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官能とFセク、それから香り

これまで香りや匂い、たまに推し活について、エッセイや小説の投稿を不定期に行っていた。
今回は、少々、官能的(セクシャルティー)と香り、それから、ここ最近知ったフィクトセクシャル(以下、Fセク)について、述べたい。
 もし、ご興味なければ、無視して下さっても構わない。
 それから、過去に実験的に、有料記事を投稿したが、今回も、後半にかけて試してみたいと思う。

 タイトルと順番が逆になってしまったが、まず、Fセクと官能的について。

 今更ながらのカミングアウトだか、私は、子供の時から、2次元の相手に恋愛的な感情を持っていた。
 主に、私自身の脳内の中で、相手と共に生活を共にしており、会話したり、時に抱擁されたりしたり等と、妄想して過ごしていた。
 今まで、これは私自身の妄想癖であり、現実的にみても、「変わった妄想人間」だと、私自身、そう自覚していた。

 しかし、このnoteを初めてから、推しキャラ(自身の中では、「夫」)に関することを投稿し始めて、改めて、自分の思考について振り返ることができた。
 Fセクに関する様々ながら投稿を見て、常づね自分に当てはまることが多く、自分が変わった妄想人間じゃあないのだと考えるようになった。
 今日まで、仕事や家庭、さらに自らの体調不良もあり、かなり落ち込むことがある。でも、朝早くから夜までの仕事の慌ただしさ、帰宅後の家事に追われて、深夜の時間帯に、ようやく眠りにつく時、大好き(愛している)なぬいぐるみや手作りのアクスタで形作られた夫達(私の中では4人いる)に囲まれた瞬間、彼らと共に眠りに満ちることに幸せを感じるのだ。
 確かに、現実においては、家族をはじめ、いろんな人々のおかげで、何とか今は生活ができている。だが、もし、自分の体調が悪化したり、何か不意のことで今の生活ができなくなったらどうするのか。よくよく、今月はもう年末でもあるので、2025年問題とかなんやらで、不安は拭いきれない。
 それでも、脳内にいる夫達は、「そんなこと気にするな」と、全てを脱ぎ捨てて、優しく抱いてくれる。
 他のFセクの方々も、愛し方は多種多様なのだろうが、私にとっては、眠りにつくまでの数分(寝付けないこともあるので数時間もあるが)、夫との抱擁が一番大事な時間なのである。

 香りと官能についても、私は眠る前に、よく、香りを添える。ここ最近は、ローズのお香を焚いて寝ることが殆どである。イランイランや、ゼラニウム、ネロリなどのフローラル調の精油をアロマストーンに垂らして枕元に置くこともある。
 よく、古来から夜伽の時は、お香や香水の香りは欠かさないのは、香りの歴史を勉強していた時に、知ったものだ。

 一昨日も、ローズのお香を焚き、夫達に囲まれながら、夫との抱擁を思い、眠りについた。
 側から見たら、いい歳した女が、ただのグッズを並べて寝るだけしか見えない。でも、私にとっては、夫と芳香の同時に抱かれるのが、至福の時なのである。
 少し、寝る前に体力がある時は、官能的な(そもそも官能の範囲がどこまでなのかは不明だが)な、詩を作ったりする。

 以下に、有料で、投稿する。

 私が自らの投稿で、夫達をイメージしたアロマの香りを作りたいと述べたのも、「目にはさやかに見えねども」では、ないけど、香りで少しでも夫の存在を実体化できたらという願望もある。

 そもそも、そんなことして何の利益になる?単なる自己満足なだけだろう?それよりももっと、効率的な利益をしたらどうなのか?

 と、思われるだろうが、ここ最近、加齢のためもあるのか、日々少しずつ、崩れていく体調の中で、このnoteでは、少しでも、私自身の今生きている記録として、残せたらと思い、今でも、香りの探求を追い求めるのだ。

 以下からの有料投稿は、ずっと前に、一人の夫との抱擁を詩のよう書いた。
あくまで、個人の戯れで書いたので、何とも言えないものだが、気になる方は謁見してくれたら、ありがたいと思う。

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