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反対へ動く

さとうみつろうさんの「0 Rei」を読んでいて目に留まった一文。


『心の中』に思っていることの真逆の方向へと【人体】は動く


矛盾しているように思ったが、腑に落ちた。
『暑い』と心で思っていると【冷たい場所】へと移動する。
『お腹が空いている』と心で思っていると【レストラン】へと移動する。


本当に逆へと移動している。


お金がないから稼ぐという行為をする。
幸せじゃないから幸せになろうとする。
平和じゃないから平和活動をする。


これは当たり前すぎて気付いていない。というか、この視点を知らないから気づくことができない。


これを引き寄せの法則に当てはめると、行動の逆が「心の中」と言える。
自分の行動を見ると「心の中」が見えてくる。


本にはこんなことも書いてある。


その人の【行動】とその人の『現実』の関係性も、正反対になっている。


承認欲求があると、それを満たしてくれない現実がある。
お金がないと思っていると、稼ぐ現実がある。


認めたくないけど、これが真実。


心の中は見えなくてコロコロ変わることなので、把握しづらいけど
現実や行動は把握できる。これを活かして客観的に見て、変化を起こしていく。


『心の中』と『現実世界』は同じになっている


無意識領域のことが現実へ投影される。
幼い頃に母親に愛されていないかもしれないと勝手に思い込んだとする。
顕在意識から無意識に移動する。無意識なので本人は忘れているが、無意識にしっかりと保管されている。
これは自転車の乗り方と同じで、乗り方は忘れている(無意識)けど、その人は常に行動として現れる。

愛されていないかもしれない、という体験を持っていると認められるような行動を取る。自転車の理論でいくと、無意識に認められるための行動を取る。しかし、行動は現実と正反対なので認められていない現実となる。


その本人は「気づいて」いないけど、認められるための【行動】を無意識に取り続けているんや。


無意識は便利だけど怖い。思考と行動の習慣を一回棚卸しした方がいい。


自由になりたいという心が不自由を生んでいる。
今の世界はそうなのかも知れない。


色んな視点がある。正解か不正解ではなくこういった仕組みがあること知って、自分にどう活かすか。


今日はここまで。おしまい。

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