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【Audible本の紹介28】QQEnglishの創業者が40歳で英語を習得した方法とは?(藤岡 頼光)

今回紹介するのは、2016年に発行された「40歳を過ぎて英語をはじめるなら、TOEICの勉強は捨てなさい。」です。タイトルとは、少しずれますが、QQEnglishの創業者が40歳で英語を習得した方法を自ら紹介されている本です。今回、Audibleで聞いたので、その内容を投稿します。

本書は、QQEnglishの創業者である著者の自伝的な内容の中に、自分自身が成功した英語学習法が紹介されている本です。

著者の藤岡さんは、もともとは英語力ほぼゼロのバイク便会社の社長で、40歳で一念発起して英語の勉強をはじめ、ビジネス英語をマスターしました。

その過程で、フィリピン人講師から英会話を習った経験から、フィリピン人講師による現地英会話学校・オンライン英会話スクール「QQEnglish」を創業という経歴の人です。

そんな人だから言える英語学習法は、説得力があります。毛色の変わった本かと思いましたが、そんなことはありませんでした。

英語学習法は大きく3つの要素から成り立っています。
※他にも複数の要素が紹介されており、3つは自分が特に重要と感じたもの

まず、英語の例文の徹底暗記。
次に、例文を実践で使うことで体にしみこませる。
その上で、英会話の前には、少ないインプットを補う準備を行う。

著者の経験に基づく説明は、わかりやすくシンプルで、お勧めの本です。

1 英語の例文の暗記

 暗記した英語の例文は378本(DUOセレクト)。
 フィリピン英語講師に手伝ってもらい、繰り返し練習。
 例文を暗記した後で、必要な文法を教えてもらった。
 入れ替えすると良い類義語や反対語を追加で暗記。

2 例文を実践で使う

 英会話では、ひたすら覚えた例文を使うことで、会話を成立させる。
 コツはできないことは捨てること。
  ※例文で対応できないことは話さない。
 「正確に話す」は捨てる
 「細かいニュアンス」は捨てる
 「日本語で考えてから訳す」は捨てる
 「聞き取りは100%」は捨てる(7割でOK)

3 少ないインプットを補う準備

 英会話をする相手に関する情報をもとに、必要な単語を予習する
 相手に合わせた自己紹介の英語を準備し暗記しておく
 暗記した378の英文を忘れないように、短時間でよいので習慣的な復習

以上、シンプルな主張の書籍であり、それが良いところと思います。

最後に、QQEnglishのサイトを紹介しておきます。


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