることは有難いし理解しているのですが、育児は二人で協力するものだと思っていたので、どうしても納得がいかず、孤独を感じていました。
夜泣き対応はいつも私一人。 そんな日々が続いて、精神的に不安定でした。周りのママ友の話では、赤ちゃんはよく寝てくれるという話を聞いたり、旦那さんが起きて対応してくれるなんて聞いて、余計に悩んでしまうことも。そう聞くと相談しにくくなってしまうんですよね。

3.周りに理解してもらえないと感じたとき
私の場合、「保育士だから子育て得意でしょ?」と言われたことがありました。普段は明るく振る舞っていたので、悩みがないように見られていたようです。今なら笑い話ですが、当時はつらい気持ちを抱えることもありました。
子どもを育てていると、それまで以上に子どもについてのニュースが目に留まるようになります。
悲しいニュースもありますよね。

私は、大丈夫って思っていたけど、ふと、「これって、紙一重なんじゃないかな」と感じました。
人ごとにしてはいけないなと。
だから、市のカウンセリングを予約して意を決して試してみたものの、なかなかうまくいかず…
話の途中で、「お母さん、明るいから大丈夫!」
この一言だけ言われて終わりました。

緊急性がないと感じたのか、一言で済まされたときは本当に悲しかったです。
私の最初の相談では十分な対応が得られませんでしたが、その後信頼できる専門家に出会うことができました。専門家に相談することで新しい視点を得られることもあるため、ぜひ勇気を出して相談してみてください。

ここに述べた『なぜ』はほんの一部ですが、少しでもこれらの悩みが和らげば、育児は今よりもずっと楽になるはずです。

悩みは、思い立ったときに相談すると心が軽くなります。
「誰かに相談したいけど、どうしたらいいの?」 「同じような経験をした人に話を聞いてみたい」
こんな風に思っているなら、一人で抱え込まず、まずは信頼できる人に相談してみましょう。

相談できる相手は?
・パートナー
: まずは、パートナーにあなたの気持ちを伝えてみましょう。
家族や親戚: 両親や祖父母など、頼れる家族に相談してみましょう。
・友人: 同じような子育て経験のある友人や、子育てサークルに参加してみましょう。
・専門家: 助産師さん、保健師さん、保育士さんなど専門家のアドバイスを受けるのも良いでしょう。

相談するメリット
悩みを共有できる: 同じような悩みを抱えている人と話すと、気持ちが楽になります。 
客観的な意見が得られる: 外から見た意見を聞くことで、自分の状況を客観的に見ることができます。
新しい解決策が見つかる: 相談することで、新しい解決策が見つかることがあります。

私の経験から…
娘が少しづつ大きくなるにつれて悩みが増えていき、それを相談しても理解してもらえなかった経験があります。
否定的な言葉を言われたり、相談しても意味ないとふさぎ込んでしまったこともありました。

だからこそ私は否定したくない。
育児には正解がないからです。
これからどうしていくべきか、一緒に悩み考えます。
ワンオペ育児は、孤独を感じやすいですが、一人で悩む必要はありません。
まずは、小さな一歩から一緒に始めてみましょう!

このnoteが、あなたの心を少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
どんな小さなことでも、誰かに話すことで新しい道が見えてくるかもしれません。
一緒に前を向いて、子育てを楽しんでいきましょう!

もぐら

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