ONE REPORT:ONEデータから見た「きのこ・たけのこ戦争」
巷では、
という「きのこ・たけのこ戦争」なる論争が繰り広げられているようです。
いつになっても決着がつかないとのことで、物議を醸しているとのこと。
ということで、今回は普段ONEで買い取っているレシートデータを使って、「きのこ」と「たけのこ」どちらが購入されているか、確認してみました。
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きのこ・たけのこの定義
一概に「きのこ」と言っても、日本で食用として売られているきのこは多くあります。
対して、たけのこはきのこと違って、生鮮売り場に置かれるのは旬の2〜5月、それ以外は加工されている瓶詰めや加工食品等が多くなるでしょう。
加工食品を除いてしまうと、たけのこの出現がほぼなくなってしまうでしょうから、今回はきのこもたけのこも「加工食品等で名称が記載されている商品も含む」こととしました。
今回、きのこの定義は、「きのこ・キノコ」という一般的な名称と、以下の「日本で食用きのことして市販されている種類」の名称、
たけのこの定義は、「筍・竹の子・たけのこ・タケノコ」という一般的な名称と、以下のたけのこ固有の名称としました。
購入場所はコンビニ・スーパーマーケットに該当する店舗としました。
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圧倒的「きのこ」
予想はしていましたが、レシート枚数の割合を比べてみると、旬真っ盛りの4月にたけのこが少し伸びるものの、9:1できのこが圧勝です。
種類も多く、普段使いがしやすい食材、旬があるとはいえ乾燥されたもの等、年中何かしら市販されているきのこに対して、主に旬の時に食べる【時期もの】たけのこ。
まともに戦うと、これくらいの差が出て当然かもしれません。
巷でよく聞く「きのこ・たけのこ戦争」。
ここまで容易に予想できて、実際も圧倒的なものであるにもかかわらず、なぜそんな論争が生まれたのでしょう…。
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明治「きのこ・たけのこ戦争」 =
きのこの山 < たけのこの里
そんなきのこ vs たけのこの争いで、たけのこが勝利できる唯一の戦場が明治のお菓子大戦です。
下記グラフをご覧ください。
※割合算出のため、「きのこの山とたけのこの里」シリーズ(両方を楽しめるパッケージ)は、両者それぞれに1カウントとしています。
圧倒的、とまでは行かないものの、「明治きのこの山 vs たけのこの里」では、たけのこ側が辛勝〜勝利を収めています。
普段の戦場ではほぼ全敗、いつも敗走しているたけのこも、明治の整えた【お菓子】という戦場であれば、強者きのこに勝つことができる…
たけのこにとって、明治から与えられた「たけのこの里」という字名は、たけのこ軍がきのこ軍と対等以上に戦える最後の希望なのかもしれません。
公式サイト:明治きのこの山・たけのこの里
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いかがだったでしょうか?
生鮮データも取得できるONEのデータ上で、「きのこ・たけのこ」を定義する際は「お菓子なのか生鮮なのか」をはっきり定義して探し出す必要がある、という紹介記事でした。
ONEでは、毎日全種類のレシートをユーザーの皆さんから買取り、回答いただいたアンケートの情報と併せて、多くの情報を分析しています。
今後も引き続き、データを分析・公開していきます。
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