ONE REPORT:旬の野菜、食べていますか?
みなさんは普段どれくらいの頻度で野菜を食べていますか?
旬の野菜を取るとカラダにいいということを聞いたことがある方も多いと思います。筆者は、家族全員野菜好きということもあり、買い出しの際は大量の野菜を購入しますが、やはり『旬の野菜』と聞くと、つい手が伸びてしまいます。
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さて、画像買取アプリ『ONE』では毎日、ユーザーのみなさんから様々なレシートを買取らせていただいており、膨大な購買データとして保有しています。(個人の特定はしておりません)
今回は野菜好き筆者が、直近1年間(2019年6月〜2020年5月)の夏野菜3種と冬野菜3種の購買数の変化を見ていきたいと思います。
野菜などの生鮮食品では、商品バーコードが発行されていないことが多いですが、ONEはレシートに記載されているテキスト情報を元にデータベース化しているので商品バーコードが発行されていない生鮮食品の購買情報も把握が可能です。
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では、まずは夏野菜です。
代表選手は「きゅうり」「トマト(ミニトマト含む)」「なす」です。下記のグラフは東京都中央卸売市場が出している統計情報から、「きゅうり」「トマト」「なす」それぞれの月ごとの流通量の割合を示したグラフです。
さすが夏野菜ですね。春先〜夏場の流通量が多くなっています。
続いて、ONEで収集しているレシートの中から、「きゅうり」「トマト」「なす」が実際に購入されたレシート数の推移を見てみましょう。(2019年6月〜2020年5月)
近年は温室栽培などで一年中、欲しい野菜を手に入れることは可能ですが、旬の時期の方が値段が手ごろなため夏場の方が購買レシート数が多いです。
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次に冬野菜を見てみましょう。
代表選手は「白菜」「大根」「長ネギ」です。東京都中央卸売市場が出している統計情報から「白菜」「大根」「長ネギ」それぞれの月ごとの流通量の割合を見ていきましょう。
白菜、大根は晩秋から2月にかけての流通量が多いですね。長ネギは白菜、大根ほど、流通量の波はありませんが、冬場にかけて流通量が多くなっていることがわかります。
続いて、ONEで収集しているレシートの中から、「白菜」「大根」「長ネギ」が実際に購入されたレシート数の推移を見てみましょう。(2019年6月〜2020年5月)
「大根」「長ネギ」は3月の購入数は落ちましたが、4月以降上昇していることがわかります。これはあくまでも筆者の推測ですが、外出自粛により自宅で調理をする方が増え、それに伴い消費量が増えたのかもしれません。
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購入時の価格はいくら?
それでは上記6種類の野菜が、実際にいくらくらいの値段で、みなさんが購入しているかを見てみましょう。
各野菜ごとの主な販売形式(レシート表記)をいくつかご紹介します。まとめ売り、バラ売りなど、様々な売り方がされており、価格も異なることがレシートから見受けられます。
上記のように、実際に購入された価格を見てみると、きゅうり、大根、長ネギは購入時の価格は安く、トマトは高いようですね。販売時の量(バラ売り、まとめ売り)も影響しているのかもしれません。みなさんがよく行くスーパーではいかがでしょうか。
このように、ONEではユーザーのみなさんから、レシートを始めとした沢山の画像データを買い取っています。今後も、みなさんから買い取った画像データから分析した統計情報を、色々と公開します。
こちらの記事で興味を持たれた方は、こちらよりONEをインストールできますので、ぜひ一度「画像がお金に変わる体験」をお試しください。
弊社のデータを元に分析したい、ユーザーの皆さんとコミュニケーションを取りたい企業の方がいらっしゃいましたら、Webページをご確認いただくか、直接こちらまでご連絡ください。
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