見えていないものに影響される?
西剛志さんの
「なぜ、あなたの思っていることはなかなか相手に伝わらないのか?」
に書かれていた内容で、
「見えていないもの」に影響される私たちの判断という章があった。
これを読んでいくと、私たちの判断は
94〜96%が無意識的に決定しているとのこと。
そして、「見えている」という意識はなくても、
目の前にあるものはすべて、視覚情報として
脳内に送り込まれています。
ここでさとうみつろうさんの「0 REI 上」の
内容をひっぱってみよう。
この本で、
1日で、目や耳などの器官を通って【数億もの生データ】が
入力されましたが、脳内の『短期記憶領域』に保存された
データは数十個だということです。
そして、それ以外の99.999%が『無意識領域』にデータ保存されました。
とあります。
私なりの考え方として、
短期記憶領域に保存されたデータは
RAS(毛様体賦活体)を通ったもので
それ以外のデータは無意識領域に保存されている。
この無意識領域に保存されたデータをもとに
無意識的に判断をしている。
そうなると普段、意識的に判断をしていると思っているが
無意識的に判断をしている。
という式が成り立つのではないだろうか。
さらに、その人の価値観や性格によって
無意識的に判断するベクトルが変わってくる。
価値観や性格も無意識的領域に含まれるのではないかと
考えるからである。
自転車を乗れるようになるのと同じように、
意識的に行っていたことの積み重ねることによって
無意識的に行うことができるようになる。
ゆえに、価値観や性格も無意識下にあるのではないか。
と考える。
どうしようもないじゃん。となる前に
無意識に物事を判断、選択をいているなら
普段しないような判断、選択をし続ければ
無意識を変えられるのではないだろうか。
無意識を作ったのは意識の積み重ね。
普段とは違う環境に整えてみたり
違う場所へ行ってみたり、
意識したい言葉や絵を飾ってみたり、
と自ら変化を促す環境を作ってみるのも
一つのきっかけになるかもしれない。