引き寄せの大前提
引き寄せの法則は「波動の共鳴するものが集まってくる」法則と考えると良いと考える。欲しいものや欲しい結果が引き寄せられるのではなく、自らが発した波動と同じ波動がやってくる。なので、必ずしも欲しい結果(特定された結果)がやってくるわけではないことを理解しておくことが大切である。
全ては波動(周波数)でできている
以前の記事で波動というものを確定的な表現としなかったが、曖昧な言葉は曖昧なものを波及させるので、今回から言い切るようにしていくのでご容赦いただきたい。
私たちの目に見えるものや目に見えないものは全て波動でできている。よって、物、空間、思考、感情あらゆるものには固有の波動がある。このことを前提として引き寄せの法則を扱わないと望む結果を得ることができない。何もかも波動と捉えることができる、という認識を持とう。
願望の立ち位置
同じ願いをするにもどういった状況や観念、感情、意識で願ったり行動をしたりするによって結果が変わることを知ろう。そもそも、願うということは、その願いは「今はない」という状況がないからこそ生まれる願いである。お金を有り余るほど持っている人は、お金が欲しいとは願わない。もうすでに持っているから。結婚している人は、結婚したいと願わない。もうすでに結婚をしているから。
何かを願ったり欲したりするということは、何かを失う、持っていないという状況が必要になるので、願ったり欲する立ち位置は「不足」という立ち位置になることを認識しておこう。では、引き寄せの法則を効果的に働かせるには(思うように)どうしたらよいのだろうか。
自身の波動を上げる
最初に書いたように、全ては波動でできており引き寄せの法則はその波動と同じ波動を引き寄せるという法則である。ということは、望むような波動を発していれば自然と望む波動がやってくる。簡単に言うとそういうこととなる。しかし、言うは易し行うわ難し。言ってできるならもうすでにできているはずである。ところがこういった考え方(信念)が引き寄せの法則を間違った方向へ導いているのである。「言うは易し行うは難し」は自分はできないと宣言していることにまず気づかないといけない。無意識に自分の波動を下げることを発しているので、意識的に自身の状態を確認することが大切となる。その積み重ねが波動を安定的に保ち、高めることに繋がるのだ。
潜在意識を見る
不意に出る言葉や、思考、感情を注意深く観察することが大切である。特に咄嗟に出るものを注意する必要がある。人の意識を「潜在意識」と「顕在意識」に分けられる。咄嗟に出るものは「潜在意識」から引き出される。潜在意識を直接見ることはできないが、出てきたものは知覚することはできる。それは、先ほど書いた不意に、咄嗟にでる言葉や思考、感情である。このいわゆる反応を細かく見ることによって自身の潜在意識が持っているものを発見することができる。何気ないことなので見過ごしてしまいがちであるが、この何気ないことこそが大きな気づきを与えてくれるだろう。
まとめ
・全ては波動でできている
・波動を出す時の立ち位置を意識する
・自身の波動を上げる
・顕在意識よりも潜在意識を意識する
(咄嗟に出る言葉や思考、感情)
難しく考えず、シンプルに捉え実践してみよう。