HSPの人と引き寄せの法則
最近自分がHSPなのではないかと感じ始めたので、HSP目線で引き寄せの法則を考えてみる。ちなみにWEBで簡易診断をしたら
HSP度:【中】
と診断結果が出た。
繊細。良い表現である。悪く言えばびびり、勇気がない、気合がない、
などとなるのだろうか。全てには表と裏があるのでどちらの面を見るかによって印象やイメージが変わる。
さて、宇宙の法則(引き寄せの法則)は感情がベースとなる。感情が放射され、その感情と同じ感情が返ってくる。ここがポイントである。
どんな良いことをしても感情が「ネガティブ」であれば「ネガティブ」が返ってくる。ここのネガティブはあくまで性質のことであって「良い」「悪い」ではないことを注意しておきたい。私たちは二元性の中に生きており、比較、ジャッジすることが無意識的に行われてしまう。
どんな行為をしても感情の性質によって返ってくることが決まってしまうので、感情が大切なことは理解できる。
少し前に”「繊細さん」の本”という本が注目を集めた。HSPと言われる「とても繊細は人」について書かれているHSPカウンセラーの方の本である。
技術の発達や多くの情報に触れやすくなったこの世界で、多くの病気が誕生している。今まで病名がついていなかった症状に病名が付き、疾患を持つ人口が増えてきている。これについては様々な意見があると思う。
このHSPについては私の中で良いことと思えた。
精神疾患は目に見えない、他人には分からないので例えばやる気がない、根性がない、気持ちが弱いだけ、と人間的に足らない部分があると認識されることがあった。しかし、HSPという病気が認識された世界ではどうだろうか。
本人や周りの人にひょっとしたらHSPなのかもしれないという認識が芽生える。今まで根拠がないことで責められたり、自分自身を責めたりすることがあったが変化が生じてくる。自他ともに認められるようになる。認められないこともあるだろうが。
これは大きな変化になると感じる。
ここで気を付けたいのはHSPだからという甘え。あくまでも性質が「とても繊細」であってそれを言い訳にしていたら発展に至らない。私は言い訳にしそうなので気を付けていきたい。
ここでHSPさんの特徴を紹介する。
①刺激に対してとても敏感
②まわりの影響を受けやすい
③一人でコツコツと取り組むことが得意
④興味関心が内向的
とあげられている。また、HSPにも様々な種類があり
①HSP・・・内向的で繊細さ敏感さを持つ
②HSP/HSS・・・内向的だが刺激を求めるが繊細さ敏感さを併せ持つ
③HSE・・・外交的だが繊細さ敏感さを持つ
④HSE/HSS・・・外交的で刺激を求めるが繊細さ敏感さを併せ持つ
と分類される。一概にHSPといっても様々なタイプに分かれている。
繊細さ敏感さを持っていると外的要因に影響を受けやすい。引き寄せの法則の観点から見ると、外的要因に影響されることは望んでいないことを引き寄せてしまう。HSPの方が引き寄せの法則を上手に活用するにはどうしたらよいのかと疑問が生じた。
WEBサイトを閲覧していると疑問とは対照的で引き寄せの法則に向いているという情報が多かった。想像力や感情が豊かでイメージング、ビジュアライズが得意なので引き寄せが働きやすいと。
その考え方は理解できる。
一人の時間を確保できれば可能だが、人と長い時間接する環境にいるHSPの方が果たしてそうなるかは疑問が残る。
環境にいる人々の性質によるとは思うが、自身で内面を整えることができた方が良いと考える。周りに影響されることにメリット・デメリットはあるが、自身でコントロールできないという事実がある。対して、自身で整えることはコントロールできることなので後者での内面の(感情)整え方を習得、習慣にすることは有用である。
感情が創造のスタートと考えているから見方が偏っているのか。他の視点も探った方が良いかもしれない。
長くなりそうなので、今回はここまでとする。
ではまた。