雑記23 サッカー、ギュンドアン、アウトサイドのタッチ
(1000〜1200文字)
サッカーの2022年のワールドカップ・カタール大会、日本対ドイツの試合の中の、ある場面が心に残っている。
以下、あくまで記憶を頼りにした ラフスケッチといったもので、不正確な描写があるかもしれない。そうした誤りがあった場合は、気付き次第、修正していきたい。
前半途中(正確な、何分か、ということは覚えていない。近いうちに確認したい。) 、
ギュンドアン選手(以下、ギュンドアン) がドイツ側から見て左サイドにて(サイドラインより少し内側に入ったところで) 日本側のゴールラインからはおそらく40mくらいの位置で発生した場面だったと思う。
テレビ中継では、画面の奥側のサイドにて発生したプレーだったと思う。
前田大然選手が、ドイツ側から見て左サイドでボールを保持していたギュンドアンに プレスをかけて、ボールを奪取しようとした。
ギュンドアンから見ると、おそらく、時計の針で言えば、自身の前方から見て 2時や1時半の方向から前田選手が走り寄ってくる。
その時に ギュンドアンは、自分の正面、足元寄りにボールを保持していたと思うが、右のアウトサイド・外側で深めにボールをタッチして (アウトサイドにてボールへの接触面積を大きめにタッチして ) 、時計の針で言えば 3時の方向に ボールを動かして、前田選手のプレスと奪取の試みからボールを逃し、引き続きボールをキープして、次のプレーに移行していった。
前田選手はギュンドアンの前にあったボールを奪取しようと勢いをつけて走り寄っていて、結果としてギュンドアンと入れ替わる形になってしまったように思う。
この、アウトサイドでの かわす動きの動作・モーションがコンパクトで、さりげないワンシーンだが、見事な動きだ、と感じて印象に残った。
アウトサイドでの巧みなボールタッチを見るのは自分にとって楽しい。自分は、この頃はサッカーの試合をそれほど多く見れていないのだが、少ない試合数の鑑賞の中にもアウトサイドでのタッチやキックで自分にとって魅力的に感じるプレーをいくつも見かける。
そうしたプレーの一つ一つは、試合鑑賞の中で 輝きを持って自分を楽しませてくれるが、気づけばどんなプレーがあったか 記憶の中に次第に埋没してしまうことが多い。
こうして一つ一つのプレーに自分なりにスポットライトを当てて、少しでも 言葉にて表現して 自分の記憶の中に明確に席を与える、という一手間を加えることで、記憶の中で埋没しがちな あれこれのシーンを より味わえるようにしていきたい。